引越しでやることはこれ!〜準備や手続きのチェックリストを作ろう〜
2015/12/28
2016/01/06
引越しは準備や各手続きなど、やることがたくさんあって大変です。そこで、新居と引越しの日を決めたら、早速スタートしましょう。スムーズに準備や手続きを行うために大切なのは、チェックリストを作成することです。最初にしっかりと計画や日程を決めることが引越しを成功させるコツといえるでしょう。ここでは、チェックリスト作りのポイント、引越しの1か月前から当日まで順番に進めたい準備や手続き、引越しを楽にするための不用品処分法などをご紹介します。一人暮らしの人も、ファミリー世帯の人も、引越しを予定している人はぜひ、参考にしてください!
1.引越しで大切なチェックリスト
ファミリー世帯はもちろんのこと、一人暮らしでも引越しは大変です。準備や手続きなどやらなければならないことがたくさんあります。けれども、あせって手当たりしだいに進めても失敗しがちでしょう。
そこで、大切なのがチェックリスト作りなのです。新居と引越し日が決まりしだい、まずはチェックリストを作りましょう。引越しのチェックリストの内容は、引越しの1月前〜引越し当日までの日にちに合わせて作成します。
チェックリストの主な内容は…
- 引越しの荷作りや準備の順番
- 行政や公共料金などの手続きの順番
- 不用品やゴミの処分方
などになります。
引越し当日の1か月前から、順番にやらなければならないことを書きこみ、やり終わったらチェック印を記入するようにしてください。チェックリストはカレンダーに書き込むか、大きな紙に書いて冷蔵庫の扉など家族全員の目に付く場所に貼っておきましょう。
2.引越しの準備と順番
引越しの日程が決まったら、遅くても1か月前から準備を進めましょう。前項でもご紹介したように、やみくもに荷作りをスタートしても混乱するのでチェックリストの順番通りに進めてください。
2-1.引越し前の準備と手続き
引越しに必要な準備と手続きを、順番にご紹介しましょう。
〜1か月前に行うこと〜
(準備)
- 引越し会社の手配…希望する日時が決まったらすぐに手配をしましょう。特に引越しシーズンの週末は混み合うので早めに依頼することが大切です。
- こん包資材の手配…ダンボール・クッション材・ガムテーム・荷作り紐・古い新聞紙などは多めに用意しましょう。
- 不用品の処分…古い家電や家具・書籍やDVD、CDなど・着ていない洋服や使っていない日用品など、不用品は早めに処分したほうが荷造りも楽になります。
- 粗大ゴミの手続き…自治体に出す場合は早めの予約が必要です。
- 新居の見学…管理会社や不動産会社から間取り図をもらい扉や窓、収納など各所の寸法を記入しましょう。搬入路の確認も必要です。新しい家具や上記の間取り図をもとに家具や家電のレイアウトを考えましょう。
- 新しい家具や家電の購入…新居に届けてもらえるように手配してください。
- ペット移動の手配…自分で運べない場合は、移動の手配が必要になります。移転先に近いペットホテルやかかりつけの獣医に預ける、ペット輸送サービスを行っている引越し業者に手配するなど、早めに決めておくことが大切です。
(手続き)
- 固定電話の移転手続き…新居で使うためには工事が必要です。希望日を予約するには早めに連絡してください。
- インターネットプロバイダへの移転手続き…同じプロバイダを使う場合も、違うプロバイダに変更する場合も1か月ほどかかることがあります。
- 子供の転校手続き…学校を転校する場合は転校手続きが必要です。
- 賃貸住宅の場合は退去連絡…大家さんや管理会社に退去の連絡をします。
〜引越し1〜2週間前に行うこと〜
(準備)
- 新居の窓にカーテンやブラインドを取り付ける…カーテンなどがないと、新居に荷物を運んだ様子が丸見えになります。不用心なので事前に用意しておきましょう。
- 新居の掃除…荷物を入れてからでは掃除がしづらいので先に済ませましょう。また、害虫駆除薬を焚くのも荷物を運び入れる前に行うと後の掃除が楽です。
- 転居はがきの準備…新しい住所を記載した転居はがきは、自分で作るか印刷の手配をしてください。
- 荷作りスタート…現在使用していない季節物からこん包しましょう。毎日使用している洗面道具や日用品は当日までしまわないようにしてください。
- 引越しの挨拶用手土産の準備…1000円前後の品物が一般的です。
(手続き)
- 住民票がある市区町村役場に届けるもの…転出/転居届け・転校届け・国民健康保険の資格喪失届・国民年金の住所変更・印鑑登録の配所・福祉関係の手続きなど。
- ガス・電力・水道局への移転連絡。
- 郵便局への郵便物移送手続き。
- 携帯電話会社への移転手続き。
- 牛乳・新聞・食材などの配達店への移転連絡。
- 銀行・保健などの住所変更。
- 50cc〜125ccのバイクの登録変更。
〜引越し3日から前日に行うこと〜
- 旧居の清掃やゴミ出し。
- 旧居のご近所への挨拶。
- 引越し当日に持って行く着替えや日用品、貴重品をまとめる。
- 2〜1日前には冷蔵庫、洗濯機の電源を切る。
〜引越し当日〜
- 旧居の引き渡し…カギの返却。
- 新居のガス・電気・水道の使用開始。
- 新居の貸し主やご近所への挨拶。
〜引越し後の手続き〜
- 新居の市区町村に届けるもの…転入届け・転入学届・国民健康保険加入手続き・印鑑登録・飼い犬の登録など。
- パスポート・運転免許証の住所変更・自動車や軽自動車、バイクの登録変更など。
3.不用品の処分方法
引越しをできるだけスムーズに終わらせるには、1か月前からできるだけ不用品を処分することが大切です。不用品を減らせば、新居に運び込む荷物の量も少なくなり引越しも新居後の片付けも楽になります。不用品を処分する方法をご紹介しましょう。
3-1.自治体のゴミに出す
可燃・不燃ゴミは、1か月前から何回に分けて捨てましょう。1度に大量にゴミ集荷場にゴミ袋を出すとご近所の迷惑になってしまいます。
また、粗大ゴミは各自治体のホームページを参照してください。早めに申し込まないと、希望する日時に回収してもらえないこともあります。
3-2.新しい家電購入と引き替えに古い家電を処分
新居に引越すと同時に家電を買い替える人もいるでしょう。家電販売店では、新しい家電購入と引き換えに古い家電を引き取ってくれることもあります。
冷蔵庫や洗濯機などは、引越しの荷物を運び入れる前に事前に新居に運んだほうが楽です。特に冷蔵庫は引越し後すぐに使えるようにしておいたほうが便利でしょう。
3-3.リサイクルショップに売却
まだ使用できる家電や家具、日用品などは近所にリサイクルショップに持ち込んで売却する方法もあります。
3-4.不用品の無料回収業者に依頼する
引越し前は何かと準備に追われ忙しいでしょう。そこで、インターネットで申し込めば、不用品を回収してくれる業者を利用するのもおすすめです。
また、パソコンやモニター、タブレットなどの処分に困っている人には専門の業者を利用するといいでしょう。データを完全に消去してから処分する業者なら安心です。
デスクトップパソコンやノートパソコンなどの対象商品があれば、同梱でさまざまな不用品を無料で回収してくれる業者もあるので利用してみてください。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
引越しはさまざまな準備や手続きがあるので大変です。一人暮らしの場合とファミリー世帯の場合では詳細が異なりますが、基本的にやらなければならないことは共通しています。
効率的に引越しを終了するには、要領よく順番に片付けていくことです。
上記の項目でご紹介した「準備」と「手続き」を参考にして、自分に合ったチェックリストを作成してください。
チェックリストは家族全員が見える場所に貼り、終わったものは赤ペンで「済み」の印を付けましょう。
家族の人数が多く、準備や手続きなどが多い場合は担当を決めて分担するのもおすすめです。