無線LANが繋がらない…速度が遅い…対処法を一挙公開!

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自宅の無線LANが繋がらないとき、どのように対処していますか?
iPhoneなどスマホの通信に制限があることを理由に、自宅に無線LANを導入している人も多いでしょう。
パソコンも好きな場所で使えるようになるため、大変便利ですよね。
しかし、「通信速度が遅い」「繋がらないときがある」という問題を抱えている人も少なくありません。

そんな悩みを解決して、せっかくの無線LANを快適に使いましょう。


1.無線LANが繋がらない原因と対処法

インターネットが繋がらない場合、その原因をパソコンで調べたくてもできなくなってしまいます。
いつ繋がらなくなっても冷静に判断できるように、その原因と対処法について知っておきましょう。

1-1.パソコンの状態に問題がある場合

パソコンの基本的な状態に問題があればインターネットに繋がりません。
まずは、Wi-Fiの設定がオンになっているかどうか、ネットワークの設定ができているかどうかを確認しましょう。
パソコンのネットワーク情報を確認するためには、コントロールパネルの「ネットワークとインターネット」から「ネットワークと共有センター」をクリックすれば分かります。
ネットワークの接続がうまくいっていない場合は、パソコンとインターネットを結ぶ線に「×」が付いているはず。
ネットワークに繋がっていないことが分かります。
繋がっていない場合はコントロールパネルの「ネットワークとインターネット」から「ネットワーク接続」を開いてみてください。
そして、インターネットに繋げるアダプターを右クリックしてみましょう。
windowsが自動的に、最適な方法で解決してくれます。
もし、接続が無効になっている場合は、ネットワーク接続を右クリックして「有効にする」をクリックしてください。

1-2.ネットワークの状態に問題がある場合

パソコンの設定に問題がなければ、次にネットワークの状態を再確認してみましょう。
落雷などが原因でルーターに異常が現れている可能性もあります。
また、ルーターの接続ランプが正常に点灯していない場合は、ルーターの故障も考えられるでしょう。
パソコンとモデムを直接LANケーブルで繋げてみてください。
問題なくインターネットに接続できれば、無線LANルーターに異常が起きている証拠でしょう。

2.無線LANの通信が不安定になる原因と対処法

次に、無線LANの通信が不安定な場合です。
「繋がりにくい」「時々切れる」など、通信が不安定になるときは、まずパソコンやタブレットなどを再起動してみましょう。
この方法で解決できない場合は、次のことが原因になっている可能性があります。
原因に合った対処法を試してみてください。

2-1.無線LANルーターや無線子機に問題がある場合

無線LANルーターや無線子機、および無線子機のドライバーやソフトウェアの不具合が原因になっている可能性があります。
osのアップデートが行われたことに対する不具合修正や機能追加など、メーカーサイトで随時更新されていることがあるため、確認しておく必要があるでしょう。

2-2.電波の干渉が原因になっている場合

最近は無線LANを導入する家庭が増えているため、近くに無線LANルーターやアクセスポイントが多くある環境では、さまざまな電波が感知されています。
無線LANの電波には周波数やチャンネルがあり、同じ周波数帯では電波による干渉が起こりやすいのです。
チャンネルを変更する、パソコンと無線LANルーターを近づける、アンテナの角度を変えるなど、いろいろ試してみてください。

3.無線LANの通信速度が遅い原因と対処法

では、無線LANの通信速度が遅い場合はどうでしょう。
最も悩んでいる人が多い症状だと思います。
意外な方法で簡単に解決できる場合もあるため、ぜひチェックしてみてください。

3-1.親機との距離や障害物が原因の場合

無線LANルーターとパソコン・タブレットとの距離が離れすぎていると、電波の送受信がうまくいかないことがあります。
また、間に障害物があると通信速度が遅くなりがち。
可能であれば、親機や子機を移動して近距離で接続してみてください。
特に、ルーターを高い場所や壁から離した場所に設置すると電波が届きやすくなります。
移動が難しい場合は、中継機の導入を検討してみましょう。
ルーターの電波を中継して、到達範囲を拡大することができます。

3-2.家電製品による電波干渉が起きている場合

Wi-Fiと同じ周波数帯域の電波を発している電化製品によって、電波障害を起こしている可能性も考えられます。
電子レンジやコードレス電話機などの家電製品から距離をとってみてください。
また、2.4GHzではなく5GHz帯の通信規格で接続する方法もあります。
詳しくは、使用しているWi-Fiルーターの取り扱い説明書を確認してみてください。

3-3.回線の混雑が原因の場合

複数の端末を同時にWi-Fi接続すると通信が遅くなる場合があります。
近隣からほかのルーターが発する電波を受信してしまうこともあるでしょう。
そんなときは、無線チャンネルを変更してみてください。
無線チャンネルとは、通信に使う電波の領域を細分化したもの。
メーカー別のチャンネル変更方法は、各公式ページで確認してみてください。

3-4.ファイアウォールが影響している場合

セキュリティーソフトやosなどのファイアウォール機能が、Wi-Fiの通信速度を遅くしている可能性もあります。
ファイアウォールとは、外部との通信を監視して、怪しい通信を遮断するための機能。
ファイアウォール機能を一時的に無効にすることで、改善する場合があるでしょう。
また、ファイアウォールの設定で使用ルーターを例外登録する方法もあります。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。
せっかく自宅に無線LANを導入したのに「繋がりにくい」「速度が遅い」といったトラブルが発生したら悔しいですよね。
快適にパソコンやスマホを使うためにも、その原因と対処法を知っておくべきでしょう。
知っていれば、意外と簡単に悩みを解決できる場合もありますよ。