江戸川区でプリンターを処分する方法は? 処分前の注意点もチェック!
2020/06/15
パソコンの周辺機器でもあるプリンターをどのように処分すればいいのか、悩んでいる方は多いでしょう。ゴミの分類や処分方法は自治体によって異なるため、お住まいの地域のルールをきちんと確認しておかなければなりません。では、江戸川区でプリンターを処分する際、どのような点に注意すればいいのでしょうか。
本記事では、プリンターを江戸川区で処分する方法について解説します。
この記事を読むことで、プリンターをお得に処分するコツや注意点などが分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
1.江戸川区でプリンターは何ゴミになるのか?
まずは、江戸川区でプリンターは何ゴミになるのかチェックしておきましょう。
1-1.プリンターは粗大ゴミ
江戸川区のホームページをチェックしてみると、プリンターは粗大ゴミ扱いになることが分かります。家電・電化製品・寝具・ストーブ・自転車など、一辺が30cm以上になるものは粗大ゴミです。ただし、家電リサイクル法とPCリサイクル法の対象となる機器は除きます。プリンターはPCリサイクル法の対象品目と思われがちですが、対象外です。家電リサイクル法にも当てはまらない品目なため、自治体回収で処分できます。具体的な処分方法に関しては、【3.プリンターを処分する方法】で説明するのでぜひチェックしてください。
1-2.パソコンと一緒に処分できない
プリンターをパソコンと一緒に処分しようとしている方は多いでしょう。そこで注意してほしいのが、プリンターとパソコンはそれぞれ処分方法が異なる点です。プリンターはPCリサイクル法の対象外ですが、パソコンは対象品目となります。そのため、パソコンは自治体回収では処分できません。メーカーによるリサイクルと回収が義務化されているのがパソコン、自治体回収で処分できるのがプリンターとなります。パソコンとプリンターを一緒に処分する場合は注意が必要です。
2.プリンターを処分する前の注意点
ここでは、プリンターを処分する前の注意点をいくつか紹介します。
2-1.データは必ず消去する
最近のプリンターには、ハードディスクを内蔵したタイプがあります。ハードディスクが内蔵されている場合、そこに記録されているデータを完全消去してから処分しなければなりません。きちんと消去せずに廃棄してしまうと、そのデータが流出し悪用される危険があります。印刷物のデータが残っているため、個人情報を抜き取られる可能性があるのです。安心して処分するためにも、ハードディスク内部のデータを消去してください。1番簡単な方法としては、ハードディスクをカナヅチなどで破壊する消去方法があります。データ消去を行っている回収業者もあるので、自分で行うのが不安な方は依頼するといいでしょう。
2-2.USBメモリーやSDカードを抜く
プリンターを処分する前に、USBメモリーやSDカードが挿さっていないか必ず確認しましょう。ハードディスクと同じく、USBメモリーやSDカードにも大切なデータが保存されています。挿さった状態で廃棄してしまうと、そこからデータが抜き取られてしまい、悪用される恐れがあるのです。よくUSBカードを挿したまま廃棄する方を見かけるので、事前に必ず確認してください。また、プリンターの内部に原本を入れたままだったり、インクが入ったままだったりすることもあります。処分前に何も入っていない状態にすることを忘れずにチェックしましょう。
2-3.事業用のプリンターは廃棄できない
会社や事業目的で使っていたプリンターは、自治体で廃棄できません。家庭用のプリンターはゴミとして処分できますが、事業用のプリンターは産業廃棄物扱いになります。産業廃棄物は自治体で処分ができないため、自治体から認可を受けた不用品回収業者などへ処分してもらうことになるでしょう。そのことを知らずに粗大ゴミとして廃棄するケースが増えているので注意してください。
3.プリンターを処分する方法
それでは、プリンターを処分する方法について解説します。
3-1.自治体回収で粗大ゴミとして処分する
自治体で回収してもらう場合、前述したように粗大ゴミ扱いとなります。粗大ゴミとして処分する場合、可燃ゴミや不燃ゴミとは違う方法で処分することになるので注意してください。江戸川区の場合は、以下の手順となります。
- インターネットまたは電話(03-5296-7000)で粗大ゴミ受付センターへ申し込みをする
- 持ち込み指定日・収集日までに「江戸川区有料粗大ゴミ処理券(シール)」を購入する
- 粗大ゴミ処理券に名前または受付番号を記入しプリンターの分かりやすい場所に貼る
- 持ち込みの場合は粗大ゴミ持ち込み施設へ持ち運ぶ。収集希望の場合は収集日の朝8時までに玄関先などに出す
申込時に、持ち込み指定日・収集日・手数料を確認しましょう。その際に、自分で持ち込むか収集なのか、どちらかを必ず伝えてください。インターネットでの申し込みはメールアドレスの事前登録が必要です。また、プリンターの粗大ゴミ処理券はサイズによって異なります。江戸川区はA券(200円)とB券(300円)の2種類があるので、それぞれを組み合わせてください。プリンターの主な回収費用は以下のとおりです。
- 高さ20cm以下:300円
- 高さ20cm超30m以下:600円
- 高さ30cm超:600円
そのほか、粗大ゴミ持ち込み施設などは、江戸川区の公式ホームページで確認してください。
3-2.買い換えの場合は販売店に回収してもらう
新しいプリンターを購入する場合、販売店に古いプリンターを回収してもらう方法があります。販売店によっては、新しいプリンターを購入する方限定で古いプリンターを無料回収しているところもあるでしょう。比較的、古いプリンターが新しいもので状態がよければ、下取りとして回収してもらえるかもしれません。下取りの場合、新しいプリンターの値段から下取り額を差し引くことができるため、安く購入できるでしょう。
3-3.不用品回収業者に依頼する
壊れていたり、プリンター以外にも処分したい不用品があったりする場合、まとめて処分してもらうことができる不用品回収業者への依頼がおすすめです。不用品回収業者に依頼するとお金がかかると思われがちですが、中には無料回収を行っているところもあります。壊れているプリンターでも無料回収してもらえるので、費用をかけずに廃棄できるのが大きなメリットといえるでしょう。
3-4.買取に出す
まだ使えるプリンターを処分するのがもったいないと思っている方は、買取を検討するといいでしょう。処分するよりもお金はかかりませんし、高値で売れる可能性もあります。ほしがっている人のもとで再利用してもらえるため、まさに一石二鳥といえる方法です。次の項目で買い取ってもらえるプリンターの特徴や買取に出す方法などについて説明するので、ぜひチェックしてください。
4.まだ使えるプリンターは買取に出すことも
ここでは、プリンターを買取に出す方法やポイントを解説します。
4-1.稼働に問題がないか
一般的に、稼働に問題がないプリンターなら、ほとんどの業者で買い取ってもらうことができるでしょう。うまく印刷できなかったり、不具合が出ていたりするものは買取不可になる可能性があります。たとえ、人気があるメーカーや新機種であっても、稼働に問題があると査定額が大幅に下がるでしょう。査定を依頼する前に、プリンターが正常に動くかどうか・正しくプリントできるかをチェックしてください。また、メーカーや製造年月・型番なども確認しておくと買取をスムーズに進めることができます。
4-2.製造年月が新しいものほど高く売れる
正常に稼働するのはもちろん、製造年月が新しく人気メーカーのプリンターであるほど高価買取が期待できるでしょう。プリンターの人気メーカーといえば、エプソン・キャノン・ブラザーなどがあります。プリンターの平均寿命は約3~5年といわれているため、5年以上経過しているものは買値が下がるか買取不可になるでしょう。逆に、発売されたばかりの人気メーカーで、Wi-Fi機能つきや高品質印刷が可能など最新機能が搭載されているものは高価買取が期待できます。
4-3.買取専門店やリサイクルショップを利用する
主な買取先としては、買取専門店またはリサイクルショップがあります。パソコンや周辺機器などを中心に買取を行っている専門店は中古市場に詳しいので、適切な値段をつけてくれるでしょう。価値があるプリンターほど高く買い取ってもらいやすいのですが、古いプリンターは買取不可になる可能性があります。買取専門店で売却できなかったものは、リサイクルショップに査定を依頼するといいでしょう。
4-4.ネットオークションやフリマアプリで売却することも
自分で値段を決めて売りたい場合は、ネットオークションやフリマアプリを利用するといいでしょう。登録すれば誰でも出品できるため、いろいろなものが出品されています。プリンターを出品している方もいますが、落札されているのは新品または未使用品・発売されたばかりの新機種などです。古い機種ほど買い手が見つかりにくく、落札額も低くなってしまいます。また、ネットオークションやフリマアプリは落札されても自分でこん包して送らなければなりません。手間と時間がかかることを踏まえた上で利用しましょう。
5.プリンターの処分に関してよくある質問
プリンターの処分に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.粗大ゴミ処理券はどこで購入できるのか?
A.江戸川区内にあるコンビニやスーパーマーケットなどで販売されています。お住まいの近くに販売店があるか調べる際は、粗大ゴミ処理券取扱所で確認してください。前述したように、A券(200円)とB券(300円)の2種類があるので、処分したいプリンターのサイズを確認してから購入しましょう。
Q.できるだけ費用を抑えるコツは?
A.自治体で処分する場合、数百円お金がかかりますが、自分で持ち込むと手数料が割安になります。たとえば、収集手数料が400円の場合、持ち込みにすると手数料はかかりません。収集手数料が安いものほど持ち込み手数料も最小限に抑えることができるため、自分でプリンターを運べる方は江戸川区が指定している施設に持ち込みましょう。そのほか、無料回収業者に依頼するのも方法の1つです。
Q.収集を依頼する際の注意点は?
A.事前の申し込みを忘れないようにすることです。よく事前の申し込みをしていなかったせいで回収してもらえなかったという方がいます。粗大ゴミ処理券をプリンターに貼りつけていても事前の申し込みがないものは回収してもらえません。また、申し込みは新シーズンが始まる3月や4月に集中する傾向があります。申し込みが集中する時期は希望日に収集してもらえないこともあるので注意が必要です。
Q.高価買取のポイントは?
A.なるべくプリンターを高く売りたい方は、事前に掃除しておきましょう。見た目が汚いものよりもきれいなもののほうが印象がよく、高値がつきやすくなるからです。取扱説明書や外箱など付属品もそろえることをおすすめします。買取業者の中には、付属品がそろっていないと買取不可になるところもあるので注意してください。
Q.無料回収業者に依頼する際の注意点は?
A.無料と偽り、後で追加料金を請求する悪質業者には注意が必要です。無料回収業者に依頼する場合は、なぜ無料で回収できるのか理由が記載されているかチェックしてください。たとえば、パソコンや不用品の無料回収を行っているパソコン処分本舗では、回収したものをリユース品として販売したり、パーツに分解して再利用したりしています。無料回収の理由が明確になっているところなら安心して依頼できますが、不明確なところは悪徳業者の可能性があるので注意してください。
まとめ
江戸川区でプリンターを処分する場合、粗大ゴミとして捨てることができます。ただし、事前の申し込みが必要だったり、サイズによって粗大ゴミ処理券の金額が違ったりするので注意が必要です。また、まだ使える状態であれば買取に出すこともできるでしょう。なお、プリンター以外にも処分したいものがある・費用を最小限に抑えたい方は、無料回収業者をおすすめします。パソコン処分本舗では、対象商品が1点でも含まれていれば送料が無料なので、ぜひチェックしてください。