世田谷区で自転車を処分する方法は? 買取に出す際のポイントも紹介
2022/03/23
2022/05/23
「世田谷区で自転車は何ゴミになるのか」「どのように処分すればいいのか」など、自転車の処分方法で悩んでいる方は多いでしょう。自治体によってゴミの分類や処分方法は異なるため、事前に確認しておかなければなりません。また、まだ使える自転車をゴミとして処分するのは、とてももったいないことです。
そこで、本記事では、世田谷区で自転車を処分する方法と買取に出す際のポイントなどを解説します。
この記事を読むことで、不用品回収業者に依頼する方法も分かります。世田谷区で自転車の処分を検討している方はぜひ参考にしてください。
1.世田谷区で自転車は何ゴミになるのか?
最初に、世田谷区で自転車は何ゴミになるのか、基本情報をチェックしておきましょう。
1-1.自転車は粗大ゴミ
世田谷区の場合、自転車は粗大ゴミに分類されます。粗大ゴミに分類されるものは、一辺の長さが30cmを超える耐久消費財です。自転車は一辺の長さが30cm以上になるものがほとんどですので、粗大ゴミとして処分することになります。よく、「解体すれば燃えるゴミ・燃えないゴミとして処分できるのでは?」と思われがちですが、解体してももとの形・用途で判断されるので燃えるゴミ・燃えないゴミとして処分できません。
1-2.バッテリーは収集不可
電動自転車にはリチウムイオン電池などのバッテリーがついてますが、バッテリーは世田谷区で収集を行っていません。そのため、自転車を粗大ゴミとして処分する場合は、バッテリーを取り外す必要があります。そして、バッテリーを廃棄する場合は、家電量販店などに設置されている小型充電式電池リサイクルボックスに投かんしてください。家電量販店だけでなく、電動自転車を取り扱っている店舗でも回収を受け付けているところがあります。正しく処分するためにも、自転車本体とバッテリーを別にすることを頭の中に入れておいてください。
2.自治体の粗大ゴミ回収で処分する方法
ここでは、自治体の粗大ゴミ回収で処分する方法を解説します。
2-1.事前の申し込みが必要
世田谷区で粗大ゴミを処分する場合は、事前の申し込みが必要になります。申し込みは世田谷区粗大ゴミインターネット受付ページ、もしくは電話(03-5715-1133)から可能です。インターネットからの申し込みは24時間受付可能ですが、電話の場合は月~土曜日の午前8時~午後9時までとなっているので注意してください。3~4月の引っ越しシーズン・年末年始などは電話がつながりにくい傾向があるため、早く受付を済ませたい方はインターネットからの申し込みをおすすめします。
2-2.粗大ゴミ処理券を購入する
申し込みを済ませたら、粗大ゴミを処分するために必要な粗大ゴミ処理券を購入する必要があります。粗大ゴミ処理券は「有料粗大ゴミ処理券取扱所」が表示されている世田谷区内のコンビニなどで購入可能です。ちなみに、粗大ゴミ処理券はA券(200円)とB券(300円)の2種類があります。自転車の処分費用は種類・大きさによって異なるので、以下を参考にしてください。
- タイヤ径16インチ以下:400円(A券を2枚)
- タイヤ径16インチ以上:800円(A券を1枚、B券を2枚)
- 電気自転車:1,200円(B券を4枚)
2-3.申し込みから収集までの流れ
ここで、粗大ゴミの申し込みから収集までの流れをチェックしておきましょう。
- 事前に、粗大ゴミの種類・大きさ・数量を確認する
- 粗大ゴミの排出場所を確認する
- インターネットもしくは電話で申し込みをする
- コンビニ等で粗大ゴミ処理券を購入する
- 申込時に伝えられた収集日当日に、粗大ゴミ処理券を自転車に貼って排出場所に出す
なお、収集日の午前8時までに出すように定められているので注意してください。粗大ゴミ処理券には氏名欄があり、そこに収集日・氏名または受付番号を記入します。
2-4.直接中継所へ持ち込む
自転車を直接中継所へ持ち込むことも可能です。自分で運搬する手間と時間はかかりますが、収集日を待たずにすぐ処分できます。世田谷区の場合、持ち込む場所は船橋粗大ゴミ中継所(世田谷区船橋7丁目21番15号)です。自分で持ち込む際の流れは、下記を参考にしてください。
- 事前に、粗大ゴミ受付センターに電話またはインターネットで申し込む
- 粗大ゴミ処理券を購入し、自転車に貼りつける
- 申し込みをした本人または同一世帯の方が自家用車で持ち込む
なお、直接持ち込む場合は、申し込みをした人の本人確認ができる書類または証明書等を持参する必要があります。持ち込みが可能な日は土・日曜日、持ち込み時間は午前9時~正午・午後1時~午後3時30分となっているので注意してください。また、1世帯あたり1日1回、1回あたりの個数は10個までという個数制限が設けられているため、自転車以外にも処分したいものがある場合は要注意です。
3.不用品回収業者に依頼する方法
ここでは、不用品回収業者に依頼する方法を解説します。
3-1.不用品をまとめて処分できる
自治体以外で処分する方法として、不用品回収業者に依頼する方法があります。不用品回収業者に依頼する大きなメリットは、不用品をまとめて処分できることです。回収業者によって異なりますが、主な回収方法は持ち込み回収・宅配回収・出張回収の3つがあります。自転車など個人で運搬が困難なものは、出張回収を利用したほうがスピーディーに処分できるでしょう。一気に要らないものを処分できるのは、大きなメリットです。
3-2.自治体で収集していないものも回収してもらえる
不用品回収業者に依頼するメリットとして、自治体で収集していないものも回収してもらえる点があります。たとえば、家電リサイクル法の対象品目になっているテレビ・エアコン・洗濯機(衣類乾燥機)・冷蔵庫(冷凍庫)です。自治体で収集してもらえないものも処分できるのは、不用品回収業者ならではの強みといえるでしょう。また、自転車といった粗大ゴミは収集日が決まっています。引っ越し等で早く処分したい方は、即日対応が可能な回収業者に依頼するのがおすすめです。
3-3.見積書の内容は要チェック!
不用品回収業者に依頼する場合は、見積書をしっかりと確認することが大切です。回収してもらいたい不用品の量が増えるほど、処分費用がかかってしまいます。回収費用は不用品の種類やお大きさなどによって異なりますが、だいたい1点あたり約3,000~5,000円です。自転車の回収にいくらかかるのか、ほかの不用品を処分する際は総額でいくらになるのかなど、見積書の内容を確認しておきましょう。疑問点や不安要素があれば、すぐにスタッフへ尋ねることが大切です。見積書の内容が具体的に記載されていない・大ざっぱになっている回収業者は、悪徳業者の可能性があるので注意してください。
3-4.無料回収ならパソコン処分本舗へ
「無料回収業者に依頼するとトラブルになるのでは?」と不安になりがちですが、無料回収の理由がホームページ等にきちんと掲載しているところなら安心して依頼できます。たとえば、無料回収を行っているパソコン処分本舗では、回収したものをリユース品として再活用したり、リユースできないものも修理用パーツとしてリサイクルしたりしているので回収コストがかかりません。無料回収業者の中には、無料回収を謳(うた)いながら回収後に高額な費用を請求してくる悪質な業者が存在しています。悪徳業者とのトラブルを回避するためにも、ホームページ等に無料回収の理由が掲載されているかをチェックしておきましょう。
4.まだ使える自転車は買取に出せるのか?
ここでは、自転車を買取に出す方法とポイントを解説します。
4-1.状態がいいか
自転車の買取で最も重視されるのは、状態です。きちんとメンテナンスされているか、サビや汚れはついていないか、制動がしっかりとしているかなど状態を入念にチェックします。最新モデルでキレイな状態の自転車ほど高価買取は期待できますが、古くてもメンテナンスがされている自転車なら買い取ってもらえるでしょう。また、使用頻度も買取時のポイントになります。走行距離や使用頻度が少ない自転車は、高価買取が期待できるでしょう。
4-2.買取専門業者・リサイクルショップに依頼する
自転車の主な買取先としては、買取専門業者・リサイクルショップがあります。自転車販売店の中にも買取を受け付けているところがあるので、近場のショップをチェックしてみるといいでしょう。なお、リサイクルショップよりも中古市場に詳しい買取専門業者のほうが、適切な価格で買い取ってもらえる可能性があります。まずは、買取専門業者に無料査定を依頼し、そこで買取不可になった際はリサイクルショップを利用してみてください。
4-3.自転車の買取相場は約数千円~
自転車の買取相場は、種類によって異なります。主な種類の買取相場は下記を参考にしてください。
- マウンテンバイク:約5,000~12,000円
- ロードバイク:購入額の約10~30%
- 電動自転車:約10,000~100,000円
- 子ども用のスポーツタイプ自転車:~2,000円
前述したように、自転車の状態によって買取額が異なるため、まずは複数の業者に無料査定を依頼してみてください。複数の業者に無料査定を依頼することで、買取相場が把握しやすくなります。
4-4.買取額アップのコツ
できるだけ、自転車を高く売りたいと思っている方は以下のポイントに注目するといいでしょう。
- 付属品はすべてそろえる
- こまめにメンテナンスを行う
- 早めに売る
- 複数台をまとめて売る
自転車を購入した際についてきた付属品は、なるべく全部そろえておきましょう。取扱説明書・部品・予備バッテリーなどの付属品は買取額アップにつながります。また、査定を依頼する前にメンテナンスをしたり、サビを除去したりすることも大切です。そのほか、複数台まとめて売却したほうが高く売れることもあります。
5.自転車の処分に関してよくある質問
自転車の処分に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.誤った方法で処分するとどうなるのか?
A.不法投棄とみなされ、1,000万円以下の罰金または5年以下の懲役に科せられる可能性があります。また、自転車の不法投棄は環境破壊にもつながることなので、正しい処分を心がけましょう。
Q.自転車を処分する際の注意点は?
A.処分する前に、防犯登録の抹消手続きを行わなければなりません。防犯登録の手続きをせずに処分すると、トラブルになる可能性があるからです。自転車を買取に出す・知人や友人へ譲る場合でも、防犯登録を抹消する必要があります。なお、防犯登録の抹消は、登録した都道府県の警察署と自転車販売店で可能です。費用はかかりませんが、自転車本体と抹消登録カード・身分証明書が必要になります。
Q.買い換えの際、購入店に古い自転車を引き取ってもらえるのか?
A.自転車販売店の中には、購入者限定で古い自転車の引き取りを受け付けているところがあります。けれども、すべての販売店が引き取りをしているわけではないため、事前の確認が必要です。また、引き取りを依頼する際は、費用がいくらかかるのかもチェックしておきましょう。
Q.ネットオークションやフリマアプリを利用しても大丈夫か?
A.自分で自転車を売りたい場合、ネットオークションやフリマアプリを利用するのも選択肢の1つです。全国から買い手を見つけられるほか、買取業者で買い取ってもらえなかった自転車でも値がつく可能性はあります。しかし、こん包や発送作業が大変・落札されるまで時間がかかるなどのデメリットもあるので注意しましょう。
Q.依頼しないほうがいい無料回収業者の特徴は?
A.街中をトラックでまわっている無料回収業者は、悪徳業者の可能性があるので依頼しないほうがいいでしょう。トラックに積んだ後で高額な回収費用を請求してくる恐れがあります。トラブルを未然に防ぐためにも、無料回収の理由を明確にしている業者に依頼しましょう。
まとめ
世田谷区において自転車は、粗大ゴミとして捨てることができます。粗大ゴミを処分する際は、事前の申し込み・粗大ゴミ処理券の購入などが必要になるので注意が必要です。すぐに処分したい・自転車以外にも処分したいものがある方は、不用品回収業者に依頼するといいでしょう。パソコンダストでは、壊れた自転車でも無料回収が可能です。無料相談も受け付けていますので、自転車の処分でお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。