失敗しないパソコンの選び方は? 買い替えのタイミングや処分方法も
2019/01/22
「パソコンの選び方に悩んでしまう」という人は多いでしょう。初めてパソコンを購入する人や、新しく買い替える人などは、パソコンの選び方を知っておくと安心です。高いお金を払って購入するからには、自分に合ったパソコンを選びましょう。この記事では、パソコン選びの基本やメーカーの選び方・購入するタイミングなどをご紹介します。不要になったパソコンの処分方法もまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。
- パソコン選びの基本を紹介
- パソコンメーカーの選び方は?
- パソコンはいつ、どこで購入するべきか?
- パソコンの買い替えタイミングと選び方
- 古いパソコンを処分するには?
- パソコンの選び方に関するよくある質問
この記事を読むことで、パソコンを選ぶ際のポイントや購入先・不要になったパソコンを無料で処分する方法などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.パソコン選びの基本を紹介
まずは、パソコンを選ぶ際に知っておくべきことや決め方のポイントなどをご紹介しましょう。
1-1.初心者に合ったパソコンを選ぶ
初めてパソコンを購入する初心者の場合、自分に合ったパソコンを選ぶことが大切です。パソコンは基本的に、高性能なものほど価格が高くなります。必要以上に高性能なパソコンを選んでしまうと、お金がもったいないだけでなく使いこなすのも大変です。「インターネットができれば十分」「ワードやエクセルが使えればほかの機能は重視しない」という人も多いと思います。自分が必要としている用途に対して快適に使えるパソコンを選ぶことが大切です。
1-2.パソコンの形状を決めておく
まず、パソコンの形状を決めておきましょう。パソコンには大きく分けてノートパソコンとデスクトップパソコンがあり、使い道や重視するポイントによって選ぶ必要があります。パソコンを置くスペースがない場合や持ち運びたい場合はノートパソコン、性能が高いものを希望していてパーツの交換や追加を検討している場合はデスクトップパソコンがおすすめです。そのほかにも、モニター内にパソコンの機能が内蔵されているタイプやタブレットタイプ・スリムタイプのパソコンなどもあるため、チェックしてみるとよいでしょう。
1-3.メモリはどのくらい必要か?
メモリとは、パソコンが処理するデータを一時的に保管する役割を果たしているものです。メモリ容量が多いほど大量のデータをまとめて処理できるため、パソコンを選ぶ際にはどのくらいのメモリが必要か決める必要があります。基本的に、インターネットやメール・動画の閲覧・写真や動画を楽しむ程度の一般的な用途には、4~8GBあれば快適に使用できるでしょう。
1-4.予算の目安は10万円
パソコンの購入予算は10万円前後で考える人が多いでしょう。動画の編集やパソコンゲームのプレイなどをメインに考えているのであれば15万円程度の予算は必要です。また、最近は5万円以下でも十分な性能を持っているパソコンが増えてきています。「ある程度実用的であればよいので費用を抑えたい」という人は、チェックしてみるとよいでしょう。
1-5.サポートが充実しているメーカーから買うと安心
初心者がパソコンを選ぶ際は、サポートが充実しているメーカーから購入するのがおすすめです。メーカーによっては24時間365日の電話サポートや遠隔支援サポート・データ復旧サービスなどが付いているところもあります。パソコンの使い方に不安がある人は、各メーカーのサポート内容もチェックしておくとよいでしょう。
1-6.大幅に値引きされているパソコンには注意
オンラインショップで大幅値引きされているパソコンを見かけることがあります。確かに、「50%オフ」「70%オフ」などの大幅割引はお得感が満載でしょう。しかし、すぐ信用して購入してしまうのはおすすめできません。中には詐欺サイトも存在するのです。もちろん、売れ残りの型落ち商品であれば大幅値引されているものもあります。しかし、購入する前にほかのオンラインショップでも値段を調べるなど、しっかりチェックするようにしましょう。
2.パソコンメーカーの選び方は?
次に、パソコンメーカーの選び方についてご紹介しましょう。
2-1.国内メーカー・海外メーカー・ショップブランドがある
パソコンには国内メーカー製と海外メーカー製・ショップブランド製のものがあります。国内メーカーではNECやエプソン・東芝・パナソニックなど、海外メーカーではエイサーやデル・パッカード・レノボなどが有名です。そのほかに、サイコムやツクモ・ドスパラなどのショップブランドもあります。ショップブランドのパソコンは「オリジナルパソコン」とも呼ばれ、パソコンパーツや周辺機器を専門に扱うショップで販売されているものです。それそれどのような特徴やメリット・デメリットがあるのかをしっかり把握して選びましょう。
2-2.向き・不向きを考えてメーカーを選ぶ
国内メーカー・海外メーカー・ショップブランドのパソコンには、それぞれ以下のような特徴があります。自分に向いているのは何なのかをチェックしてみましょう。
- 国内メーカー:サポートや初期ソフトが充実している。ただし、価格は高め
- 海外メーカー:パソコンに慣れている人におすすめ。サポートや初期ソフトが削減されている分、国内メーカーより価格が安い
- ショップブランド:パソコンに詳しい人におすすめ。購入後の拡張も自由にできる
3.パソコンはいつ、どこで購入するべきか?
パソコンを安く購入できる時期や購入先・知っておくべき注意点をまとめました。
3-1.新モデル発売前後は安く購入できる
基本的にパソコンは、「欲しい」と思ったときが購入のタイミングです。しかし、今すぐ買わなければならない理由がない限り、購入するタイミングに迷うのが普通でしょう。そんなときは、できるだけ安く買える時期を狙うのがおすすめです。たとえば、新モデルのパソコンが発売されるタイミングで、型落ち品が安く販売されます。また、ボーナス時期や年末年始・新年度などにセールを行う家電量販店も多いため、その時期もチャンスでしょう。
3-2.購入先は主に3つ
パソコンの購入先には、主に家電量販店・メーカー直販ショップ・パソコンショップの3つがあります。それぞれのメリットとデメリットをご紹介しましょう。
3-2-1.実際に見て触って選べる家電量販店
家電量販店ではパソコンの展示品を並べてあるため、実際に見たり触ったりして選ぶことができます。また、売り場にはパソコンの知識を持った店員がいるので「どんなパソコンを選べばよいのか分からない」という人も安心です。ただし、売れやすい標準仕様のパソコン以外は取り扱っていない販売店が多いでしょう。
3-2-2.ラインナップが豊富なメーカー直販ショップ
メーカーが運営する直営ショップでパソコンを購入する方法もあります。インターネットや電話で直接注文できるため、「忙しくて買いに行けない」という人にもおすすめです。そのメーカーのパソコンであればすべての商品がそろっているため、豊富なラインナップから選ぶことができるというメリットもあります。ただし、複数のメーカーを比較したい場合は不向きな方法です。
3-2-3.オリジナル性が高いパソコンショップ
「オリジナル性の高いパソコンが欲しい」という人には、パソコンショップがおすすめです。選べるパソコンパーツの種類も豊富で、高性能な割に価格が安いパソコンを購入できます。実店舗を展開しているところもあれば、オンラインで購入できるショップもあるため、自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。ただし、オンラインショップで購入した場合は届くまで日数がかかるため、「今すぐ欲しい」という人は直接店舗に足を運ぶ必要があります。
4.パソコンの買い替えタイミングと選び方
パソコンを新しく買い替えるタイミングや、2台目以降を選ぶ際のポイント・注意点をまとめました。
4-1.買い替えを検討するタイミングは?
パソコンの買い替えを検討するタイミングとしては、以下のようなものがあるでしょう。
- 寿命が近づき、不具合が頻繁に起こるようになった
- OSのサービスが終了した
- 動きが遅くなってきた
- もっと性能のよいパソコンが欲しい
4-2.1台目の不満点や買い替えの理由を考えて選ぶ
新しく買い替えるパソコンは、1台目のパソコンに感じた不満点や買い替える理由を考えた上で選ぶ必要があります。たとえば、「デスクトップなので持ち運びができない」「動作速度が遅いのでCPUの高いものにしたい」など、いろいろあるでしょう。2台目以降を選ぶときは、そうした不満や問題点を解消できるものにしなければなりません。
4-3.できるだけ早めに決断を
パソコンの不具合が頻繁に起こるようになったら、できるだけ早めに買い替えを検討するべきです。「調子は悪いけれど何とか使える」という状態で使い続けていると、いつ完全に壊れてしまうか分かりません。「突然電源が入らなくなり、大切なデータが消えてしまった」ということにもなり兼ねないのです。もちろん、修理に出すことで不具合を解消できる可能性もあります。しかし、購入から年数がたっているパソコンは買い替えたほうがお得なことも多いため、早めに対処しましょう。
5.古いパソコンを処分するには?
古いパソコンを処分する方法や処分前にやっておくべきことをまとめました。
5-1.処分前にデータの消去をしておく
パソコンを処分する前に、データをすべて消去しておく必要があります。パソコンの中には個人情報をはじめとする重要なデータが大量に入っているため、そのまま処分するとデータが流出して悪用されてしまう可能性があるのです。自分でデータ消去するのが難しい場合は業者に依頼する方法もあるため、検討してみるとよいでしょう。
5-2.パソコンは粗大ゴミとして捨てられない
平成13年に始まったPCリサイクル法により、パソコンは自治体が回収する粗大ゴミとして捨てることができなくなりました。不要になったパソコンを処分する際は、メーカーや家電量販店に引き取ってもらうか、不用品回収業者に回収してもらうことになります。メーカーや家電量販店では、リサイクルマークが付いたパソコンは無料で回収が可能です。しかし、マークのないパソコンを回収してもらうにはリサイクル料金を支払う必要があるため、注意してください。
5-3.「パソコン処分本舗」なら無料回収も可能
パソコンや不用品の処分を行っている「パソコン処分本舗」では、壊れたパソコンでも無料で回収が可能です。しかも、パソコンは送料無料の対象品目に該当します。パソコンと一緒にほかの不用品も段ボールに入れて送れば、全国どこからでも送料無料で無料回収してもらえるのです。データ消去サービスも受け付けているため、まとめて依頼するとよいでしょう。
6.パソコンの選び方に関するよくある質問
「パソコンの選び方について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.パソコンの寿命が近いと起こる症状には、どのようなものがあるのでしょうか?
A.頻繁にフリーズする・起動の際に異音や異臭がする・起動に時間がかかる・頻繁に電源が落ちるなどの症状は、寿命が近いサインと考えられます。
Q.ノートパソコンの画面サイズは、どのくらいが最適ですか?
A.主に家の中で使うのであれば、作業しやすい15インチ程度が最適でしょう。頻繁に外に持ち運ぶのであれば、12インチや13インチなど、軽量なものがおすすめです。
Q.特にサポートが充実しているのは、どのメーカーでしょうか?
A.マウスコンピューターやHP・東芝・富士通などのメーカーは、サポートが充実していることで知られています。
Q.パソコンを購入する際、延長保証を付けるべきでしょうか?
A.「お金がかかってもよいので安心してパソコンを使いたい」という人は、延長保証を付けたほうがよいと思います。ある程度の故障には自分で対処できる場合は、付けなくてもよいでしょう。
Q.オンラインショップでパソコンを注文した場合、納期はどれくらいですか?
A.一般的には1週間程度ですが、海外から発送される場合やパーツの入荷待ちなどがある場合は1か月ほどかかることもあります。
まとめ
いかがでしたか? 初めてパソコンを購入する人や買い替えを検討している人のために、失敗しないパソコンの選び方や不要なパソコンの処分方法などをご紹介しました。パソコンは決して安い買い物ではないため、購入する際には最低限の選び方を知っておくことが大切です。ぜひこの記事を参考にして、自分に合ったパソコンを選んでください。