プリンタの寿命は何年?寿命が近くなると起こる故障内容や処分方法
2023/05/01
2023/11/22
印刷したいときにプリンタが壊れてしまうと非常に不便です。故障する前にプリンタに起こっている不具合を解消しなければなりません。
そこで、プリンタの寿命や寿命が近くなると起こる故障内容、古いプリンタの処分方法について説明します。
プリンタの調子が悪く、買い替えを考えている人はぜひ参考にしてください。買い替えか、それとも修理をするのか適切な判断ができるよう知識を身につけていきましょう。
1.プリンタの寿命は何年?
プリンタなど電化製品には必ず寿命があります。できるだけ長く使い続けるには、寿命を把握しなければなりません。
これから、プリンタの寿命や買い替え・修理の判断基準について詳しく説明します。
1‐1.プリンタの寿命はおよそ「3年~5年」
プリンタのメーカーや種類によって多少異なりますが、ほとんどのメーカーは寿命を「3年~5年」とみなしています。3年~5年の間にさまざまな不具合や不調が起き始めるでしょう。
実際、各メーカーではサポート期間が製造開始から「5年」にしています。つまり、修理するための部品は5年以内でないと確保できません。製造年から5年以上経過しているプリンタは修理したくてもできなくなってしまいます。
メーカーに問い合わせても対応してくれないので注意してください。プリンタの寿命をきちんとふまえたうえで「修理」か、それとも「買い替え」か検討していきましょう。
1‐2.使用年数が5年以上かどうか
プリンタの寿命の3年~5年は、「修理」か「買い替え」の判断基準になります。修理か、買い替えかで悩んでいる人は使用年数をチェックしてください。使用年数が5年以上経過しているプリンタは買い替えが最適です。
もし、修理に必要な部品がそろったとしても再び不調を起こす可能性があります。何度も不調・不具合が起きるのなら買い替えたほうがお得です。修理にかける費用よりも買い替えにお金を使ってください。
また、たまにメーカーのサイトをチェックしてサポート状況やアップデート情報を把握しておきましょう。サポートが切れている場合も買い替え時期です。
1‐3.修理費用のほうが高くなるケースもある
使用年数が5年以内の場合は修理したほうが良いと思うでしょう。しかし、症状によっては修理費用のほうが高くなるケースがあります。
たとえば、プリンタのヘッドやノズルのつまりです。ヘッド・ノズルがつまると自分で何とかしようとする人は多いでしょう。
けれども、知識を持っていない人がむやみに扱ってしまえば逆効果になります。余計にヘッドやノズルがつまってしまい、修理を依頼しなければなりません。最悪なケース、有償修理になるか、修理自体ができなくなる恐れがあります。
さらに、プリンタの修理は意外とお金がかかるものです。まずは、修理できる状態かどうか確認して修理費用の見積もりを出してもらいましょう。
もし、買い替えたほうがお得になるのなら新しいプリンタを購入してください。
2.寿命が近いと起こる故障内容
2‐1.プリンタから出る異音、印刷のずれ、色合いの変化
寿命が近いと起こる故障内容をチェックしておきましょう。主な故障内容は“プリンタから出る異音”です。
プリンタが動いているときに変な音が出たら寿命だと思ってください。プリンタの中を見てみるとヘッドが摩擦している様子がわかります。ヘッドは長く使えば使うほど摩擦するものです。
ヘッドが交換できる状態なら良いですが、交換できない場合は買い替えたほうが良いでしょう。
ちなみに、ヘッドの寿命は異音だけでなく、色合いや印刷のずれなどでわかります。設定とは違う印刷になったらヘッドの寿命が近くなっている証拠です。
また、家庭によってプリンタの使用頻度は異なるでしょう。印刷枚数が1万枚以上になったころから不具合や不調が起こり始めます。もし、1万枚以上なら修理にまわすか、または買い替えどきでしょう。
2‐2.プリンタを長く使い続けるポイント
寿命や寿命が近くなると起こる故障内容はもちろん、プリンタを長く使い続けるポイントをチェックしておきましょう。正しくプリンタを使っていれば寿命いっぱいまで使用できます。
ポイントとしては、「ヘッドを定期的にクリーニングすること」です。定期的にクリーニングすることで印刷のかすれや色合いのみだれがなくなります。
たとえ、プリンタを使っていなくてもクリーニングをしてくださいね。また、毎日頻繁に使うと廃インクの吸収パッドがつまってしまいます。おおよそですが2年でつまるでしょう。
もし、廃インクの吸収パッドがつまった場合はメーカーにすぐ修理依頼してください不具合や不調はできるだけ早めに対処しなければなりません。放置すればするほど修理費用が高くなりますよ。
3.プリンタの処分方法
3‐1.家電の専門回収業者に依頼する
家庭用プリンタのほとんどはサイズが大きいです。サイズが大きい家電製品は処分方法に困ってしまうでしょう。
困ったときは、ぜひ“家電の専門回収業者”に依頼してください。家電専門に回収をしている業者は家電に詳しいです。幅広い知識を持っているため、適切な費用で回収してくれるでしょう。
また、まだ使えるプリンタなら高価買取が期待できます。捨てるよりも買い取ってもらったほうがお得です。業者に依頼するときは買い取ってもらえるかどうか確認してください。
もし、買取不可であっても回収してもらえるので手間はかかりません。また、回収方法は「宅配回収」「持ち込み回収」「出張回数」と3種類あります。
持ち込みができない場合は宅配か、出張回収を依頼すると良いでしょう。宅配は自分のペースで処分でき、出張回収なら自宅まで業者がやってきてくれます。重たいプリンタでも楽に処分できるでしょう。
3‐2.自治体で処分する
手間と時間はかかりますが、自治体でもプリンタの処分は可能です。ただし、自治体によって粗大ごみや不燃ごみなど種類が違います。自治体で処分するのなら事前にごみの種類を確認しておきましょう。
もし、粗大ごみの場合は粗大ごみのシールを購入して指定場所まで運びます。自治体の人が家まで回収しにきてくれません。すべて自分たちで運ばなければならないので結構大変です。
自治体で処分するのが面倒な人は、業者に依頼したほうがスピーディーでしょう。さらに、自治体によって回収日が決まっています。すぐに処分したくてもできないケースがあるので要注意です。
まとめ
プリンタの寿命や寿命が近くなると起こる故障内容、プリンタの処分方法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
現在、プリンタに不具合が起きている人は症状や状態を確認してください。むやみに自分で修理しようとしてはいけません。逆に不調が悪化する恐れがあります。
もし、色合いがおかしい、異音の発生、印刷のずれが目立つ場合は寿命が近づいている証拠です。使用年数が5年以上経過しているプリンタは思いきって買い替えたほうが良いでしょう。修理をしても再び不具合が起きる可能性が高いです。
「使いづらいな」と感じたときこそ買い替えのチャンスになります。そして、古いプリンタは不用品回収業者に依頼して処分してもらってください。
不用品回収業者ならスピーディーに処分できます。ただし、依頼するときは見積もりを必ず確認することが大切です。