パソコンが頻繁にフリーズする原因と対策・処分方法について
2016/02/10
2018/03/16
パソコンが頻繁にフリーズする不具合は非常に多いです。フリーズするのは何かしらの原因があるでしょう。
不具合を放置しておけばいつか使えなくなってしまいます。
そこで、パソコンが頻繁にフリーズする原因と対策、パソコンを買い替えたほうがいいケース、処分方法と注意点について説明しましょう。
頻繁にフリーズして固まるパソコンは使いづらいものです。
操作にも支障が出てしまうので、できるだけ早めに解決するためにもフリーズする原因をチェックしてください。
1.パソコンが頻繁にフリーズする原因と対策
パソコンを使っている途中、急に画面が固まる、フリーズすると困るものです。
せっかく今まで作業していたデータが消えてしまう可能性もあります。
早めに症状を改善するためにも、パソコンがフリーズする原因と対策を把握しておきましょう。
1‐1.アプリケーションの不具合やメモリー不足
パソコンがフリーズする原因には、「アプリケーションの不具合」や「メモリー不足」が関係しています。
パソコンの中には活用しているアプリケーションがたくさんあるでしょう。
使用しているアプリケーションに不具合が起きているせいでフリーズすることが多々あります。
アプリケーションが原因になっている場合は再インストールをするか、またはアップデートをしてください。
きちんとアップデートしているかどうか確認も必要です。
正しくアップデートしていない場合はパソコン本体に異常が起きている証拠になるでしょう。
また、パソコンのメモリーが不足しているのも固まる原因の1つです。
メモリー不足になっているため、操作にパソコンの仕様が追いついていません。
反応が遅くなっているため、フリーズを起こしている状態と言えるでしょう。
1‐2.ハードウェアの故障とドライバーの不具合
パソコンの回路や機器、装置のことを「ハードウェア」と言います。
フリーズしたとき最も多い原因がハードウェアの故障です。
固まったときはハードウェアが故障していないかどうか確認しなければなりません。
確認のために、ハードディスクやメモリーが正常に働いているかどうかテストをしてください。
場合によってはマザーボードが故障している可能性もあります。
そして、「ドライバーの不具合」もフリーズする原因です。
ドライバーが関係している場合はメーカーのホームページで情報を確認してください。また、取り扱い説明書にはフリーズしたときの原因や対処法が記載しています。
保管している人はチェックするといいでしょう。
1‐3.パソコンがフリーズしたときの対応と対策
パソコンがフリーズしたとき、まずはマウスやキーボードが正常に動くかどうか確認してください。
もし、動かない場合は接続コネクターに不具合が起きている可能性があります。
ワイヤレスのマウス・キーボードなら電源切れもあり得るでしょう。
異常が見当たらず、フリーズした場合は強制終了してください。
そして、再び電源をいれるといいです。
頻繁にフリーズすればするほどパソコン本体に負荷がかかってしまいます。フリーズを起こさないよう対策をしなければなりません。
最新のソフトウェア・ドライバーソフトにする、電源コンセントやウイルスに感染しているか確認する、OSを再インストールするなど実行してください。
2.パソコンを買い替えたほうがいいケース
2‐1.「5年」以上使っているパソコン
パソコンを買い替えたほうがいいケースは、「使用年数が長いパソコン」です。
電化製品の1つであるパソコンは寿命があります。
一般的にパソコンの寿命はおよそ「5年」です。
5年以上経過しているパソコンほど故障しやすくなっています。
頻繁にフリーズが起きるのは寿命が近づいている証拠になるでしょう。
5年以上たっているパソコンを修理しても、再び故障する可能性が高いです。
よって、買い替えたほうがお得になります。
また、修理したくても部品がそろわない確率が高いでしょう。部品保有期間と言うものがメーカーによってあります。
部品保有期間をすぎてしまえば修理に必要な部品の在庫がなくなるので要注意です。
買い替えを検討している人は、使用年数に注目してください。
2‐2.頻繁に起きるフリーズは買い替えが最適
作業中や起動時にフリーズが起きるなど、回数が頻繁になってきたらパソコンの買い替えをおすすめします。
フリーズの回数が増えると非常に危険です。
作業中に消えるとデータが飛んでしまう恐れもあります。
たとえば、ブログを書いている、仕事で必要な資料をつくっている最中にフリーズするとすべて台無しになるでしょう。
消えたデータは復元できない可能性が高いので要注意です。
PCが固まる以外に、異音が出ている、起動に時間がかかる、反応がにぶくなる症状が出てきたら買い替えをしてください。
パソコンの寿命がきている証拠になります。
使用しているパソコンの性能が低くなると使いづらくなるのは当たり前です。
使いづらさにイライラを感じるよりも買い替えをしてスムーズに使ったほうがストレスを感じません。
3.古いパソコンの処分方法と注意点
3‐1.不用品回収業者に依頼する
PCの買い替えをした際、古いパソコンの処分に悩むでしょう。
PCリサイクルマークがついているパソコンは自治体で処分できません。
自治体で処分すると法律違反になるので注意してください。
パソコンメーカーに問い合わせて回収してもらう方法が一般的です。
しかし、パソコンメーカーに回収してもらう場合は自分たちで郵送しなければなりません。郵送にかかる費用や手間がかかってしまいます。
面倒に感じる人は「不用品回収業者」を利用してください。
不用品回収業者の中でも主にパソコンを取り扱っている業者が安心です。わざわざ運ぶ必要もなく、業者が自宅まで回収しにきてくれます。
近くに業者がなくても「無料宅配」を利用すれば全国各地からの回収が可能です。
ただし、業者に依頼するときは必ず見積もりを確認してください。見積もりに不備がないことを確認して信用できる業者に依頼しましょう。
3‐2.パソコンに入っているデータを完全削除する
古いパソコンを処分する際は「データ」に気をつけてください。
データが入っているままパソコンを処分してはいけません。
ハードディスクに入っているデータがすべて流出してしまいます。
実際、パソコンを捨てたせいでトラブルになった事故が増えているのです。
トラブルを防ぐためにも、処分前にデータを完全消去してください。
初期化だけでは不十分なので、専用の削除ソフトを利用しましょう。
自分でする削除でも心配な人は、パソコンの回収をしている業者にデータ削除を依頼するといいですよ。
物理的・論理的破壊の専用機器を使ってデータを削除してくれます。
業者に依頼する際は「データ消去証明書」を発行してもらうと安心です。
4.まとめ
パソコンが頻繁にフリーズする原因と対策、パソコンを買い替えたほうがいいケース、古いパソコンの処分方法と注意点について説明しました。いかがでしたでしょうか。
使用時にパソコンがフリーズしたら、再起動してください。
頻繁に起こる場合は修理よりも買い替えたほうが効率的です。
パソコンの症状や状態をしっかりふまえて、最適な選択・対処をしていきましょう。
また、古いパソコンを処分するときはデータをすべて削除しなければなりません。
完全消去してから処分してください。