ビデオデッキやビデオテープの処分方法は?新品なら買取依頼も!
2016/11/04
2017/04/04
ひと昔前は主流だったビデオデッキは、DVDやハードディスクが普及したことで使われなくなってきました。ニーズもないだろうし、処分したいと思っている方は待ってください。実は、ビデオデッキの中古買取が行われています。「たくさん残っているビデオテープの捨て方が知りたい」「ビデオデッキの処分方法は?」といった悩み、とてもよく理解できます。使わなくなったビデオデッキをお持ちの方は、手放す方法を模索していることでしょう。
今回は、ビデオデッキの処分や買取についてご紹介します。
- ビデオデッキについて
- ビデオデッキの処分方法
- ビデオデッキの買取について
- ビデオテープのデータ移行について
- ビデオデッキの処分をリサイクル業者に頼む場合
- ビデオデッキの処分や買取でよくある質問
- まとめ
ビデオデッキの処分で悩んでいる方は、この記事で問題を解消できるでしょう。中古で探す人もいます。買取やリセールを利用し、処分費用をかけずに手放すきっかけにしてください。
1.ビデオデッキについて
時代の流れとともに、コンパクトで画質のいいDVDなどに切り替わってきています。しかし、昔は録画といえばビデオデッキでした。ビデオデッキにも種類があります。
1-1.VHS
家庭で最も利用されていたのが、VHSのビデオデッキです。ビデオテープサイズは、18.8cm×10.4cm×2.5cmでした。テレビの録画といえば、VHSというほど普及していたビデオデッキです。
1-2.ベータマックス
VHSと同じころに販売されていたビデオデッキです。特徴として、VHSに比べて画質がいいということが挙げられます。ベータマックスといっても、規格にばらつきがあって使いにくいという意見がありました。家庭向けというより、限られた人にだけ使われていたビデオデッキです。
ビデオテープサイズは、15.6cm×9.6cm×2.5cmとなります。
1-3.Hi8/Digital8
ビデオカメラに入れて録画していたビデオテープを指します。ビデオテープは小型で、9cm×6.2cm×1.5cmです。ハードディスクやコンパクトメディアを使うビデオカメラの普及により、徐々にニーズが失われてきました。
1-4.MICROMV
ソニーが独自に開発した、世界最小サイズのビデオテープです。ソニー製のビデオカメラにだけ使うことができます。
2.ビデオデッキの処分方法
ごみの捨て方には、地域差があることをご存じですか?自治体によって分別が違い、お住まいの地域が定めたルールで処分しなければなりません。
2-1.自治体にごみとして出すことはできる?
自治体によって違うため、事前の確認は必要です。多くの自治体では、ビデオテープは燃えるごみまたは燃えないごみとして扱えます。従って、ごみ袋に入れ、収集日に出すだけです。
ビデオデッキの場合、一定サイズを超えたものは粗大ごみとして分別されます。事前に申し込み、指定日に粗大ごみ処理券を購入して捨ててください。費用は、300円前後という地域がほとんどです。
2-2.メーカーに処分を依頼できる?
使用済みの製品を引き取り、リサイクルすることが求められている今、小型家電リサイクル法などが施行されています。ビデオデッキに使われている金属資源を有効活用するためです。
ビデオデッキを製造者であるメーカーがリサイクル回収することとしており、有償での引き取りになるでしょう。
2-3.販売店での処分はできる?
販売店では、処分は行っていない場合がほとんどです。例外として、DVDレコーダーへの買い替えなどを条件にし、キャンペーンの1つで回収することもあるでしょう。下取りなども、販売店ごとに違います。
2-4.リサイクル業者を利用する
リサイクル業者では、どのタイプのビデオデッキでも回収可能です。需要が高い製品については、買取も行ってくれます。回収にかかる費用は、1点あたりいくらといった費用設定をしている場合がほとんどです。
パソコン処分本舗では、パソコンや家電の無料回収を実施しており、全国から受けつけています。送料については、該当製品によって無料になる場合もあり、事前にお問い合わせください。
宅配・持ち込み・出張に対応しています。ニーズに合わせて選ぶことができ、大変便利です。
パソコン処分本舗(無料回収)
2-5.なぜ無料回収ができるのか?
パソコン処分本舗で無料回収をしているのは、パソコンなど該当製品から希少資源であるレアメタルを取り出し、リサイクルしているからです。修理して売れるものは再販し、収益を得られる仕組みができています。自社でリサイクルするルートを構築し、無駄なく有効活用できるため、無料での回収が可能です。
2-6.無料回収における注意点
パソコン処分本舗では、無料回収における条件を設定しています。利用できる運送会社は、日本郵便または佐川急便です。
- 日本郵便(ゆうパック) 3辺合計が170cm以内
- 佐川急便 3辺合計が160cm以内
いずれも、重さは30kgまでです。条件をオーバーした荷物については、送料が発送者負担になります。ご注意ください。
3.ビデオデッキの買取について
ビデオデッキは、中古ニーズが高い製品です。ゆえに、買取という方法も存分に利用しましょう。
3-1.ビデオデッキの買取や下取りについて
買取や下取りを利用する場合、ビデオデッキの状態に目を向けられます。付属品を添え、動作に問題がないことを確認してください。キズや破損がひどいものは、買取や下取りを利用できません。
特定メーカーに特化して、買取や下取りをしていることはないでしょう。ただし、VHSより入手が難しいベータマックスの方が、買取や下取りで値段がつきやすい傾向があります。
3-2.ビデオデッキを中古でリセールする方法とは?
ビデオ編集などが好きなマニアはいます。ゆえに、現在生産が終了している製品を探すニーズはあり、中古でもリセールが可能です。
3-2-1.ネットオークションでも売れる
少数派ではあるものの、中古ビデオデッキをネットオークションで探す人がいます。きちんと動作確認をし、画像と説明文で状態を伝えられるようにしてください。
まれに、ジャンク品として動作に問題が多少あるもののリセールをしている場合があります。出品前に、ネットオークションの販売状況を見てみるといいでしょう。
ネットオークションは出品するまで準備が必要なことと、発送などの手間がかかります。加えて、需要がない場合は落札されません。
3-2-2.家電を中心に扱うリサイクルショップに売る
自分でネットオークションをする時間がない方は、家電を中心に扱っているリサイクルショップに売る方法もあります。家電を専門にしている場合、ビデオデッキの買取もしやすいでしょう。
自分で持ち込み、査定を受ける必要はあります。査定時に値段がつきやすいよう、なるべくきれいにメンテナンスをしておいてください。ネットオークションより簡単に手放すことができます。ただし、ニーズがないと判断された場合、持ち帰らなければなりません。
4.ビデオテープのデータ移行について
磁気テープでできているビデオテープは、再生回数が重なって劣化が進みます。湿気やほこりに弱いため、劣化は避けてとおれません。早送りや巻き戻しを繰り返し、切れてしまうことがあります。
4-1.ビデオテープを記録に残す方法
家庭用ビデオカメラで撮影した動画など、記録に残しておきたいものもありますよね。ビデオテープは劣化で再生できなくなることもあり、早めにデータを移行しておくようにしてください。
4-2.DVDに複製する方法
DVDに複製するのが、最も多いデータ移行方法です。自分でできる方もいます。しかし、難しい場合や数が多い場合は、業者に依頼するのもいいでしょう。
4-2-1.自分でデータ移行する場合
自分でビデオテープからDVD化する場合、必ず用意しておきたいものがあります。
- 再生できるビデオデッキ
- DVDレコーダー
- テレビ
赤・白・黄がひと束になっているコードをビデオデッキにつなぎ、DVDレコーダーの入力端子に接続します。DVDの入力切り替えをし、ビデオを再生してください。テレビで映像を確認し、流れているようなら問題ありません。DVDの録画を開始し、データの移行を完了します。
4-2-2.業者に依頼する場合
ビデオテープの数が多い場合、時間がかかって終わらないという方もいます。残しておきたいものだけを選別し、業者に依頼する方法もおすすめです。
費用は、ビデオテープ1本あたり500~1,000円と高めではあるものの、確実にデータ移行が完了します。すでにビデオデッキが再生できず、ビデオテープだけの移行をしたい方にはとてもいい方法でしょう。
5.ビデオデッキの処分をリサイクル業者に頼む場合
ビデオデッキを処分するにしても、買取を依頼するにしても、業者選びはとても大切です。新品のビデオデッキを保管していた方なら、なるべく高値で買い取ってもらいたいことでしょう。リサイクル業者についてご紹介します。
5-1.リサイクル業者に依頼するときのポイント
ビデオデッキ1台の処分でも、きちんと誠実な対応をしてくれる業者を選びたいですね。持ち込み・宅配・出張など、幅広い回収方法を用意している業者なら、より便利でしょう。数ある業者の中でも、パソコン処分本舗の宅配回収は送料無料とお得です。迅速かつ丁寧をモットーに、問い合わせにもスムーズな回答を心がけています。
5-2.業者を利用してビデオデッキの処分をするメリット・デメリット
業者は、電話1本ですぐ回収でき、自治体で処分するより圧倒的に早く処分できます。すぐ処分したいというニーズに応えるため、素早さを最も重要視しているからです。
ただし、費用がかかるのがデメリットで、自治体より処分費用の負担が大きいでしょう。費用より時間を重視する方には、リサイクル業者の方がおすすめです。
5-3.ビデオデッキ回収にあたっての料金
ビデオデッキの状態により、リサイクル業者でも買取を実施しています。買取費用は幅があり、高画質で高機能のものなら、1万円前後になることもあるでしょう。一般的なVHSビデオデッキなら、1,000~5,000円というところも多いです。
回収となったら気になるのは、回収にかかる料金でしょう。ところが、パソコン処分本舗では該当製品なら送料無料で受けつけています。送料無料になる条件は、前述を参考にしてください。
5-4.リサイクル業者選びにおける注意点
リサイクル業者の中には、無許可で回収を行い、正しくリサイクルを実施していない悪質事例もあります。選び際の注意点として、業者がきちんと許可を受けていることに目を向けてください。買取でリセールするなら、古物商の許可を持っているのが信頼できる業者です。くれぐれも、悪質な業者に依頼しないよう、必ず確認してください。
6.ビデオデッキの処分や買取でよくある質問
捨て方に困るビデオテープやビデオデッキの処分、そして買取についての疑問にお答えします。質問集に目をとおしてください。
6-1.送料無料は本当?
パソコン処分本舗では、パソコンと家電など該当製品なら送料の負担がありません。処分にお金をかけたくないという方は、弊社にお問い合わせください。
6-2.ビデオデッキと一緒にビデオテープの廃棄も依頼できる?
業者では、ビデオデッキもビデオテープも同時に処分できます。処分費用にかんしては、無料見積もりなどを利用し、いくつかの業者を比べてから決めてください。
6-3.持ち込み回収の場合、梱包(こんぽう)をしておくべきか?
特別な梱包(こんぽう)は必要ありません。事前に持ち込み希望日を伝えていただくと、スムーズな対応ができます。都合のいい日を知らせてください。
6-4.買取価格に納得できない場合は?
査定時に提案された買取価格に納得できないこともあるでしょう。ほかの業者とも比べ、相場を知ることも大切です。比較し、折り合いのつく業者から選ぶようにしましょう。
6-5.中古のビデオデッキは本当に需要がある?
昔購入した市販のビデオテープを、また観(み)たいという方も多いです。当時発売されたものは、現在流通していないものがあり、大切にしていたコレクションを再び楽しみたい方にとって、中古ビデオデッキは大変魅力的な商品でしょう。
7.まとめ
ビデオデッキは、ひと昔前までは主力商品でした。しかし、保管場所のスリム化や画質の向上、記録メディアの耐久性などの観点から、DVDといった再生録画機器に変化しました。ところが、以前購入したビデオテープの再生がしたい、ビデオテープの編集がしたいといったニーズもあり、中古でも買取してもらえることがあります。処分にはお金がかかりますし、買取できるものは存分に活用してください。ビデオテープに記録されているものは、DVDにデータ移行をし、大切に残しておくことも忘れずに行いましょう。処分にあたり、リサイクル業者選びも重要です。リサイクルを正しく行う業者を選んでください。