【必見】MacBookの寿命は何年? 寿命を見極めるポイントや処分方法も紹介!

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「MacBookの寿命は何年なのか知りたい」という人は多いと思います。ビジネスマンや学生から絶大な人気を集めているMacBookは、さまざまなシーンで活躍しているノートパソコンです。洗練されたデザインと使いやすさから、多くの人が愛用しています。しかし、いつか必ずやってくるのが寿命というものです。MacBookの寿命は何年くらいなのでしょうか。寿命が近いと現れる症状についても把握しておき、スムーズに買い替えができるようにしておくことが大切です。

この記事では、MacBookの平均寿命や寿命を長持ちさせる方法、買い替えのタイミングなどをまとめてご紹介しましょう。

  1. MacBookの寿命について
  2. MacBookの寿命が近いときに現れる症状
  3. MacBookの買い替えについて
  4. MacBookの寿命に関するよくある質問

この記事を読むことで、MacBookの寿命や買い替えについて詳しく分かるはずです。ぜひ参考にしてください。


1.MacBookの寿命について

まずは、MacBookの種類や寿命、寿命に差が出る要因についてまとめました。

1-1.Appleが開発・販売するノートパソコン

MacBookとは「OS X」という基本ソフトを搭載したノートパソコンのことで、Appleが開発・販売を行っています。現在発売されているのは「MacBook Pro(13インチ)」「MacBook Pro(15インチ)」「MacBook」「MacBook Air」の4種類です。それぞれ、CPUやサイズ・バッテリー持続時間などに違いがあります。特に、「MacBook Pro(13インチ)」は価格や仕様のバランスが最もよいといわれており、人気です。

1-2.MacBookの寿命は4年前後

MacBookは4年前後で寿命を迎えることが多いとされています。もちろん、MacBookをはじめとするパソコンの寿命は、使用頻度や使い方によっても大きく差が出るものです。4年以内に寿命を迎えるものもあれば、5年以上問題なく使用できるものもあります。MacBookの寿命を決めるのはバッテリーです。バッテリーが寿命を迎えたときが、MacBookの買い替えどきといわれています。

1-3.なぜ寿命に差が出るのか?

MacBookのバッテリーの寿命に差が出る要因について詳しく見ていきましょう。まずは、使用頻度です。使用頻度が高ければ高いほど、当然バッテリーの消耗はすすみます。その分、寿命を迎えるのも早くなるでしょう。そのほかにも、MacBookの使い方や使用環境によっても寿命に差が出ることがあります。どのようにして使用すれば寿命をのばすことができるのか、しっかりと調べておきましょう。

MacBookは使う頻度が高いほど寿命が短くなるんですね。
はい。ノートパソコンすべてに共通する特徴です。

2.MacBookの寿命が近いときに現れる症状

MacBookの寿命が近いサインや寿命を長持ちさせる方法などをご紹介しましょう。

2-1.こんな症状に注意!

MacBookの寿命が近づくと、以下のような症状が現れるようになります。寿命を迎える前兆と考え、買い替えのタイミングを見極めましょう。

  • 勝手に電源が落ちる
  • バッテリーが減る時間が早くなった
  • 触れていなくてもマウスカーソルが動く
  • 充電中に充電ランプが点滅する

2-2.バッテリーの健康状態をチェックする方法

MacBookのバッテリーが正常に機能しているか調べてみましょう。「Optionキー」を押したままメニューバーのバッテリーアイコンをクリックすると、以下のいずれかが表示されます。買い替えのタイミングを見極める参考にしてください。

  • 「標準」:正常に機能している
  • 「間もなく交換」:正常に機能しているが、充電可能量は減少している
  • 「今すぐ交換」:正常に機能しているが、充電可能量は大幅に減少している
  • 「バッテリーの交換修理」:正常に機能していない

2-3.バッテリーの充放電回数をチェックする方法も

バッテリー状態を確認し、寿命が近いかどうかをチェックする方法もあります。バッテリーの劣化具合を知るには、現在の充放電回数を調べてみましょう。以下の手順で調べることができます。

  1. 「Appleメニュー」の「このMacについて」をクリック
  2. 「システムレポート」の「電源」を選択する
  3. 「バッテリー情報」に記載されている「充放電回数」を確認する

充電回数の上限を超えている場合は、バッテリーの劣化がすすんでいると判断できます。上限回数はMacのモデルによって異なりますが、2010年以降に発売された機種は1000回が上限です。その前に発売されたものだと300~500回が上限回数になっているものもあるため、確認してみてください。上限を超えている場合はバッテリーの寿命が近いと考えましょう。

2-4.寿命を長持ちさせる使い方は?

MacBookの寿命を長持ちさせるために、使い方のポイントを知っておきましょう。

  • バッテリーを定期的にリフレッシュする
  • 最新のソフトウェアにアップデートする
  • 省エネルギー設定にしておく
  • ディスプレーを暗めに設定する
  • 使っていないときはWi-Fi設定をオフにする
  • 使っていないときは周辺機器の接続を解除する
  • 使っていないアプリを終了する
  • 必要のないときはBluetoothをオフにする

2-5.満充電の状態や0%の状態を長くキープしない

満充電または0%の状態が長く続くと、バッテリーの寿命が縮む原因になります。バッテリーをフル充電した後は電源ケーブルをはずし、バッテリー残量が20~80%の状態を維持できるようにしましょう。MacBookを使用中に電源ケーブルをつなぎっぱなしにしている人は、使い方を見直してみてください。

バッテリーの寿命がMacBookの寿命と考えてもよさそうですね。
はい。また、乱暴に持ち歩くことによって部品が故障する可能性もあります。

3.MacBookの買い替えについて

MacBookを新しく買い替えるタイミングや、古いMacBookの処分方法についてまとめました。

3-1.完全に使えなくなる前に買い替えを

MacBookが完全に壊れて使えなくなると、仕事や生活に支障が出る人も多いでしょう。バックアップを取っていないと大切なデータもすべて消えてしまいます。そうなる前にMacBookの寿命が近づいていることを見極め、早めに買い替えるのがおすすめです。「最近調子が悪くなることが増えてきた」「使い勝手が悪くなってきた」と感じたら、できるだけ早く買い替えを検討しましょう。

3-2.安価で修理可能な場合もある

MacBookが故障した場合、保証期間内であれば安い費用で修理してもらえる可能性もあります。Appleのサポートセンターに電話をし、まずは故障状況を伝えてください。故障内容によっては交換部品を送ってもらい、自分で修理することも可能です。自分で修理できない場合は、Appleストアに持ち込んで修理を依頼することになるでしょう。保証期間が終了している場合、修理に高額な費用がかかる可能性もあります。新しく買い替えたほうがお得な場合もあるため、しっかり検討してください。

3-3.MacBookを処分する方法は?

MacBookを新しく買い替える場合は、古いMacBookを処分する方法についてもしっかり把握しておきましょう。処分方法とそれぞれのメリット、費用などをまとめました。

3-3-1.MacBookは不燃ゴミや粗大ゴミとして捨てられない

平成15年に始まった資源有効利用促進法により、パソコンを自治体が回収するゴミとして捨てることができなくなりました。しかし、現在は小型家電リサイクル法により、MacBookのようなノートパソコンを小型家電として回収している自治体もあるのです。公共施設や大型スーパーなどに設置された回収ボックスに投かんするだけで、無料でMacBookを処分することができます。ほかにも、携帯電話やデジタルカメラ・プリンターなどの小型家電があればこの方法で一緒に処分可能です。ただし、自治体によっては小型家電リサイクルの取り組みを行っていないところや、パソコンを回収対象にしていないところもあるため、事前に確認が必要になります。

3-3-2.家電量販店に引き取りや下取りを依頼する

MacBookを買い替える場合は、新しくMacBookを購入する家電量販店に古いMacBookの下取りを依頼してみましょう。MacBookは人気商品なので、比較的高値で下取りしてもらえる可能性があります。この場合、処分と購入を同時にできる点、新規購入代金から下取り分を差し引いてもらえるという点がメリットです。ただし、量販店によっては下取りサービスを行っていないところもあるため、事前に確認しておかなければなりません。

3-3-3.メーカーに回収を依頼する

パソコンを処分する際は基本的にメーカー回収が義務づけられているため、Apple社に依頼して回収してもらうことも可能です。インターネットで申し込みをして発送するか、店舗への直接持ち込みという形で回収してもらえます。状態のよいものは下取り扱いになり、Appleストアのギフトカードをもらえるか、商品割引のサービスを受けられる場合もあるため、依頼してみるとよいでしょう。この場合、PCリサイクルシールが貼り付けられているMacBookは無料で回収してもらえます。シールのないものは約4,000円のリサイクル料金がかかるため、シールの有無をチェックしておきましょう。

3-3-4.回収業者に回収してもらう

パソコンの回収を行っている不用品回収業者に依頼する方法もあります。ほかの不用品もまとめて依頼できるため、一気に不用品を処分することが可能です。パソコンや不用品の回収を行っている「パソコン処分本舗」では、ノートパソコンをはじめとする送料無料対象商品と同こんしてほかの不用品を宅配で送ると、全国どこからでも送料無料で回収してくれます。壊れたMacBookも無料で回収してもらえるため、ぜひチェックしてみてください。

3-3-5.状態によってはリサイクルも可能

比較的状態のよいMacBookは、リサイクルに出す方法もおすすめです。「今すぐ買い替えるつもりはない」「買い取ってもらって現金にしたい」という人は試してみるとよいでしょう。製造から5年以内のMacBookで、キズや汚れが少ないもの、動作に問題がないものであれば、買取してもらえる可能性は十分にあります。

3-4.処分前にデータを消去しておくこと

MacBookを処分する前に、必ずデータの消去を行っておきましょう。データが残ったまま処分すると、個人情報などが流出して悪用されてしまう可能性があります。MacBookのデータを完全消去する方法は、以下のとおりです。

  1. MacBookを再起動し「command」+「R」を長押しする
  2. 「ユーティリティー」から「ディスクユーティリティー」をクリック
  3. 消去したい領域を選択し「消去」をクリック
  4. 「セキュリティーオプション」ボタンを押す
  5. 表示された消去オプションの中から「データをゼロ消去」をクリック
完全に動かなくなる前に買い替えることが大切なんですね。
はい。完全に壊れてしまうとデータ消去も難しくなります。

4.MacBookの寿命に関するよくある質問

「MacBookの寿命について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.MacBookを使用する際には、室温にも注意が必要ですか?
A.周囲の最適な温度は16~22℃とされていますが、10~35℃の環境下であれば問題ありません。35℃を超える高温下ではバッテリーに損傷を与える可能性があるため、注意してください。

Q.長期間MacBookを使用する予定がない場合、どのように保管すればよいですか?
A.バッテリー残量を50%前後の状態にしておき、室温35℃以下の湿気のない場所で保管しましょう。半年ごとに50%になるまで充電してください。

Q.PCリサイクルシールがついているのは、いつごろ発売されたMacBookからですか?
A.2003年10月1日以降に販売されたMacBookには、すべてPCリサイクルマークがついています。

Q.不用品回収業者の中には悪質な業者も存在する、というのは本当でしょうか?
A.残念ながら本当です。必要な許可を持たずに営業し、回収した不用品を不法投棄するような違法業者も存在します。業者選びは慎重に行ってください。

Q.なぜ無料でパソコンを回収できる業者が存在するのでしょうか?
A.回収したパソコンをリユース品として再活用するか、分解して部品を取り出し資源として有効利用しているためです。

まとめ

MacBookの寿命や買い替えについて詳しくご紹介しました。使用しているMacBookがいつ寿命を迎えるのか、そのサインとなる症状についてしっかり把握しておくことが大切です。また、買い替える際には古いMacBookの処分方法についても知っておく必要があるでしょう。MacBookを買い替えるときには、ぜひこの記事を参考にしてください。