ガスコンロの交換で知っておきたい3つのポイント

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ガスコンロは毎日使うため、消耗ははやいものです。ガスコンロが古くなれば買い替えや交換が必要になりますが、ガスコンロの設置や交換は注意深く行いましょう。思わぬ事故にもつながりかねません。それでも、自分でできるところはDIYで対応したいものです。それでは、ガスコンロを交換するとき、何を注意するとよいのか、3つのポイントを考えてみましょう。

  1. ガスコンロの交換方法
  2. 資格と安全を確認しよう
  3. ガスコンロの処分方法

1.ガスコンロの交換方法

1-1.寿命を見定めよう

ガスコンロはしっかりとメンテナンスをするなら、10年は使用できます。ですから、ガスコンロに不具合があっても、すぐに故障と決めつけるべきではありません。掃除をしていなければ、ガスコンロが目詰まりし、炎がしっかりとでなくなります。本来は10年使用できるガスコンロが、2年や3年で傷むこともあるのです。とはいえ、ガスコンロの不具合は思わぬ大事故にもなりかねません。おかしな状況を見つけたなら、決してそのままにせず、専門家に確認しましょう。

1-2.買い替えるときの注意事項

ガスコンロを買い替えるときは、サイズとコンロのタイプ、そしてガスのタイプの確認が必要です。まず、サイズですが、特にビルトインコンロの場合は大きさの確認が必要でしょう。購入する前に外枠を取り外し、ビルトインコンロを収める開口部の大きさを確認してください。コンロのタイプとしては、ビルトインコンロか据え置きコンロかの違いの確認が必要です。また、プロパンガスなのか都市ガスなのかも確認してください。

1-3.ガスコンロをDIYで交換する方法

据え置きガスコンロの場合は、ガスの元栓からホースが出ており、ガスコンロへ接続しています。据え置きガスコンロを交換するのはDIYで十分可能です。マイナスドライバー1つで十分でしょう。コンロを交換するときはガスの元栓を閉めることを忘れないでください。ビルトインコンロの場合、DIYでできることは限られています。ビルトインコンロの場合、ガスは多くの場合、ガス管で接続しているからです。ガス管の接続部分の交換は資格がない人にはできません。必ず、ガス工事業者の有資格者へ依頼してください。

2.資格と安全を確認しよう

2-1.ガス工事の資格について

ガスコンロは安全のために、ホースではなくガス管で接続するケースが増えています。ですから、ビルトインコンロに限らず、ガスがどのように接続しているかを確認しましょう。特にビルトインコンロのように埋設している場所での接続部分には、ガス管を用いるケースがほとんどです。ガス管で接続しているガスコンロは、必ず資格をもった人が作業しなければいけません。

2-2.リスクと法律遵守を考えよう

DIYでは通常プロに頼むところを自分で行うケースが多いでしょう。しかし、ガス工事や電気工事については、はっきりとした有資格者の必要性が法律で定められています。そのため、自宅の工事でも勝手にはできません。法律を守るためにも、ガス工事はプロに頼むのが大切ですが、費用とリスクを考えるのも大切です。ビルトインガスコンロの交換も、自分でできる部分はたくさんあります。そのため、ガス管の接続部分だけの工事依頼なら、3,000円ほどで済むケースもあるのです。3,000円を節約するために、法律違反をし、ガス漏れのリスクを抱えるのは割に合いません。しっかりとリスク管理と法律遵守をしたいものです。

2-3.交換とメンテナンスでの注意事項

ビルトインコンロの場合、自分でどこまでの作業を行うかを決めるのも大切です。ガスコンロの安全性は、ガス管の接続も大切ですが、ガス台の安定感も大切でしょう。重い鍋を置いて、ぐらつくことがあっては危険です。そのため、ガスコンロの設置状態もしっかりと安全確認してください。また、交換の際のガスコンロまわりの掃除もしっかりとしましょう。こびりついた油には引火の危険もあります。自分でメンテナンスをできるようにするために、自分でできるところは依頼せずに行いましょう。その後のメンテナンスや掃除も自信をもってできるようになるはずです。

3.ガスコンロの処分方法

3-1.自治体のルールを確認しよう

大型家電は家電リサイクル法の対象となり、勝手に処分できません。しかし、ガスコンロは家電リサイクル法の対象外であるため、自治体に処分方法の指導を行っています。対応方法は自治体によって異なるため、自宅地域での処分のルールを確認しましょう。通常、自治体のホームページを確認すれば、情報が公開してあります。地域によっては、通常のゴミとして処分することが可能です。また、自分で解体できるなら、それぞれのパーツに解体して、燃えないゴミなどとして廃棄もできるでしょう。自治体によってはそのような処分は無料でできる方法とはいえ、時間がかかるのでおすすめはできません。また、決められた日時に処分するのも難しいものです。

3-2.家電量販店での回収

家電量販店などで古いガスコンロを回収するケースもあります。買い替えの際に引き取ってもらえるなら便利でしょう。しかし、自分で持ち込むには手間がかかります。持ち込んでも引き取ってもらえないケースもあるため、事前によく確認してから持ち込みましょう。また、必ずしも回収が無料とは限りません。回収費用がかかるかどうかもきちんと確認してください。

3-3.無料回収を依頼する秘けつ

不用になったガスコンロを処分するための最もおすすめの方法は、送料無料の不用品回収を活用することです。パソコンや液晶テレビ、スマートフォンなどの不用品が1つでもあるなら、だれでも活用できます。箱に不用になったパソコンやスマートフォンを入れ、そのほかに不用なものをいくつでも同梱(どうこん)してよいのです。箱に入れたものをすべて無料で引き取ってくれます。対象商品と同梱(どうこん)対象商品を確認して、合致するものを送付するなら、送料も回収料も無料となるのです。不用になったガスコンロを処分するためには1番便利な方法でしょう。

まとめ

いかがでしたか?ガスコンロの交換は慎重に行いましょう。自分でできる部分もたくさんありますが、資格が必要な部分は、必ずプロに依頼してください。不用になったガスコンロは、無料の不用品回収を活用するのがおすすめです。回収を無料にするためには、対象商品を少なくとも1つ同梱(どうこん)してください。同梱(どうこん)対象商品ならいくつでも詰め込めます。

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