汚い家ともおさらば! ゴミ屋敷を掃除する方法とは
2015/12/02
2015/12/09
自分の家が汚れている。衣服が脱ぎ散らかしている上、床が見えないのは問題です。足の踏み場もない家は、一般的にゴミ屋敷と言います。
ゴミ屋敷になれば掃除も簡単には終わりません。そこで、ゴミ屋敷の掃除方法を知っておきましょう。
この記事では、ゴミ屋敷の掃除方法を中心にまとめました。
目次
1.ゴミ屋敷になる原因
ゴミを捨てられない人は、心理的に問題があると言われています。そのため、気持ちの整理が必要です。そこで、ゴミ屋敷となってしまう心理について知っておきましょう。
1-1.「もったいない」が心を支配する
ものを捨てられない人の心は、「もったいない」という気持ちでいっぱいです。ものを捨てることに抵抗感があるため、部屋中がものでいっぱいになります。
特に、物事を先送りにする傾向がある人は注意しましょう。
- 後で使うはず。
- 今は使わないだけ。
- まだ使える。
ゴミ屋敷となっている人は、理由を付けてものを捨てようとしません。その結果、役に立たないようなものや価値が無くなったもので溢(あふ)れてしまいます。
1-2.捨てる決心ができない
ゴミ屋敷になる人は、捨てる決心ができない人とも言えるのです。特に、思い出の品があったりするとどんどん溜(た)まります。
ものを捨てられない人は、ストレスが溜(た)まっている可能性もあるのです。私生活や仕事がしんどいともので埋める人もいる傾向があるので注意が必要となります。
自室の状態を見ると同時に生活を見直しましょう。生活の中にある問題を取り除くことが、ゴミ屋敷の解決となるのです。
1-3.ゴミのある状態が普通になっている
仕事などで部屋に帰る時間が無くなると自室に興味が無くなります。その結果、部屋が散らかっていくと思いましょう。
部屋が衣類などで散らかるだけならいいです。どんどんエスカレートしてゴミなどが散乱し始めるとアウトと思いましょう。床にものが散乱している状態は、部屋をゴミ箱にしか思っていない状態です。
2.ゴミ屋敷を掃除する方法
ゴミ屋敷を掃除する方法としていくつかあります。この項目でチェックしておきましょう。
2-1.自分1人でやってみる
ゴミ屋敷を掃除するには、まず1人でやってみることをおすすめします。汚い部屋を友人や家族などに見てほしくない場合にもいい方法となるでしょう。また、気持ちをゆっくり整理しながら行うこともできます。
このとき、注意したいのはモチベーションです。掃除は、思っている以上に体力と集中力を必要とします。また、ゴミ屋敷となっている人にとって掃除は苦痛です。できる部分から行いましょう。1日ごとにハードルを設けるとやりやすいです。
2-2.友人・家族に手伝ってもらう
ゴミ屋敷となればゴミの量は膨大。自分1人で掃除できないときは友人や家族に手伝ってもらいましょう。
友人や家族に手伝ってもらうと作業効率が上がります。また、1人で持ち運べない家具なども動かすことができるのがポイントです。さらに、会話しながら掃除すると精神的にも軽くなります。部屋のゴミと一緒に心を軽くしましょう。
しかし、手伝ってくれる人に「それ捨てないで」や「なんで勝手に捨てたの」ときつく詰め寄らないよう気を付けてください。友人や家族もあなたのためを思って手伝っています。お互いに気持ちのいい状態を作りましょう。
2-3.不用品回収業者など専門業者に依頼する
どうしてもゴミが減らないときは、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。業者に依頼すれば身内や家族にばれることなく掃除もできるのです。
不用品回収業者は、部屋の中からゴミを持ち出すプロ。素人よりもスピーディに仕事を終わらすことができます。また、ゴミの分別を勝手にしてくれるのもポイントです。
さらに、業者によってはクリーニングのサービスやオプションがあります。床がゴミだらけだと臭いや汚れがひどくなっているもの。自分だけで清掃できないときは、プロに依頼するのがおすすめです。
3.ゴミを減らすポイント
ゴミ屋敷となっていれば普通の掃除方法では歯が立ちません。そこで、掃除を効率よく行うポイントを紹介しましょう。
3-1.片付けられるところから始める
ゴミ屋敷を掃除するときのポイントは、自分が片付けられる部分から始めることです。クローゼットや机の上、床などどこでも大丈夫。自分が「片付けたい」と思うところから始めましょう。
ゴミ屋敷となっているときは、部屋中がゴミだらけです。そのため、自分が生活できる場所を確保する発想から掃除を始めてもいいでしょう。また、掃除するときに感じてほしいのが「達成感」です。
達成感があれば「次も掃除しよう」と思えます。片付けが習慣になっていくと部屋の中が徐々にきれいになっていくのです。自分が「きれいにしたい」と思っている部分から掃除しましょう。
3-2.目に付くものから掃除する
ゴミ屋敷の場合は、こまごまとしたものより目に付く大きなものから捨てるのがおすすめです。目にわかりやすい変化があると達成感を得ることができます。
床が隠れている場合は、まず通り道を確保しましょう。そのとき、大きなゴミから掃除すると「ゴミが減った」と感じることができます。
また、大きなゴミを処分すればスペースの確保にもつながるのです。クローゼットや押し入れを掃除するとき、大きいものから処分しましょう。カバンやコートなど使わないものから処分します。
ものを捨てるとき、すぐに捨てられないときは「捨てるもの」、「取っておくもの」、「どっちかわからないもの」の3つに分けましょう。このとき、取っておくものが増えすぎないようにするのがコツです。
3-3.ものが減ってから整理する
ゴミ屋敷を掃除するとき、ものを収納スペースに押し入れるのは止めましょう。
収納スペースにもゴミが入っている可能性があります。まずは、収納スペースに詰まっているものを吐き出しましょう。その後、整理するのがおすすめです。
ゴミの数が減ってから整理・収納を行います。さらに、床が見えたり壁からものが無くなったりしてから掃除機や雑巾掛けをしましょう。
4.不用品回収サービスを頼ってみるメリット
どうしても掃除できないとき、業者に依頼するのがおすすめです。そこで、不用品回収業者に依頼するメリットを紹介しましょう。
4-1.早く掃除できる
不用品回収業者は掃除のプロです。素早く部屋からゴミを持ち出してくれます。また、重たいものや大量にあっても運び出してくれるので安心しましょう。
また、ゴミの分別も行ってくれるので便利です。大量にゴミがあるときは、業者に依頼することをおすすめします。
4-2.見積もりを取ってくれる
不用品回収業者では、事前に見積もりを取るのです。
見積もりは、部屋からゴミを持ち出したとき、どれぐらい金額が掛かるのか概算を立てること。この作業をすることで業者側も作業量を確認します。
ゴミの量に併せてきちんと金額を出してくれるのがメリットです。依頼するときは、見積もりをしっかり取ってもらいましょう。
5.まとめ
いかがでしたか?
この記事では、ゴミ屋敷を掃除する方法について紹介しました。最後に、掃除について大事な方法をまとめておきましょう。
- ゴミ屋敷になるときは、心理的な作用も働いている。
- 自分のペースでゆっくりと掃除する。
- 達成感を持てるように工夫する。
- どうしても掃除できないときは不用品回収業者に依頼する。
ゴミ屋敷は、ただゴミを捨てれば解決というわけではありません。自分のメンタルもしっかり整理することが必要です。ゴミ処分と共に気持ちも整理しましょう。