必見!!狭い部屋に住んでいる方。収納の工夫とアイデアとは!?
2016/06/15
広くて収納たっぷりで家賃が安い部屋、というのが多くの方の理想でしょう。
しかし、現実はなかなか難しいものです。
特に、東京や大阪などの都市部ではワンルームでも広ければそれなりの家賃がかかるでしょう。
しかし、狭い部屋も決して暮らしにくいわけではありません。
そこで、今回は狭い部屋の収納の工夫についてご紹介しましょう。
通常、ワンルームでもクローゼットなどの収納スペースがついているものです。
しかし、狭い部屋の場合は収納スペースを削ってキッチンやバストイレなどがついている物件も珍しくありません。
- 日本人は昔から狭い部屋に住んでいた?
- 部屋における収納スペースの役割とは?
- 狭い部屋でものをすっきり収納するコツ
- 狭い部屋の整理整頓のコツ
- 不用品を効率よく捨てる方法
- 狭い部屋の収納術お役立ち情報
- 狭い部屋の収納にかんするよくある質問
収納が全くない部屋でもこの記事を読めば、収納スペースを作りだすことができるでしょう。
1人暮らしをはじめるための部屋がとても狭い、という方。
家の中に狭い部屋があり使い道に困っているという方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
1.日本人は昔から狭い部屋に住んでいた?
日本の住宅は、もともと欧米に比べるとかなりコンパクトです。
特に、前述したように東京や大阪などの都市部では、ワンルームも4.5畳~5畳という広さが多く、ファミリー向け物件でも10坪以下の狭小住宅といわれるものが少なくありません。
部屋が狭くなると、まず削られるのが収納スペースです。
クローゼットや押し入れなどは小さいものでも0.5畳くらいはありますから、5畳くらいの部屋では取りつける余裕もないことが多いでしょう。
また、狭小住宅の場合は家族で住むので収納スペースの少なさが、より大きなデメリットに感じられると思います。
特に、子供のものの収納に苦労するかもしれません。
しかし、デメリットばかりではないのです。
広い収納スペースは管理もそれだけ大変になります。
たとえば、クローゼット収納などはそれだけで何冊も本が出るほど収納の仕方に悩んでいる方が多いのです。
また、「収納スペースがあるから」とつい余計にものを買ってしまう方もいるでしょう。
それが習慣化すると、お金を浪費しがちになります。
つまり、収納スペースが少ない狭い部屋の方が、持ちものを把握しやすく節約にも便利なのです。
ですから、デメリットばかりでなくメリットにも目を向けて、狭い部屋の生活を楽しんでみましょう。
2.部屋における収納スペースの役割とは?
収納スペースとは、文字どおり収納専用の部分です。
日本の家では押し入れ、納戸などが該当しますが、最近はクローゼットだけという家も増えています。
収納スペースがあれば、それだけ部屋を広く使えるでしょう。
また、ものを置く場所が自然と決まるので、部屋の整理整頓がしやすくなります。
収納スペースが全くない部屋でも、収納家具を置けば収納場所は作れるでしょう。
しかし、その分部屋は狭くなります。
ただでさえ狭い部屋なのですから、空間はできる限り有効活用したいものです。
そこで、ベッドの下、壁、天井付近のデットスペースなどを可能な限り活用しましょう。
3.狭い部屋でものをすっきり収納するコツ
では、狭い部屋でものを効率よく収納するには、どうしたらよいのでしょうか?
この項では狭い部屋の収納アイデアや、収納の工夫をご紹介していきます。
参考にできることはぜひ参考にしてください。
3-1.収納スペースに収納したいものを厳選する
狭い部屋の収納スペースは、普通の部屋の収納スペースより狭いです。
ですから、入れるものを厳選しましょう。収納スペースに優先して入れたいのが、使う季節が限られているものや、人目に触れたくないものです。
たとえば、洋服やおもちゃ、赤ちゃん用品などが部屋に無造作に置いてあると、整頓されていても乱雑な印象を与えがちになります。
逆に、1日に何度も使うものならば、部屋の中に置いておいても大丈夫でしょう。
さらに、服、おもちゃ、本などはいつのまにか量が増えてしまいがちなものです。
狭い部屋ですっきりと生活するためには、こまめに持ちものを見直して不用なものはどんどん始末していきましょう。
3-2.収納スペースを増やす方法
しかし、いくら持ちものを厳選しても、収納スペースが狭ければ足りなくなります。
そこで、収納スペースを増やしてみましょう。
ぜひ利用したいのが、ベッドの下や壁です。
ベッドの下はかなり大きなデットスペースになっています。
パイプベッドならば、下に衣装ケースなどを入れましょう。
これでタンスの代わりができます。
また、マットレスの下が物入れになっているベッドもあるのですが、この場合は開ける方向をよく確認してから購入しましょう。
開けにくい物入れは、自然と利用しなくなります。
また、もう一か所活用したい場所は、壁です。
持ち家ならば、壁一面に作りつけ収納を取りつける方法もあるでしょう。
天井までの大きな収納スペースができます。
賃貸物件の場合は、壁に金属製のネットをつってみましょう。
金属製のネットは丈夫なので、いろいろなものがつれます。
特に、ワンルームのキッチンにネットを1枚取りつけるだけで、調理器具の収納場所ができるでしょう。
また、壁と壁の間が近ければ突っ張り棒を通すという方法もあります。
今は、重いものをつっても大丈夫な太いものが販売されていますので、利用してみてもよいでしょう。
100円ショップで買える細いものでも、何本か組み合わせればトイレットペーパーくらいは置けるようになります。
4.狭い部屋の整理整頓のコツ
狭い部屋はどうしても荷物が多く見え、ごちゃついた印象になりがちです。
この項では、狭い部屋をすっきりと見せる工夫やアイデア、コツをご紹介していきます。
こちらも、参考にできそうなものは、どんどん実践してみてください。
4-1.引っ越し前の注意点
狭い部屋は、予想以上にものが入りません。
ですから、あれもこれも持っていこうとすると、収納に苦労することになるでしょう。
今は、日本中どこにいっても大抵のものは手に入ります。
必要なものは現地調達してもかまいません。
最初から必要なものをもって引っ越すよりは、引っ越してから必要なものを整えていった方がすっきりとした部屋になるでしょう。
4-2.収納の基本は、出しやすく入れやすいこと
狭い部屋では、どうしても収納場所が目につきやすくなります。
ですから、「見せる収納」にこだわる人もいるでしょう。
しかし、見た目だけを優先すると出しにくく入れにくい収納になります。
整理整頓が苦手な方の場合はなおさら、収納が面倒くさくなって部屋が散らかりやすくなるでしょう。
ですから、見せる収納よりも出しやすくしまいやすい収納になるように工夫してください。
見た目が気になるならば、布などで目隠しをしましょう。
カラーボックスにすっぽり収まるようなかごを使っても、目隠しになります。
4-3.広く見せるレイアウト
壁が見える面積が多いほど、部屋は広く見えます。
ですから、家具はできるだけ背が低いものを選びましょう。
さらに、部屋に入ってきたときに視線が窓の方に抜けるようなレイアウトにすると、狭さを感じさせません。
これを、視線の抜け効果というのです。
しかし、背の低い家具はそれだけ収納力も低いでしょう。
そこで、背の高い家具を置きたい場合は、入り口のすぐそばに置き、部屋に入ってすぐには視界に入らないようにします。
それだけでずい分違うでしょう。
4-4.家具の色は2色まで、淡い色に統一しよう
カラフルな家具を使いながら、ポップでキッチュな部屋を作ってしまう人もいますが、それはインテリアの上級者です。
家具の色は2色まで、床や壁の色に合わせましょう。
また、色の濃いものの方が、圧迫感を覚えます。
できるだけ淡い色でそろえるとよいでしょう。
そうすれば狭い部屋も広く見えます。
5.不用品を効率よく捨てる方法
さて、狭い部屋で快適に暮らすためには、不用品を効率よく処分できるかどうかがカギです。
この項では、不用品を効率よく処分する方法をご紹介します。
す具にでも実践できる方法もあるのです。
5-1.自分なりのルールを作る
洋服や本、子供のおもちゃなどは気が付くと増えているものです。
また、食器や調味料なども増えやすいものの代表格でしょう。
このようなものは、「後でまとめて片付けよう」と思うと、どんどんおっくうになっていきます。
ですから、「1年使わなかったら捨てる」などのルールを決めて、必ずそれを守りましょう。
例外を一度許してしまうと、そのままなし崩しにものが捨てられなくなってしまいます。
5-2.ゴミの日は入念にチェックしておく
自治体のゴミ出しのルールは年々厳しくなっています。
不燃ゴミ、粗大ゴミなどは月に2~3回というところも珍しくありません。
ですから、ゴミの日に合わせて不用品を仕分ける方法を採ってもよいでしょう。
狭い部屋はゴミの置き場所にも苦労するはずです。
翌日すぐにゴミ捨て場に出せるように、玄関先に不用品をまとめられれば満点でしょう。
なお、自治体によっては粗大ゴミが優良なところもあるので、底もチェックし忘れないように注意してください。
5-3.リサイクルショップを利用しよう
まだ使えるものを捨てるのに抵抗があるという場合は、リサイクルショップやインターネットオークションを利用して、不要品をリサイクルしましょう。
ただし、どんなものでも売却できたり落札者が出たりするというわけではありません。
古いものや管理の悪いものはよいものでも売れないでしょう。
特に、服はブランドものでも流行(りゅうこう)があります。
バッグやポーチよりも値段がついている期間が短いのです。
ですから、不要になったらできるだけ早く処分しましょう。
そうすれば、服でも買い手がつきやすくなります。
5-4.自治体が回収できないものって何?
家電リサイクル法対象家電(冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビ)やパソコンは、法律によって処分方法が決まっているので、どの自治体でも「ゴミ」として回収はできません。
ですから、法律に沿って回収を依頼する必要があります。
事情があってどうしても今すぐに回収してほしいという場合は、不用品回収業者を利用しましょう。
有料ですが、家庭から出る不用品なら大抵回収してくれます。
6.狭い部屋の収納術お役立ち情報
イエモ 狭い部屋の収納術
写真入りで、工夫が一目で分かるサイト。実践するのも簡単です。
クローゼットがない部屋の収納術と手作りクローゼット
意外なものでクローゼットが作れるという実践例です。ぜひ参考にしてみてください。
海外に学ぶ狭い部屋の収納術/レイアウト/家具
狭い部屋がここまでおシャレになる、という実践例です。似たようなものを購入してまねしてみてもよいでしょう。
7.狭い部屋の収納にかんするよくある質問
Q.賃貸物件の狭い部屋です。壁にくぎを打ってつるす場所を作っても大丈夫でしょうか?
A.管理会社、大家さんに相談してください。許可が出れば大丈夫です。
勝手にくぎを打つと、修繕費を請求されるかもしれません。
Q.部屋が狭いのでベランダに物置を置きたいのですが、可能ですか?
A.ベランダはいざというときに避難通路になります。
ですから、避難の邪魔にならないようにすれば大丈夫です。
Q.押し入れがない家、やっぱりベッドの方がいいでしょうか?
A 押し入れがないと、布団がしまえませんので、ベッドの方がお勧めです。
ベッドの下は有効に使いましょう。
Q.トランクルームを借りたらすっきり片付くでしょうか?
A.トランクルームを借りれば確かに収納は増えます。
しかし、屋内の収納スペースのように自由に出し入れは難しいでしょう。そこをよく考えて借りましょう。
Q.四方の壁をすべて収納スペースにしたらかなり収納場所が増えそうですが大丈夫ですか?
A.四方の壁をすべて収納スペースにするとひどい圧迫感を覚えるでしょう。お勧めできません。
まとめ
いかがでしたか?今回は狭い部屋の収納術についてご紹介しました。
整理整頓をこまめにし、持ちものを厳選するだけで狭い部屋でも快適に暮らせるでしょう。
今は、電子機器の発達で持ちものを減らしてもそれほど不住なく暮らせます。
ぜひ実践してみましょう。