タブレットの寿命は何年? 主な症状や長持ちさせるコツを教えます!

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「今使っているタブレットの調子が悪いけど、寿命だろうか」「タブレットが寿命を迎えるとどんな症状が出るか知りたい」とお考えではないでしょうか? タブレットの調子が何となく悪いと感じても、実際に寿命が近づいているのかよく分からないですよね。本格的に使えなくなる前に買い替えるためにも、まずは、どんな症状が出ると寿命が近いのか知っておく必要があるでしょう。

そこで今回は、タブレットの寿命について詳しく解説します。

  1. タブレットの寿命はどれぐらい?
  2. タブレットの寿命が近づくと出る症状は?
  3. タブレットの寿命を延ばす方法は?
  4. 寿命を迎えたタブレットの処分方法
  5. タブレットの寿命に関するよくある質問

この記事を読むことで、タブレットの寿命が近いと見られる症状や寿命を延ばすポイントなどがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.タブレットの寿命はどれぐらい?

最初に、タブレットの寿命はどれぐらいなのか見ていきましょう。

1-1.製造後3~4年程度が目安

タブレットの寿命は、製造後3~4年程度が目安です。使い方や使用環境によっては、2年程度で寿命を迎えることもあります。タブレットは気軽に持ち歩くことができ、気軽に使いやすいことから、想定以上に寿命が早いものです。購入当初と比較して性能が落ちてきた、使いづらくなったと感じる場合は、寿命が近いと考えてください。

1-2.バッテリーが最も早く寿命を迎える

タブレットのパーツの中でも、最も早く寿命を迎えるのがバッテリーです。タブレットは持ち運んで使うことを想定しているため、小型のリチウムイオンバッテリーを使用しています。リチウムイオンバッテリーは、約500回の充電で寿命を迎えるとされており、毎日充電すれば、2年持たない計算になるのです。バッテリー交換によって再び正常に使えるようになりますが、タブレットのバッテリー交換は技術的に難しいため、スマホのように気軽に行われているとはいえません。

1-3.使い方によってはバックライトも寿命を早く迎える

タブレットのバックライトは、購入後15,000~50,000時間程度持つといわれています。したがって、1日8時間程度使用しても、数年は持つ計算になるでしょう。しかし、最高輝度で1日中点灯させたままにするなど、使い方によっては寿命を早く迎えることがあります。バックライトに不具合があるとタブレットを快適に使用できなくなるので、注意が必要です。

1-4.OSのサポート終了で寿命を迎えることもある

タブレットは、OSのサポート終了により寿命を迎えることもあります。タブレットのOSは、さまざまな機能を使いこなすための基本プログラムです。随時最新バージョンに更新され、タブレットの機能や性能の向上・セキュリティーの保全などをサポートしています。しかし、バージョンの更新に伴い、古い機種がサポート対象から外れることもあるでしょう。サポート対象外になった機種はOSの更新ができず、安全かつ快適に使用できなくなるため、寿命と考えて処分することがおすすめです。

2.タブレットの寿命が近づくと出る症状は?

タブレットの寿命が近づくとどんな症状が出るか、具体的にご紹介します。

2-1.充電の持ちが悪くなる

充電の持ちが悪くなると、タブレットの寿命が近づいていると考えてください。充電が100%の状態から0%になるまで、購入当初と比較して半分程度の時間になったら寿命です。タブレットは持ち歩いて使うことが多いため、充電が持たないと使い勝手が悪くなってしまいます。外出先でもこまめな充電が必要になったら、買い替えを検討してください。

2-2.画面が暗くなる

タブレットの画面が暗くなるのも、寿命が近づいている証拠です。タブレットはネット閲覧や動画鑑賞・画像ソフトの操作を行うことが多く、パソコンよりも画面の輝度を上げて使うことが増えるでしょう。そのため、バックライトに大きな負担がかかり、画面が徐々に暗くなってくるのです。画面の輝度を最高レベルに設定しても暗いと感じるのなら、寿命といえます。

2-3.画面がちら付く

タブレットの画面がちら付くのも、寿命が近いと考えてください。急に明るくなったり暗くなったりする、画面を見ているとちら付いて目が疲れるといった症状は、バックライトおよび内部基盤の寿命が近づいてことが原因と考えられます。放置すると画面が暗いままになるなど、大変使いづらくなることもあるでしょう。

2-4.反応が遅くなる

タブレットが寿命を迎えると、反応が遅くなることがあります。画面にタッチしても遅れて反応したり、場合によってはまったく反応しなかったりすることもあるでしょう。基本的に、タブレットは画面にタッチして操作するものなので、反応が遅いと大きなストレスになります。再起動しても反応の遅さが改善しないようなら、寿命でしょう。

2-5.突然電源が落ちることがある

タブレットの寿命が近づくと、突然電源が落ちることがあります。十分に充電が残っているはずなのに、突然電源が落ちてしまう場合は、買い替えを検討すべき時期だと考えましょう。突然電源が落ちると、タブレットに大きな負担がかかり、故障の原因になります。本格的に故障する前に、大切なデータを移行しておきましょう。

3.タブレットの寿命を延ばす方法は?

タブレットの寿命を延ばす方法について詳しく解説します。

3-1.充電回数を減らす

充電回収を減らすことで、タブレットの寿命を延ばすことができます。たとえば、毎日寝る前にタブレットを充電してそのまま朝を迎えるような人は、不必要な充電を繰り返していることになるのでやめましょう。特に、充電しながら使い続けるのは、タブレットの寿命を縮めるだけです。大体50~80%までを目安に充電してください。

3-2.衝撃を与えたり落下させたりしない

タブレットに衝撃を与えたり落下させたりしないよう、取り扱いに注意することも大切です。タブレットは持ち歩いて使うことが想定されているものの、落下や強い衝撃に耐えられる構造にはなっていません。特に、道路やフローリングなど硬いものの上に落下させてしまうと、液晶画面が割れてしまう原因になるばかりか、内部部品が損傷してしまうことがあります。また、画面を強い力で圧迫する、画面の上に荷物を置くなどの行為も、タブレットの寿命を縮めるので注意しましょう。

3-3.高温多湿な場所やホコリっぽい場所を避けて使用する

タブレットの寿命を延ばしたいのなら、高温多湿な場所を避けて使用しましょう。タブレットは精密機器であり、高温多湿な場所が苦手です。高温のために熱暴走を引き起こすと、誤作動したり急に電源が落ちたりすることがあります。また、多湿も内部部品が劣化する原因となるので避けてください。同様に、ホコリっぽい場所で使用するのもおすすめしません。

3-4.長時間使わないときは電源をOFFにする

タブレットを長時間使わないときは、電源をOFFにしておきましょう。バッテリーの消耗を抑えることができ、液晶画面にも余計な負担をかけずに済みます。たとえば、充電中なども電源OFFの状態にしておくとよいでしょう。ただし、数十分単位でON・OFFを繰り返すのは、タブレットに負担がかかるので控えてください。

3-5.OSを更新する

OSを更新して最新バージョンにしておくことも、タブレットの寿命を延ばす方法です。長い間OSを更新しないと、不具合が積み重なってタブレットの寿命を早めてしまうことがあるので気を付けましょう。OSを最新バージョンに更新することで、セキュリティーホールを修正できたりバッテリーの持ちがよくなったりします。また、既存機能の向上や新機能の追加など、使い勝手をよくする意味でも重要です。

4.寿命を迎えたタブレットの処分方法

寿命を迎えたタブレットの処分方法について、主なものを詳しくご紹介します。

4-1.不燃ゴミとして自治体回収に出す

不要になったタブレットは、自治体によっては不燃ゴミとして出すこともできます。不燃ゴミとして処分する場合は、自治体ごとに決まった曜日・時間・集荷場所に出してください。処分費用は無料です。自治体によっては指定ゴミ袋に入れる必要があるなど、独自の回収ルールがあるので確認してください。なお、不燃ゴミは基本的に廃棄処分となり、資源リサイクルされません。

4-2.小型家電として自治体回収に出す

多くの自治体では、タブレットを小型家電として回収しています。小型家電として処分する場合は、役所や商業施設などに設置してある「小型家電専用回収ボックス」に投入してください。処分費用は無料です。自治体により回収されたタブレットは、再資源化などにより有効活用してもらえます。

4-3.販売店の回収サービスを利用する

販売店の回収サービスを利用してタブレットを処分することもできます。多くの場合は、店頭持ち込みで受け付けおり、500~1,000円程度がかかるのが一般的です。なお、買い替えが伴う場合は、新規購入者向けサービスとして不要になったタブレットを無料で回収していたり、購入時に使用できる金券を配布していたりすることもあります。

4-4.メーカーに回収を依頼する

メーカーによっては、自社のタブレットを回収していることがあるので確認してみましょう。たとえば、Appleでは、リサイクル活動の一つとして自社製品の回収を行っており、タブレットも対象品目です。回収されたタブレットは、メーカーで素材ごとに分解・再資源化され、有効活用してもらえます。タブレットの回収方法など詳しい内容は、メーカーのホームページで確認してください。

4-5.不用品回収業者に処分してもらう

寿命を迎えたタブレットは、不用品回収業者に処分してもらうのもおすすめです。不用品回収業者では、回収後のタブレットを再資源化により有効活用しています。不用品回収業者にタブレットの回収を依頼すると、以下のような方法で回収してもらうことが可能です。

  • 店頭持ち込み:業者の店頭に直接持ち込む
  • 宅配回収:宅配便で送付する
  • 出張回収:場所と日時を指定して業者に回収してもらう

なお、当パソコン処分本舗でも、タブレットの処分をお受けしています。画面が割れていないなどの条件を満たすタブレットを当社指定の宅配便にて着払い送付いただくと、宅配便の送料および回収費用がすべて無料となり大変お得です。この機会に、ぜひご検討ください。

5.タブレットの寿命に関するよくある質問

最後に、タブレットの寿命に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.タブレットの寿命を延ばすために液晶を暗くすると使いづらいのですが?
A.いくらタブレットの寿命を延ばしたいからといって、必要以上に液晶画面を暗くするのでは本末転倒です。最低限、タブレットの機能が快適に使える明るさに設定してください。

Q.高性能な機種なら長持ちする?
A.一概にはいえません。どんなに高性能な機種であっても、使い方や使用環境によっては早く寿命を迎えることがあります。むしろ、高性能な機種ほどバッテリーの消費が激しくなることがあるので、長持ちさせる工夫が必要になるでしょう。

Q.古いタブレットを時計代わりに使ってもよい?
A.液晶表示や時計機能などが問題なく使えるようなら、寿命を迎えるまでそのまま時計代わりに使っても構いません。ただし、OSのサポートが終わった機種に関しては、思わぬ不具合やセキュリティー上の問題を防ぐため、通信機能を使用できないように設定しておくことがおすすめです。

Q.画面が割れたタブレットを処分するときの注意点は?
A.ケガを防ぐために、割れた部分を古新聞紙やダンボール紙で保護しましょう。その後、上から「画面割れあり注意」と書き、ビニールテープで固定してから処分してください。

Q.タブレットの処分を不用品回収業者に依頼するときの注意点は?
A.信頼できる業者に依頼することが大切です。たとえば、以下のような条件を満たす業者に依頼すると安心でしょう。

  • タブレットの処分で豊富な実績がある
  • 見積もりは無料
  • 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
  • 都合のよい回収方法を選べる
  • 回収後のタブレットを適切な方法で資源リサイクルしている
  • スタッフの感じがよく顧客からの評判もよい
  • 古物商など業務に必要な許可を取得済み

なお、当パソコン処分本舗でも、タブレットの処分を数多くお受けしてご好評をいただいています。この記事でも前述したように、当社指定の宅配便で着払い送付していただくと、タブレットの処分費用・宅配便の送料共に無料となり大変お得なので、ぜひご利用ください。

まとめ

今回は、タブレットの寿命について詳しく解説しました。タブレットは、3~4年程度が寿命です。寿命を迎える前には、バッテリーの持ちが悪くなる、液晶画面が暗くなるなど、さまざまな症状が見られることがあります。寿命を迎える前に、早めに大切なデータを移行しておくことがおすすめです。なお、寿命を迎えたタブレットは、自治体回収に不燃ゴミや小型家電として出すことができるほか、さまざまな処分方法があります。中でも、不用品回収業者に処分を依頼すると何かと便利です。特に、宅配回収を利用できる業者の中には、無料で処分してもらえるところもあるのでチェックしてみてください。