松戸市でパソコンを処分したい! お得に処分する方法やポイントを解説
2022/08/12
2023/02/13
松戸市でパソコンは何ゴミになるのか、お得に処分できる方法はないのかなど、パソコンの処分で頭を悩ませている方は多いでしょう。
パソコンの処分方法はさまざまですが、ただ捨てるだけでは後でトラブルになる恐れがあります。パソコンには住所や電話番号・クレジットカードの利用履歴など、重要な個人情報のデータが含まれているので、データを完全消去してから処分することが大切です。
本記事では、パソコンの処分方法だけでなく、注意点も併せて解説します。
この記事を読むことで、パソコンを処分する方法や回収サービスを利用するコツなども分かります。松戸市でパソコンの処分を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
1.松戸市でパソコンは何ゴミになるのか?
最初に、松戸市でパソコンは何ゴミになるのか、基本情報をチェックしておきましょう。
1-1.パソコンは収集対象外
パソコンはPCリサイクル法によって処分方法が決められているので、自治体回収で捨てることはできません。PCリサイクル法とは、パソコンの中に含まれている貴重で有用な資源をリサイクルすることが目的です。パソコンには、鋼・銅・レアメタルなどが豊富に含まれており、それらの資源には限りがあります。貴重な資源を再利用するためにも、PCリサイクル法に則(のっと)った方法で処分することが大切です。
1-2.PCリサイクル法の対象品目
では、どのようなパソコンがPCリサイクル法の対象になるのでしょうか。対象品目になるものは以下のとおりです。
- デスクトップパソコン本体
- ノートブックパソコン
- CRTディスプレー
- 液晶ディスプレー
- CRTディスプレー一体型パソコン
- 液晶ディスプレー一体型パソコン
購入時の付属品(マウス・キーボード・スピーカー・ケーブルなど)も対象品目です。けれども、プリンター・スキャナー・ワープロ・CD-ROMなどの周辺機器は対象外になるので注意してください。
2.パソコンを処分する前の注意点
ここでは、パソコンを処分する前の注意点を解説します。
2-1.PCリサイクルマークの有無を確認する
パソコンを処分する前に、PCリサイクルマークの有無を必ず確認してください。PCリサイクルマークとは、平成15年10月以降に販売された家庭向けパソコンに付いています。PCリサイクルマークが付いているパソコンは処分に必要な費用が販売時の価格に含まれているので、回収費用はかかりません。けれども、PCリサイクルマークが付いていないパソコンは、回収再資源化料金を支払う必要があります。
2-2.データを完全消去する
パソコンには貴重なデータがたくさん含まれているので、それらのデータを完全消去してから処分する必要があります。データを消去しなかったために、処分後にデータが流出し悪用されたというトラブルも相次いでいるのです。特に、初期化だけでは不十分であることを理解しておかなければなりません。データを完全消去してから初期化を行った上でパソコンを処分しましょう。なお、データの消去方法は論理的消去法と物理的破壊の2種類があります。
2-2-1.論理的消去法
消去専用ソフトを使って、パソコン内のデータを消去する方法です。ソフトをダウンロードするだけでデータが完全消去できるので、1番楽な消去方法といえるでしょう。消去専用ソフトは、パソコン販売店や家電量販店などで購入できます。
2-2-2.物理的破壊
パソコンが壊れていてソフトが読み取れないときは、物理的破壊でデータを消去してください。物理的破壊とは、データが記録されているHDDをカナヅチやカッターで破壊する方法です。HDDを破壊することでデータを読み取れない状態にします。ただし、HDDを破壊できたかどうかは自分で判断できないのがデメリットです。
2-3.データの移行も大事
データを完全消去する前に、移行することも忘れないでおきましょう。データの主な移行方法は、HDDやSSDなどの外付け記憶デバイスを使う方法や、メーカー純正の移行ツールを使う方法などがあります。簡単なのは、メーカー純正の移行ツールを使う方法です。Microsoftなら「Windows転送ツール」、Appleなら「移行アシスタント」が利用できます。
3.パソコンを処分する方法
ここでは、パソコンを処分する方法について詳しく説明します。
3-1.パソコンメーカーに回収を依頼する
パソコンを処分する方法として、メーカーに回収を依頼する方法があります。PCリサイクル法に基づき、ほとんどのパソコンメーカーが自社のパソコンを対象とした回収を行っているはずです。お客様サポートセンターなどに問い合わせて、確認してみてください。メーカーによって回収方法は異なりますが、主な流れは下記のとおりです。
- 対象機器とPCリサイクルマークの有無を確認する
- 対象機器のメーカーに直接申し込みをする
- メーカーから郵送される「エコゆうパック伝票」を受け取る
- 自分でパソコンをこん包する
- エコゆうパック伝票を貼り付け、戸口集荷を依頼するか、最寄りの郵便局へ持ち込む
なお、メーカー窓口はこちら(一般社団法人パソコン3R推進協会)からチェックできます。メーカーが見当たらない、すでに倒産している場合は、一般社団法人パソコン3R推進協会に申し込みをしてください。
3-2.買い換えで下取りサービスを利用する
新しいパソコンに買い換える際は、メーカーや家電量販店などが行っている下取りサービスを利用する方法もあります。下取りサービスが利用できれば、費用ゼロで処分できるほか、新しいパソコンもお得に購入できるでしょう。ただし、下取り条件が決まっているので、しっかりとチェックしておく必要があります。どのようなサービスが利用できるのか、メーカーや家電量販店のキャンペーンなどを確認してみてください。
3-3.宅配便の回収サービスを利用する
松戸市では、国の認定事業者であるリネットジャパンと連携し、宅配便による回収サービスを行っています。このサービスは、使用済みパソコンの再資源化を推進すること、市民サービスの向上が目的です。宅配便の回収サービスは無料で利用できるので、費用を抑えたい方には最適な方法といえるでしょう。なお、申し込みから回収までの流れは以下のとおりです。
- リネットジャパンのホームページから申し込む
- ダンボールにパソコンをこん包する
- 宅配業者に集荷を依頼する
なお、ダンボール1箱分は無料ですが、2箱目からは費用が発生します。また、ダンボールのサイズは、3辺合計で140cm・重さ20kg以内と決まっているので注意してください。
4.自治体の回収で処分する方法
ここでは、自治体の回収で処分する方法を解説します。
4-1.小型家電として処分できる
松戸市の場合、ノートパソコンは小型家電として処分できます。小型家電には貴重な資源が含まれているので、資源を再利用するためにもリサイクルが推奨されているのです。回収ボックスの投入口(横30cm×縦15cm)に入るものであれば、小型家電として処分できます。たとえば、ノートパソコン・タブレット・スマホ・ビデオカメラ・携帯用ゲーム機器・携帯音楽プレーヤー・ACアダプターなどが小型家電の対象です。なお、回収ボックスの設置場所は下記を参考にしてください。
- 松戸市役所(本館1階)
- クリーンセンタースポーツ施設
- 和名ケ谷スポーツセンター
- 東部スポーツパーク体育館
- 健康福祉会館(ふれあい22)
- 総合福祉会館
- 小金原支所
- 六実支所
- 新松戸支所
- 小金支所
- 馬橋支所
- 常盤平市民センター
- 稔台市民センター
- 古ヶ崎市民センター
- 五香市民センター
- 明市民センター
- 小金北市民センター
- 松飛台市民センター
- 八柱市民センター
- 八ヶ崎市民センター
4-2.個人情報の消去を忘れずに
小型家電の回収ボックスに投かんする際も、機器内に含まれている個人情報は必ず消去してください。基本的に、個人情報は自己責任になるので、データが流出したとしても自治体を責めることはできません。パソコンのデータを消去する方法が分からない場合は、データ消去サービスを行っている専門業者に依頼するのも選択肢の1つです。
5.回収サービスを利用する方法
ここでは、回収サービスを利用する方法について詳しく説明します。
5-1.不用品がまとめて処分できる
回収サービスを利用する大きなメリットは、パソコン以外にも不用品をまとめて処分できる点です。不用品回収業者では、幅広い品目の回収を受け付けています。自治体回収で処分できないものでも回収してもらえるので、急を要する方は不用品回収業者を利用してください。ただし、不用品の量が多ければ多いほど処分費用も高くなるため、見積書の内容はしっかりと確認してから依頼しましょう。
5-2.回収業者選びのポイント
不用品回収業者の選び方で悩んだときは、以下のポイントに注目してみてください。
- 不用品回収の実績があるか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 無料見積もりや無料相談を受け付けているか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- 口コミや評判がいいか
- 回収方法が選択できるか
- データ消去サービスを行っているか
5-3.パソコンの処分ならパソコン処分本舗へ
パソコンの処分でお悩みの方は、パソコン処分本舗にご依頼ください。パソコン処分本舗では、宅配回収・持ち込み回収・出張回収の3つからお選びいただけます。無料回収品目は業界トップクラスのほか、デスクトップパソコンやノートパソコンなど対象商品が1点でもあれば着払いOKです。たとえ、送料有料商品であっても、パソコンなどに同こんすれば送料はかかりません。データ消去サービスも行っているので、ぜひ一度チェックしてください。
6.パソコンの処分に関してよくある質問
パソコンの処分に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.自作パソコンの処分方法は?
A.自作パソコンは回収してもらえるメーカーがないので、一般社団法人パソコン3R推進協会に回収を依頼してください。なお、自作パソコンにPCリサイクルマークは付いていません。そのため、回収を依頼する際に、再資源化料金が3,000~4,000円ほどかかる可能性があります。その点を踏まえた上で、自作パソコンを処分しましょう。
Q.まだ使えるパソコンは売れるのか?
A.正常に使える状態なら、買取専門店やリサイクルショップなどで買い取ってもらえる可能性があります。特に、発売時期から1年も経過していないパソコンは高価買取が期待できるでしょう。買取専門店やリサイクルショップ以外にも、ネットオークションやフリマアプリを使って売ることもできます。
Q.リネットジャパンの宅配便回収サービスを利用する際の注意点は?
A.パソコン本体を含む回収が基本となるため、パソコン本体を含まない場合は1箱につき1,500円(税抜)かかります。なお、CRT(ブラウン管)モニターの回収は、別途費用3,000円(税抜)かかるので注意してください。詳細に関しては、リネットジャパンのホームページをチェックしておきましょう。
Q.業者が行うデータ消去の方法は?
A.業者によって異なりますが、パソコン処分本舗の場合は、論理的消去機と物理的破壊機の2つを使ってデータを完全消去しています。論理的消去機はアメリカの国家機関で推奨されているデータ消去方式で、物理的破壊機は約3トンの油圧でHDDに穴を空ける方法です。この2つの消去方法を用いることで、データを完全に消すことができます。
Q.なぜ無料回収ができるのか?
A.回収したパソコンを自社でメンテナンスした後に再販したり、リユースできないパソコンも修理用パーツとしてリサイクルしたりしているからです。無料回収業者に依頼する際は、なぜ無料で処分できるのか、その理由に注目してください。無料回収の理由が明確になっている業者なら、安心して依頼できるでしょう。
まとめ
パソコンはPCリサイクル法に基づいて処分方法が決まっているので、松戸市では収集を行っていません。メーカーに回収を依頼するか、リネットジャパンと連携している宅配便回収サービスを利用してパソコンを処分することになります。また、無料回収を行っている不用品回収業者に依頼するのも選択肢の1つです。不要なパソコンの無料回収を行っているパソコン処分本舗では、宅配回収・持ち込み回収・出張回収から回収方法をお選びいただけます。データ消去サービスも行っているので、ぜひ一度お問い合わせください。