アナタはどっち派? テレビを壁掛けにするメリットとデメリット!
2015/12/26
2015/12/29
近年、テレビが軽量化・薄型化するのに伴い、壁掛けを行う家庭が増えてきています。しかし、壁掛けをするとなると壁に穴を開けることとなりますし、実際に行うだけのメリットがあるのかと悩む方も多いことでしょう。
そこで、今回はテレビを壁掛けするメリット・デメリットについて中心にご紹介していきたいと思います。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
1.テレビを壁掛けにするメリットとは?
1-1.テレビ台の分だけ省スペース
真っ先に挙げられるメリットといえば、やはり『省スペース』ということでしょう。
最近のテレビは薄型になっているものの、画面の大きさ自体は大きくなる一方です。そうなると、自然とテレビ台も大きなものが必要となってくるため、スペースを食ってしまいます。そこでテレビを壁掛けにすれば、テレビ台の分だけスペースを失わずに済むのです。
テレビ台であいたスペースには、本棚やラックなどを設置することが考えられるでしょう。
1-2.地震のときに安全性が高い
テレビは企業の努力によって日々薄くなっていっていますが、薄くなることは良いことばかりではありません。重心が不安定になるため、簡単に倒れてしまいますし、ブラウン管などの正方形に比べれば強度も劣ります。
もしも大きめの地震が来た場合、テレビ台の上に置いているだけでは転倒してしまうでしょう。転倒すればケガのリスクが高まりますし、何よりテレビが壊れてしまう可能性が高まります。テレビは安い買い物ではありませんし、できればこのようなリスクは背負いたくないものですよね。
そこで、壁掛けにすれば、テレビは壁に固定されているのでよほどの大地震が来ない限り落下の心配はありません。また、耐震グッズと併用すれば、より強度は増します。
1-3.お部屋をオシャレにしてくれる
部屋をシックやエレガントな感じにしようとすると、従来のテレビ台に置く方法はやぼったい感じが出てしまい、オシャレにしづらいという難点があります。しかし、壁掛けにすればテレビが壁と一体化するので、テレビの持つ生活臭が薄れ、インテリアの一部としての機能を果たしてくれるでしょう。
部屋をオシャレにしたいなら、絶対に壁掛けがおすすめですよ!
1-4.場所に応じて高さを調整できる
通常のテレビ台に置くとなると、高さはある程度決まってしまいます。あまり高い位置に置くことはできません。本棚などを利用して無理やり高い位置に設置しようとすると、今度は角度の関係で見づらくなってしまいます。
しかし、壁掛けならば、用途や場所に応じて好きな高さに設置することが可能です。また、テレビに俯角(ふかく)を付けることも簡単なので、下から見上げても見づらくなることはありません。
たとえば、キッチンに取り付ける小型のテレビなどは、壁掛けが最も良い選択といえます。
1-5.子供やペットの対策になる
子供がまだ小さな家庭では、テレビは大きな懸念事項でしょう。
小さな子供は手に届くものなら何でもオモチャにしてしまいます。テレビをモノでたたいたり、テレビにもたれかかったりなどは日常茶飯事。せっかくの高価なテレビが、壊れてしまうかも知れません。いえ、壊れるだけならまだしも、何かの拍子で転倒すれば、大きなケガにつながる可能性があります。
ペットも同じです。猫は高いところが好きですから、細くて足場がない液晶テレビの上にも上ることがあるはず。犬の場合は、テレビに反応して飛びかかったりすることもあるでしょう。そうすれば、テレビが転倒し壊れるリスクが出てきてしまいますよね。
しかし、壁掛けにして子供やペットが届かないようにすれば、これらのリスクを最小限に抑えることが可能です。
2.テレビを壁掛けにするデメリットとは?
2-1.設置に手間が掛かる
真っ先に思いつくデメリットといえば、やはり壁掛けにするまでの手間でしょう。壁掛けを行うためには、壁に専用の金具を設置する必要があります。しかし、どこにでも設置できるというわけではなく、壁の中の柱部分を狙わなければ行けません。空洞になっている部分に取り付けると、しっかりとネジが嚙(か)まないので落下の危険が出てきてしまうからです。
場所はたたいたときに硬い音がするかどうかで確認ができますが、人によっては難しいでしょう。そして、場所が分かっても金具の設置が待っています。電動ドリルなどがないと設置に時間が掛かるので、慣れない人は手こずるはずです。
とはいえ、テレビ台も組み立てる手間があるのですから、別段大きなデメリットとはいえないでしょう。
2-2.壁に穴を開ける必要がある
壁掛けをするということは、当然壁に固定する必要があるわけですから、ネジなどで固定する必要があります。しかし、賃貸マンションやアパートなどでは壁に穴を開けるのは難しいはず。なぜなら、後々引っ越すときなどに原状回復する必要が出てきてしまうからです。これは大きなデメリットといえますね。
ただし、これにも抜け道があるので試してみてください。
方法は至ってシンプル。ネジの代わりに『ステープラー』を使って金具を取り付けるのです。
ステープラーと聞くと、どう考えても強度に不安があるように思えますが本当に問題ありません。実際、ステープラー専用の壁掛け用の金具が発売されています。ステープラーなら穴はほとんど目立たないので原状回復を行う必要もありません。ぜひ、試してみてください。
2-3.取り付けが甘いと落下の危険がある
壁掛けにするとしても、作業を行うのは私たち素人。取り付け方を間違えていたりすると、何かの拍子にテレビが落下する可能性があります。壁掛けとなれば、通常は1メーター近い高さに設置されますから、落下すればただでは済みません。
3.不要なテレビの処分方法とは?
壁掛け挑戦に伴って、新しいテレビに買い換えてみたはいいものの、処分の方法で困っているという方も多いはず。この項目では、不用になったテレビの処分法についてご紹介します。
3-1.リサイクル券を購入して引き取ってもらう
テレビは家電リサイクル法の対象品目です。そのため、ゴミとして処分することはできません。一般的な処分法にはリサイクル券と呼ばれるものを使う必要があります。
※リサイクル券の使い方
- まずは郵便局にて家電リサイクル券の払込票をもらいましょう。
- 払込票に必要事項を記入した後、窓口でリサイクル料金を支払ってください。この際、リサイクル料金は1台ごとに掛かりますので、不要なテレビが複数ある場合は、台数分の支払いが必要となります。
- 手続きが終わったら、処分する家電本体指定場所に『家電リサイクル券』を貼り付け、指定の引き取り場所へ持ち込みましょう。
3-2.リサイクルショップを利用する
処分といっても廃棄するだけが方法ではありません。
リサイクルショップを利用するメリットといえば、なんといっても臨時収入です。本来はゴミになるはずのものがお金に化けるのならば、これ以上うれしいことはありませんよね。
ただし、リサイクルショップは転売で設けているわけですから、商品価値が認められなければ買い取ってもらえないことがあります。大きなテレビを苦労して持ち込んでも、引き取りを拒否されては骨折り損のくたびれもうけです。
状態の良いものでないなら、ほかの方法を選んだ方が無難でしょう。
3-3.不用品回収業者に引き取ってもらう
不用品回収業者に引き取ってもらうという方法もあります。
不用品業者の場合は自分でリサイクル券を購入するような手間はありませんし、、店に持ち込む必要もありません。電話やインターネットから回収の依頼をすれば、自宅まで引き取りに来てくれます。
不用品回収業者のいいところは、回収業務だけではなく、買い取り業務も行っている点。臨時収入になるというリサイクルショップのメリットそのままに、二度手間のリスクがありません。
おすすめの処分方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回はテレビを壁掛けするメリットについて中心にご紹介しました。
- テレビを壁掛けにするメリットとは?
- テレビを壁掛けにするデメリットとは?
- 不要なテレビの処分方法とは?
テレビの壁掛けはデメリットもありますが、メリットも多くあります。自身のライフスタイルに照らし合わせ、ぜひ検討してみてください。