【要チェック】ドライヤーの寿命は何年? 寿命が近づくと起こる症状や手入れ方法
2017/05/17
2022/01/13
髪を乾かすために必要な「ドライヤー」は寿命があります。寿命が近くなると使いづらくなるでしょう。急に故障すると髪を乾かすことができません。生乾きになってしまい、風邪をひく可能性もあります。故障して使えなくなる前にドライヤーの寿命を把握しておきましょう。
これから、ドライヤーの寿命は何年か、寿命が近くなると起こる故障内容やドライヤーを長く使い続けるための手入れについて詳しく説明します。
1.ドライヤーの寿命は何年?
ドライヤーにもさまざまな種類があります。種類やメーカーによって寿命は異なりますが、平均寿命はいったい何年になるのでしょうか。ドライヤーを効率的に使うためにも「寿命」についての知識を身につけてください。
1‐1.ドライヤーの平均寿命は3年~4年
メーカーや種類によって異なりますが、ドライヤーの平均寿命はおよそ「3年~4年」になります。4年以上経過しているドライヤーは買い替えのチャンスです。なぜ家電の中でも短い寿命になるドライヤーは3年~4年しか利用できないのでしょうか。理由は、ドライヤーの心臓部分が関係しています。
ドライヤーには熱風を起こすための“心臓部分”となるモーターがついているものです。モーターの消耗期間がおよそ3年~4年になります。モーターは使えば使うほど消耗するでしょう。よって、使用頻度が多い人ほど寿命も短くなるのです。以上のように、ドライヤーの買い替えは「3年~4年」が目安だと頭の中に入れてくださいね。
1‐2.時間に換算するとおよそ130時間~140時間
ドライヤーは使用時間が長いほど寿命も近くなります。ほとんどのドライヤーは時間に換算するとおよそ130時間~140時間が寿命です。連続して130時間~140時間使うと次第にドライヤーのモーターが動かなくなってしまいます。
1日1回に換算するとちょうど3年~4年になるのです。髪が短い人は乾くのが早いので使用時間も少なく済むでしょう。しかし、ロングヘア―の人は乾くまで時間がかかりますよね。よって、使用時間も長くなることは間違いありません。
1‐3.イオンが出るドライヤーは効果がなくなる
3年~4年以上使っているドライヤーは次第にモーターが動かなくなります。最近は美しい髪を生み出すイオン放出タイプのドライヤーが続々販売しているものです。せっかくドライヤーを購入するなら美しい髪をつくってくれるドライヤーを手に入れたいでしょう。
しかし、イオンドライヤーも寿命がやってきます。平均寿命は普通のドライヤーと変わらず3年~4年です。イオンドライヤーの寿命がやってくるとイオンが放出しなくなります。イオンが出てこないので普通のドライヤーと変わりありません。イオンが出るドライヤーは効果がなくなるため、そのまま利用するよりも買い替えたほうが良いでしょう。上手に買い替えをするためにも寿命を把握してくださいね。
2.寿命が近くなると起こる故障内容
2‐1.ドライヤー本体が発熱する
ドライヤーの寿命が近くなるとさまざまなトラブルが起こります。主に多いトラブルが「ドライヤー本体の発熱」です。ドライヤーを使っていると次第に本体が熱くなってしまいます。基本的に、ドライヤーは熱風が出る吹き出し口が熱くなるものです。しかし、吹き出し口だけでなく本体そのものが熱くなってしまいます。
ケースによっては手持ち部分が熱くなるときもあるのです。実際、「ヤケドをした」「ドライヤーを使うのが怖くなった」という人はたくさんいます。本体そのものが熱くなると使いづらくなってしまうので、できるだけ早めに買い替えたほうが良いでしょう。安心して髪を乾かすためにも安全なドライヤーを使いたいですよね。
2‐2.異音が発生する、温風が出ない、焦げ臭くなる
寿命が近くなると起こる故障内容はほかにもたくさんあります。たとえば、ドライヤーから異音が発生する、温風が出ない、焦げ臭くなるなどの症状です。ドライヤーには冷風と温風のスイッチがあります。温風に変えてみても冷風しか出ないケースは故障している可能性が高いです。寿命が近くなると異音が発生する確率も上がります。
今まで出ていなかったのに変な音が出てきた場合は買い替える時期だと思ってください。完全に故障するまで時間の問題です。慌てて買うことがないように早めに買い替えておきましょう。
そして、焦げ臭くなるパターンもあります。焦げ臭くなると心臓部分であるモーターが故障しているあかしです。髪の毛も焦げ臭くなってしまうため注意してくださいね。
3.ドライヤーを長く使い続けるための手入れ方法
3‐1.1か月に1回はドライヤーの掃除をする
ドライヤーを長く使い続けるためには「定期的な手入れ」が必要不可欠です。あなたはきちんと手入れをしているでしょうか。「ドライヤーのどこを掃除すれば良いの?」と悩む人は多いですが、掃除する部分は主に吹き込み口と吹き出し口の2か所です。
吸い込み口・吹き出し口にはホコリや髪の毛が詰まりやすい傾向があります。ホコリや汚れがたまるほど使いづらくなってしまうので注意しなければなりません。吹き込み口や吹き出し口を掃除するときは、電源プラグを必ず抜いてください。そして、掃除機や使用済みの歯ブラシを利用して汚れを取りのぞいていきましょう。
手入れは1か月に1度のペースで続けてほしいです。ほとんど毎日使う家電だからこそ、清潔な状態にしておかなければなりません。
3‐2.保管場所やコードに要注意
ドライヤーの手入れは掃除だけではありません。「保管場所」やからまりやすい「コード」にも注意が必要です。保管場所が悪いと寿命も短くなってしまいます。ドライヤーは湿度が高い場所に置かないでください。湿度が高い場所は心臓部分が劣化しやすくなるので要注意です。できるだけ湿度が高いところには置かず、適度に換気している場所で保管しましょう。
そして、からみやすい「コード」にも注意が必要です。コードをドライヤーの持ち手に巻きつけて保管する人は多いでしょう。しかし、巻きつけてしまえばコードが折れ曲がってしまいます。断線する可能性が非常に高いので、本体には巻きつけないでください。コードのつけ根部分が折れ曲がらないようにコードをきちんと整理して保管しましょう。
4.不要家電の処分ならパソコン回収本舗へ
家電は大きさに関わらず、処分が面倒な自治体も多いものです。ドライヤーも月に1度や2度しか回収日がないというところもあるでしょう。
家電をすぐに処分したいならば、「パソコン処分本舗」にお任せください。パソコンやスマートフォンなど無料回収対象の商品と一緒にこん包していただければ、送料も無料です。
遺品整理や引っ越しなどでドライヤーをはじめとする家電を一度に処分したい場合も、ぜひご利用ください。
まとめ
ドライヤーの寿命は何年か、寿命が近くなると起こる故障内容や手入れについて説明しましたが、いかがでしたでしょうか。ドライヤーの不具合が気になっている人は買い替えるチャンスです。新しいドライヤーに買い替えた後、古いドライヤーは処分しなければなりません。効率的に処分できる「不用品回収業者」を利用してください。不用品回収業者の中には買い取りをしてくれるところもありますよ。
- ドライヤーの平均寿命はおよそ3年~4年
- 時間に換算するとおよそ1,300時間~1,400時間
- イオンが出るドライヤーは効果がなくなる
- ドライヤー本体が発熱する
- 異音が発生する、温風が出ない、焦げ臭くなる
- 1か月に1回はドライヤーの掃除をする
- 保管場所やコードの収納に要注意
以上は押さえておきたいポイントです。手入れはもちろん、保管場所やコードの収納も寿命に大きく関係しています。