衝動買いがやめられない人へ!〜衝動買いのデメリットと抑えるコツ〜
2015/12/07
2015/12/09
やめなければ!…とわかっていても、つい衝動買いをするクセが治らないとお悩みの人は少なくないでしょう。衝動買いはお金がたまりません。モノがあふれて部屋が散らかるだけです。そこで、衝動買いを抑えられる方法をご紹介しましょう。
目次
1.騒動買いをする人の特徴
衝動買いは、お金の無駄使いになるし、モノも増える一方です。
けれども、「どうしても衝動買いが止められない」とお悩みの人は少なくありません。
ひとくちに衝動買いといっても、結果的にいい衝動買いとなる場合と、ただのお金の無駄使いとなり後悔だけが残る場合があります。
自分の趣味や仕事で必要なモノを衝動的にフンパツして購入した場合、有効に利用できれば後悔はないでしょう。
けれども、必要ではないモノをセールストークに乗せられたり、みえをはったりして衝動買いしてしまうと必ず後悔します。
後悔するとわかっていても、思わず衝動買いをしてしまう人には共通する特徴があるのです。
1-1.日常でストレスを抱えている
仕事・生活環境・人間関係・将来の不安などで強いストレスを感じている人は、衝動買いをする傾向にあります。
日常のストレスを買い物で発散しているので、衝動買いがやめられないのです。
1-2.社交家でみえをはる
社交的で人付き合いがよい人は、いろいろな場所に顔を出すので人目を気にします。
「同じ洋服ばかり着ていると思われたくない」「いつもオシャレな人と思われたい」というみえが働き、ついお金がなくても新作の洋服やシューズに手を出してしまうのです。
1-3.気持ちが落ちると「小物」を買う
悲しいこと、いやなことがあって気分が落ち込んだときに、かわいい雑貨やコスメなどちょっとした「小物」を衝動的に買ってしまう人がいます。
また、スイーツやパンなどを食べきれないほど買い込むと気分がすっきりする人もいるようです。
高価ではないけれども必要でもないモノを買う行為が、精神安定剤のような役割をしてくれるのでやめられないのでしょう。
1-4.セールや値引き、限定品に弱い
必要でもないのに、セールや値引き品となると「買わなければ損をする」とあせってしまう人は、特に欲しいわけではないのに衝動買いに走ってしまいがちです。
また、「限定品」といわれると途端に欲しくなる人も、衝動買いの誘惑に負けてしまいます。
1-5.自己評価が低い
自分はダメな人間なのかも…と、すぐ思ってしまう人は自己評価が低い人です。
そして、自己評価の低い人は衝動買いに走る傾向にあります。
自己評価の低い人は、他人と比較することで満足感(もしくは劣等感)を得る、人の評価に流されやすいなどの傾向にあるようです。
そのために、誰が見ても「高価なモノ」とわかるブランド品を衝動買いします。
たくさん所有することで自尊心が満足するのです。
2.衝動買いのデメリット
衝動買いはメリットになることは少ないようです。
一時、気分は晴れますがデメリットのほうが多いでしょう。
2-1.お金がたまらない
お財布にお金があると、すぐ何かを衝動的に購入してしまうのでお金がたまりません。
給料日になるとショッピングに行ってアレコレ必要のないモノまで購入し、次の給料日まで毎日カップラーメンで食いつなぐという生活を送る人も少なくないのです。
2-2.モノが無駄になってしまう
パソコンやデジタルカメラなどを衝動買いしたものの、使い方がよくわからず放置したまま…という人は多いようです。
衝動買いはお金の無駄使いにもなりますが、モノも無駄にしてしまいます。
2-3.不要品でクローゼットが埋まる
衝動買いがやめられない人は、トレンドの洋服を次々と買ってしまいます。
けれども、タグが付いたままクローゼットのなかで放置している洋服もたくさんあるのです。
洋服のみならず、一度も使っていないバッグや服飾雑貨など、不要品でクローゼットがはちきれそうという人も多いでしょう、
クローゼットや収納スペースが衝動買いしたモノであふれているので、整理整頓ができず汚部屋化している人もいます。
2-4.買い物依存症になってしまうことも
気分が落ち込んだとき、いやなことがあったとき、衝動買いをすると気分がスカッとしたという経験がある人は少なくありません。
けれども、衝動買いを習慣にしてしまうと、買い物依存症になってしまう危険性もあります。
最初はささやかなモノだったのが、どんどん高額なモノが欲しくなり、お金がなくても借金をして購入するようになってしまうのです。
そして、罪悪感にさいなまれながらも、そんな気分を晴らそうとさらに高額なモノを買ってしまう…という悪循環になってしまいます。
3.衝動買いを抑える方法
衝動買いを抑えるにはどのような方法があるのでしょうか。
3-1.現実に向き合う
衝動買いに走る人は、自分の給料・さまざまな引き落とし金額・1か月の食費や光熱費など、必要な金額を把握していないことが多いようです。
自分の収入はいくらなのか、支払いはいくらなのか、1か月に必要な交通費や食費は最低いくら必要なのか…はっきりとした金額を知りましょう。
おのずと、自分が買い物にいくら使えるのか限度額がわかります。
現実に向き合うと、衝動買いをしている場合ではないという気持ちになるものです。
おこづかい帳や家計簿などを付けると、いやでも収支がはっきりわかります。
面倒に感じても、衝動買いとさよならするために、ぜひ、挑戦してください。
3-2.予算を決める
自分が1か月に使っていい金額を決めましょう。
使える金額をクオカードに替えて、その金額内で買い物をすることでコンビニやドラッグストアでの衝動買いをやめることができたという人もいます。
3-3.給料日に貯金をする
給料が振り込まれる口座とは別に、普通預金の口座を作りましょう。
給料日になったら、その口座に「買い物資金」として決まった金額を入れるのです。
ATMでお金を引き出すたびに通帳も記帳してください。
残高を見ると、「今月はもう使えないな」など、自分でコントロールができるようになります。
3-4.思いきった「断捨離」を実行する
時間のあるときに、部屋中の不要品を処分する「断捨離」をしてみましょう。
クローゼットやタンスのなか、チェストやドレッサーの引き出しなどに、着ていない洋服、使っていない化粧品やアクササリーなどがあるはずです。
買ってから1年以上使用していないモノは、思いきって処分しましょう。
まだ、使用できるモノや未使用品はリサイクルショップに売却する方法もあります。
また、衝動買いをしたものの「使っていない」「不要になった」などのパソコンやスマートフォン、タブレットなどは処分に困るものです。
個人情報を自分で完全に消去しなければならず、手間もかかります。
それらの製品を処分するときには、専門の回収業者に依頼するほうがおすすめです。
専用の消去機器で完全にデータを消去してくれる業者なら安心でしょう。
無料相談・無料回収サービスを提供し、実績がある業者に依頼してください。
3-5.整理整頓された空間を保つ
いらないモノを処分すると、クローゼットや部屋のなかがスッキリします。
スッキリとした状態になると、掃除もしやすくなり、よりキレイな状態を保ちたくなるものです。
「また衝動買いをしてモノが増えるのはいやだな」と感じるでしょう。
衝動買いをしそうになったときに、本当に必要なのか、買ったら収納する場所はあるかを自分に問いかけてみてください。
キレイに片付いた部屋が、またモノで埋まるのがいやなので衝動買いをしなくなったという人は多いのです。
4.まとめ
いかがでしたか?
衝動買いして後悔ばかりしている…という人に向け、衝動買いをしてしまう心理や衝動買いを抑える方法などをご紹介しました。
- 衝動買いをする人の特徴
- 衝動買いのデメリット
- 衝動買いを抑える方法
いけないと思いつつ、誘惑に負けて衝動買いをするのは楽しいものです。
けれども、衝動買いをすればするほど、確実にお金は減り無駄なモノが増え、部屋が散らかっていくだけ…という現実に向き合ってみましょう。
衝動買いをやめられない自分から目をそらさず、きちんと向き合えば、無駄なモノに囲まれているだけで何のメリットもないと気がつきます。
本当に自分に必要なモノ、大切なモノを見極める目を養ってくださいね。