オーブンの処分方法は? 一番簡単で損をしないコツを詳しく解説!
2019/12/25
「オーブンを新しく買い替えたいけど、古いものはどんな方法で処分すればいいのだろう」「なるべく簡単に安く処分するコツを知りたい」とお考えでしょうか? 自治体回収でゴミに出すとしても、オーブンが何ゴミになるのか分かりにくいですよね。それに、できるだけ手間がかからなくて安い方法で処分できたら助かります。
そこで今回は、オーブンの処分について詳しく解説しましょう。
この記事を読むことで、オーブンを処分するときのポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.オーブンは何ゴミに分類される?
最初に、オーブンは自治体回収で何ゴミに分類されるか見ていきましょう。
1-1.小型のオーブンは不燃ゴミで出せることがある
小型のオーブンは、自治体により不燃ゴミで出せます。たとえば、福岡県福岡市や栃木県宇都宮市などです。ただし、不燃ゴミとして出せる場合でも、規定の大きさを超えるものは粗大ゴミ扱いになることが多いでしょう。なお、不燃ゴミとして出したオーブンは、まだ使える状態のものであっても廃棄処分になるのが一般的です。
1-2.一定以上の大きさがあると粗大ゴミ扱いが多い
オーブンは多くの自治体で、粗大ゴミとして扱われます。粗大ゴミとは、大きさや重量があるために、不燃ゴミの規格から外れてしまうゴミのことです。なお、粗大ゴミとして回収されると、基本的にはそのまま廃棄処分されるため、資源を有効活用することはできません。
1-3.小型家電として処分できる自治体もある
自治体によっては、オーブンを小型家電として処分できることがあります。小型家電として処分すると、回収後、自治体により再資源化されるため資源を有効活用することが可能です。ただし、自治体によってオーブンが指定品目から除外されていることもあるため、まずは自治体のホームページなどで確認してください。
2.オーブンを自治体回収でゴミに出す方法
オーブンを自治体回収でゴミとして出す方法を詳しく見ていきましょう。
2-1.不燃ゴミは自治体が指定した集荷場所・日時に出す
不燃ゴミとしてオーブンを捨てる場合は、自治体が指定した集荷場所・日時を守って出しましょう。不燃ゴミの処分費用は無料です。ただし、自治体によっては指定ゴミ袋に入れた状態で出す必要があるので確認しておきましょう。
2-2.粗大ゴミは自治体に事前予約が必要になることが多い
オーブンを粗大ゴミとして処分する場合は、以下を参考にしてください。以下は、粗大ゴミでオーブンを処分する際の一般的な流れです。
- 自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡し、集荷場所・日時・処分費用(1台数百円程度~)・受付番号などの指示を受ける
- コンビニなどで処分費用分の粗大ゴミ処理券を購入する
- 必要事項を記入してオーブンの外側に貼り付ける
- 指定日時になったら集荷場所に持っていく
なお、自治体によっては自宅前回収をしていたり事前予約が不要だったりすることもあります。また、高齢などが理由で集荷場所まで運ぶのが困難な場合は、自宅前回収を依頼できることもあるので確認してみるとよいでしょう。
2-3.小型家電は専用の回収ボックスに投入する
オーブンを小型家電として処分する場合、役所や商業施設に設置してある「小型家電専用回収ボックス」に投入してください。小型家電として処分する場合の回収費用は無料です。現時点では、小型家電専用回収ボックスの設置数が少ないので、事前に設置場所を確認しておくとよいでしょう。なお、オーブン以外の小型家電も同時に処分できます。
3.オーブンを自治体回収以外の方法で処分する方法
自治体回収にゴミとして出す以外で、オーブンを処分する方法を詳しくご紹介します。
3-1.販売店の引き取りや下取りを利用する
オーブンの買い替えに伴う処分なら、販売店の引き取りや下取りを利用できることがあります。新しいオーブンを購入予定の販売店に確認してみるとよいでしょう。
メリット
- 買い替えと同時に処分できる
- 購入者サービスとして無料処分できることが多い
デメリット
- 引き取りや下取りだけで依頼できない
- 指定メーカーや機種・一定金額以上の購入時に限られることがある
- 購入台数以上の下取りや引き取りは依頼できない
3-2.不用品回収業者に処分を依頼する
不要になったオーブンは、不用品回収業者に処分を依頼するのもおすすめです。不用品回収業者では、以下のような方法でオーブンを回収しています。
- 店頭持ち込み:業者の店頭に直接持ち込む
- 宅配回収:宅配便で業者に送付する
- 出張回収:場所と日時を指定して業者に回収してもらう
メリット
- 宅配回収や出張回収は集荷場所まで運ぶ必要がない
- 出張回収は都合のよい日時・場所を指定できる
- 労力や時間を節約できる
- 回収後は再資源化などにより有効活用してもらえる
- オーブン以外の不用品も同時に依頼できる
デメリット
- 回収方法によっては回収費用が高く付く
4.オーブンを買取に出す方法
オーブンを買取に出す方法を詳しく見ていきましょう。
4-1.買取してもらえるオーブンの条件は?
買取してもらえるオーブンは、以下のような条件を満たすものです。
- 有名メーカー・ブランド品(デロンギ・パナソニック・三菱電気・シャープ・東芝など)
- 目立つ汚れや傷・ひどい臭いがない
- 年式が新しい
- 使用感が少ない
- 不具合や故障がない
- 内皿・箱・説明書など購入時の付属品がそろっている
4-2.オーブンの主な買取先
オーブンの主な買取先には、以下のようなところがあります。
4-2-1.中古家電買取専門店
不要になったオーブンは、中古家電買取専門店で買取してもらうことができます。買取を希望するときは、業者に査定を申し込んでください。業者の提示価格に納得できたら、正式に買取を依頼しましょう。中古家電買取専門店では、オーブン以外の家電も同時に買取してもらうこともできます。ただし、買取不可になった場合は引き取り処分も依頼できないので注意してください。
4-2-2.リサイクルショップ
リサイクルショップに持ち込んで、オーブンを買取してもらうこともできます。買取を希望する場合は、査定を依頼しましょう。業者が提示した金額に納得できる場合は、そのままオーブンを引き渡して代金を受け取ってください。なお、リサイクルショップも買取専門となるため、買取不可の場合は引き取り処分も依頼できません。
4-2-3.不用品回収業者
不用品回収業者でも、オーブンの買取を行っている場合があります。まずは、業者に確認してオーブンの買取をしているか確認してみるとよいでしょう。不用品回収業者の場合、買取不可となった場合でも、そのまま引き取り処分が依頼できるので無駄がありません。また、そのほかの不用品の買取や処分も同時に依頼できるので便利です。
4-2-4.ネットオークションやフリマアプリに出品する
ネットオークションやフリマアプリに出品して、オーブンを売ることもできます。なるべく高く売りたい、欲しがっている人と直接やり取りしたいといった場合におすすめです。まずは、オーブンの出品手続きをして落札されるのを待ちましょう。なお、いずれも個人間取り引きになるため、支払い遅延やクレームが発生した場合は、自分で対応することが必要です。また、こん包や配送も自分で行うため、面倒くさがりの人には向きません。
4-3.オーブンを高額買取してもらうポイント
オーブンをできるだけ高額買取してもらうためには、以下のポイントを参考にしてください。
- 汚れをキレイにクリーニングしておく
- 購入時の付属品をそろえておく
- 不要になった時点でなるべく早く買取に出す
- オーブンの買取を強化している業者に依頼する
5.オーブンの処分に関するよくある質問
最後に、オーブンの処分に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.オーブンの寿命を見極めるポイントは?
A.以下を参考にしてください。オーブンが寿命を迎えると、以下のような症状が見られます。
- 加熱ムラが発生する
- 使用中に異音や異臭がする
- 庫内の温度が十分に上昇しない
- 突然止まってしてしまうことがある
- 一部の機能が使えない
- 電源が入らない
- 塗装ハゲが目立つようになった
Q.内皿などの付属品も一緒に処分するべきか?
A.不要なら一緒に処分しましょう。なお、買取に出す場合は、内皿の有無や状態が査定金額に大きく響くので必ず添付してください。
Q.新品のオーブンがあるが開封して中身を確認しておくべきか?
A.開封せずに買取に出しましょう。開封すると新古品(開封済みの未使用品)扱いになり、査定金額が下がることがあります。購入したままの状態で業者に査定してもらうのがベストです。
Q.業者の査定金額に納得できない場合はどうすればよい?
A.まずは、業者に査定理由を聞きましょう。信頼できる業者なら、丁寧に説明してくれるはずです。理由を聞いても納得できない、きちんとした説明をしてもらえないなどの場合は、取り引きを中止してほかの業者に改めて査定を依頼しても構いません。
Q.オーブンを処分するときはどんな不用品回収業者に依頼するべきか?
A.以下のような条件を満たす業者なら安心でしょう。
- 不用品の処分実績が豊富にある
- 見積もりは無料
- 回収費用がリーズナブル
- 状態のよいものは買取もしている
- 都合のよい回収方法を選べる
- 顧客からの評判がよい
- スタッフの対応がよくて親切
- 古物商や一般廃棄物収集運搬の許可を取得済み
なお、当パソコン処分本舗でも、不要になったオーブンの処分をお受けしています。宅配回収なら、宅配便の送料をご負担いただくだけで簡単に処分ができて便利です。さらに、スマホやパソコンなど送料無料対象品との同梱(どうこん)で、宅配便の送料も無料になり大変お得ですから、ぜひご利用ください。
まとめ
今回は、オーブンの処分について詳しく解説しました。不要になったオーブンは、自治体回収に出す以外にも、さまざまな処分方法があります。販売店の下取りや引き取り、不用品回収業者の利用など、それぞれの方法のメリット・デメリットをよく理解し、最もメリットの大きな方法で処分するとよいでしょう。なお、まだ十分に使えるオーブンは、買取してもらえることもあります。不用品回収業者でオーブンの買取と処分を同時に行っているところに依頼すると、何かと便利でしょう。