外付けHDDは燃えないゴミで出せる? 捨て方や注意点を詳しく解説!
2021/10/15
「外付けHDDが不要になったので処分したいけど、燃えないゴミで出せるのだろうか」とお考えではありませんか? 故障や買い替えなどで不要になった外付けHDDを捨てたくても、燃えないゴミで出せるのか、そのほかのゴミとして出すべきか迷いますよね。それに、ゴミに出す以外の捨て方や注意点も知りたいことでしょう。
そこで今回は、外付けHDDの捨て方について詳しく解説します。
- 外付けHDDは燃えないゴミに出していい?
- 外付けHDDを処分するときの注意点
- 外付けHDDのデータを消去する方法
- 外付けHDDはパソコン処分本舗に処分を依頼しよう
- 外付けHDDの捨て方に関するよくある質問
この記事を読むことで、不要になったHDDを捨てるポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.外付けHDDは燃えないゴミに出していい?
最初に、外付けHDDは燃えないゴミに出せるかどうか見ていきましょう。
1-1.多くの自治体で燃えないゴミに出せる
外付けHDDは、金属やプラスチックなど焼却処分できない素材でできているため、多くの自治体で燃えないゴミに出すことが可能です。外付けHDDを自治体に燃えないゴミとして出す場合は、自治体ごとに決まった曜日・時間・場所に出しておくと、無料で収集してもらえます。なお、自治体によって、指定ゴミ袋に入れて出すなど独自のルールがある場合があるので、注意してください。
1-2.一定以上の大きさになると粗大ゴミ扱いになる
一定以上の大きさがある外付けHDDは、粗大ゴミ扱いになることが多いでしょう。たとえば、長辺が30cm以下は燃えないゴミ、30cmを超えるものは粗大ゴミといった感じです。粗大ゴミ扱いになるサイズは自治体によって異なります。外付けHDDを粗大ゴミとして出す場合は、自治体の粗大ゴミ受付窓口に事前予約が必要で、1個数百円程度~かかるのが一般的です。また、自治体が指定した場所と日時に収集してもらえますが、自分で自治体のゴミ処理場に持ち込むこともできます。より詳しい内容は、自治体のホームページなどで確認してください。
1-3.小型家電リサイクル法に沿って処分できることがある
自治体によっては、外付けHDDを小型家電リサイクル法に沿って処分できることがあります。小型家電リサイクル法とは、小型家電に含まれる資源の有効活用を目的とした法律です。外付けHDDを小型家電リサイクル法に沿って処分するには、役所や商業施設に設置してある小型家電専用回収ボックスに投入してください。なお、大型の外付けHDDで小型家電専用回収ボックスの投入口に入らないものは処分してもらえないことが多いので、投入可能なサイズか事前に確認しておくとよいでしょう。
2.外付けHDDを処分するときの注意点
外付けHDDを処分するには、いくつか注意点があります。
2-1.重要なデータを移行しておく
外付けHDDを処分する前に、重要なデータを移行しておきましょう。普段からクラウドサービスなどへこまめにバックアップしていない場合は、特に重要です。データの中には、個人的に作成した文書や撮影した写真など、消去してしまうと二度と取り戻せないものもあります。消去するか迷うものであっても、いったん移行しておき、後日判断するようにしましょう。
2-2.確実にデータを消去する
重要なデータを移行したら、外付けHDDの内部データを確実に消去しましょう。具体的な消去方法については、この記事の「3.外付けHDDのデータを消去する方法」を参考にしてください。万が一データ消去せずに処分した場合、悪意ある第三者によって情報が流出し悪用される恐れがあるので、注意しましょう。
2-3.信頼できる業者に依頼する
外付けHDDの処分を業者に依頼する場合は、信頼できるかどうか吟味することが大切です。きちんとデータ消去したつもりでも、不完全な消去であれば、第三者によって復元・悪用されてしまうことがあります。思わぬ被害に遭わないためにも、外付けHDDの処分は信頼できると判断した業者に依頼してください。
3.外付けHDDのデータを消去する方法
外付けHDDのデータを消去する方法を、具体的に解説します。
3-1.物理的に破壊する
外付けHDDのデータを消去する方法のうち、最も確実かつ簡単な方法は、物理的に破壊する方法です。たとえば、HDDを折り曲げたり穴を開けたりすることで、物理的にデータの読み込みをできなくします。なお、物理的に破壊する方法はHDDを再利用できなくするため、不具合や故障などにより再利用できない場合に行われるのが一般的です。
3-2.強力な磁気を当てる
強力な磁気を当てるのも、外付けHDDのデータを消去する方法の一つです。HDDは、磁気によって情報を記録しています。そのため、強力な磁気を当てることで、データを破壊し、読み込み不可にすることができるのです。なお、強力な磁気を当てたHDDは、再利用できないため、廃棄処分を前提として行われることになります。
3-3.無意味な文字列を上書きする
無意味な文字列を上書きする方法により、外付けHDDのデータを消去することもできます。データ消去ソフトの多くで採用されており、HDDの再利用が可能な方法です。たとえば、知人に譲る、買取に出すなどの場合に行うことになります。フリー・有償共にさまざまなソフトがあるので、評判がよいものを選んで使用するとよいでしょう。
4.外付けHDDはパソコン処分本舗に処分を依頼しよう
外付けのHDDの処分は、パソコン処分本舗に依頼するのがおすすめです。
4-1.データ消去サービスが無料で利用できる
パソコン処分本舗では、外付けHDDのデータ消去サービスを無料で利用できます。具体的な消去方法については、以下を参考にしてください。
- 物理的破壊方式:廃棄処分するHDDに対し、穴を開けてデータを読み込み不可にする
- 論理的消去方式:再販などリユース可能なHDDに対し、意味のない文字列を上書きすることでデータを消去する
いずれも安全にデータを消去してもらえるので、安心して依頼できます。また、希望者には有料でデータ消去証明書を発行してもらうことも可能です。
4-2.回収後の外付けHDDを有効活用してもらえる
回収後の外付けHDDを有効活用してもらえるのも、パソコン処分本舗に外付けHDDの処分を依頼するメリットです。パソコン処分本舗では、回収後の外付けHDDを再資源化もしくは再販によって、有効活用しています。ゴミに出すなどの方法で廃棄処分すると、貴重な資源を有効活用できません。ものを大切にするという点でも、パソコン処分本舗に依頼するメリットは大きいでしょう。
4-3.宅配便の送料負担だけで処分できる
パソコン処分本舗の宅配回収を利用すれば、宅配便の送料負担だけで外付けHDDを処分することができます。外付けHDDだけならダンボール1箱で済むので、安く処分することが可能です。また、宅配回収なら、いつでも都合のよいタイミングで送ることができる点でも便利といえます。特に忙しい人や気軽に処分したい人にとっては、好都合でしょう。
4-4.条件が合えば宅配便の送料も無料になる
パソコン処分本舗では、条件が合えば宅配便の送料も無料とすることが可能です。処分費用・宅配便の送料共に無料とするには、以下の条件があります。
- パソコン・スマホなどの宅配便送料無料対象品との同梱(どうこん)
- ヤマト運輸の宅配便で着払い送付する
- 1箱の3辺合計が160cm以内かつ重さ25kg以内
- パソコン処分本舗の指定する宛先に送付
上記の条件を満たさない場合は、宅配便の送料を自己負担することになります。なお、発送の際にパソコン処分本舗へ事前連絡する必要はありません。
4-5.外付けHDD以外の不用品もまとめて安く処分できる
さらに、送料無料対象品との同梱で外付けHDD以外の不用品も無料で処分でき、大変お得です。それぞれ処分を依頼するよりまとめて依頼したほうがお得で便利なので、ぜひ活用してみてください。ただし、前述したように、規定のサイズのダンボール箱に収まることが条件になるので、注意しましょう。
4-6.状態のよいものは買取してもらえることがある
パソコン処分本舗では、状態のよい外付けHDDは買取してもらえることがあります。特に、以下のような条件を満たすものは、買取してもらえる可能性が高いでしょう。
- 不具合や故障がない
- 目立つ汚れや傷・破損・ひどい臭いがない
- 使用感が少ない
- 年式が新しい
- 有名メーカー品
- 大容量・高速モデル
- 購入時の付属品が揃っている
5.外付けHDDの捨て方に関するよくある質問
最後に、外付けHDDの捨て方に関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。
Q.外付けHDDを燃えないゴミに複数台まとめて出してよい?
A.数台程度であれば、問題ありません。ただし、自治体によっては、燃えないゴミに出せる量の目安が1回に3袋程度までなどと決まっていることがあるので、常識の範囲内で出してください。
Q.外付けHDDの付属ケーブルだけ処分したいのだけど?
A.自治体回収に、燃えないゴミとして出すことができます。もしくは、小型家電として処分できる自治体もあるので、調べてみるとよいでしょう。
Q.ほぼ新品の外付けHDDの査定金額が安過ぎる気がするのですが?
A.たとえほぼ新品であっても、無名メーカー品だったり年式が古かったりなどのマイナスポイントがあると、想定以下の査定金額を提示されることがあります。また、中古市場における需要が急激に減ったなどの理由も考えられるでしょう。いずれにしても、査定理由を業者から説明してもらうことをおすすめします。
Q.不用品回収業者に外付けHDDのデータ消去を依頼するのが不安なのですが?
A.外付けHDDのデータ消去実績が豊富にあり、そのほかのポイントでも信頼できると判断した業者なら不安に感じることはありません。なお不安が残るときは、業者からデータ消去の方法を直接説明してもらうとよいでしょう。
Q.燃えないゴミに出した外付けHDDが盗まれてしまったらどうすればよい?
A.外付けHDDを燃えないゴミに出した時点で所有権を放棄したのと同様になるため、犯人を特定したり、外付けHDDを返却してもらったりするのは難しくなります。自治体にゴミとして出す場合、一定の盗難リスクがあるのは事実です。たとえば、信頼できる不用品回収業者などに処分を依頼すると安心できます。
まとめ
今回は、外付けHDDの処分について詳しく解説しました。不要になった外付けHDDは、自治体回収に燃えないゴミや粗大ゴミに出すことが可能です。そのほかにも、小型家電として処分する、知人に譲る、販売店の回収サービスを利用するなど、さまざまな処分方法があります。また、不用品回収業者に処分を依頼したり買取に出したりすることも可能です。それぞれのメリット・デメリットを比較し、最もメリットが大きな方法で処分するとよいでしょう。中でも、不用品回収業者に依頼すると、都合のよい日時と場所で回収してもらえる、格安もしくは無料で処分してもらえるなど、何かとメリットが多くておすすめです。