不要な電気ケトルの処分方法3つ!状態がよければ買取に出すことも!
2018/11/19
不要な電気ケトルを処分するにあたって「処分方法が分からない」「お得に処分できないのか?」と悩む人は多いでしょう。すぐにお湯を沸かすことができる電気ケトルは、便利な家電の一つです。しかし、「壊れてしまった」「もっと性能のよいものに買い替えたい」などの理由で、処分を検討することもあると思います。電気ケトルの処分には小型家電リサイクル法も関係してくるため、事前にいくつか確認が必要です。この記事では、電気ケトルを処分する方法や買取に出す方法についてまとめてご紹介しましょう。
この記事を読むことで、電気ケトルの処分方法や買取してもらう条件・買取に出す際の注意点などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.電気ケトルを自治体で処分する方法
自治体を利用して電気ケトルを処分する方法やメリット・注意点などをご紹介します。
1-1.電気ケトルは小型家電リサイクル法の対象品目
電気ケトルは小型家電リサイクル法の対象になるため、処分方法を事前に確認する必要があります。この法律は、小型家電に含まれる希少な金属を再資源化することを目的としたものです。電気ケトルを適切にリサイクルし、資源の再利用とゴミの減量化を目指しましょう。
1-2.自治体回収を利用するメリット・デメリット
自治体に電気ケトルを回収してもらうメリットは、安さと安心感です。不燃ゴミとして回収する自治体では、無料で処分できます。粗大ゴミとして処分する場合でも、回収料金は500円前後の自治体がほとんどでしょう。相手が自治体ということで、適切にリサイクルしてもらえるという安心感もあります。「できるだけ安く、かつ安全に電気ケトルを処分したい」という人は、自治体回収を利用するのがおすすめです。ただし、手間と時間がかかるというデメリットはあります。
1-3.燃えないゴミや粗大ゴミとして出す手順
電気ケトルを燃えないゴミとして出す場合は、指定のゴミ袋に入れて「燃えないゴミの日」にゴミ捨て場に出せば回収してもらえます。粗大ゴミとして捨てる場合は、事前に申し込みをして回収料金と回収日時・回収場所を確認した上で、料金分の粗大ゴミ処理券を購入してください。電気ケトルに処理券を貼り、指定された日時に回収場所へ持っていくというのが、一般的な手順です。
1-4.小型家電として回収してもらえないか確認を
自治体によっては、回収ボックスを設置して電気ケトルを回収しているところもあります。回収ボックスは大型スーパーや公共施設などに設置されていることが多いため、事前に自治体のホームページで確認しておくとよいでしょう。回収ボックスに投かんすれば、無料で回収してもらえます。ただし、小型家電リサイクルの取り組みを行っていない自治体もあるため、確認が必要です。
2.電気ケトルの処分を業者に依頼する場合
電気ケトルを不用品回収業者に回収してもらう方法やメリット・注意点などをご紹介します。
2-1.不用品回収業者による回収とは?
不用品回収業者とは、家庭から出た不用品を回収し、リユース・リサイクルしている業者のことです。回収方法には主に「持ち込み回収」「宅配回収」「出張回収」の3つがあり、自分に合った方法を選択できます。送料無料対象品目と同こんして宅配で送ると、全国どこからでも送料無料で無料回収してくれる業者もあるため、ぜひチェックしてみてください。
2-2.回収業者を利用するメリット・デメリット
不用品回収業者に依頼すれば、手間や時間をかけることなく不用品を処分できます。基本的に家庭から出た不用品なら回収してもらえるため、電気ケトルのほかにも不用品があれば、まとめて依頼するとよいでしょう。ただし、業者選びには注意が必要です。中には悪徳業者も存在するため、慎重に選ぶことをおすすめします。
2-3.料金を比較することも大切
電気ケトルの処分を回収業者に依頼した場合、回収料金は1,000~3,000円程度といわれています。数社に無料見積もりを依頼し、大まかな相場を把握しておきましょう。また、業者によっては出張回収を依頼した場合、出張費用が別途発生することもあるため、事前に確認が必要です。
3.電気ケトルの買取について
まだ使える電気ケトルは、買取に出すことも検討しましょう。電気ケトルの買取事情や買取金額相場などをまとめました。
3-1.状態のよい電気ケトルは買取してもらえる
便利な家電製品である電気ケトルは、状態がよければ買取してもらうことが可能です。特に寒い季節になると、温かい飲みものを作るために使用することが多くなるため、中古での需要も高くなります。人気メーカーのものや使用感の少ないものなどは、高額で買取してもらえる可能性もあるでしょう。
3-2.買取金額相場は数百円~3,000円程度
電気ケトルの買取金額は、数百円~3,000円程度が相場です。メーカーや状態によって差が出るだけでなく、業者によって査定基準も異なります。そのため、複数の業者の見積もりを比較して選ぶのがおすすめです。
3-3.買取してもらえる電気ケトルとは?
買取してもらえる電気ケトルの条件には、以下のようなものがあります。
- 目立つ汚れや傷がない
- 使用感が少ない
- ティファールや象印・バルミューダなど、人気メーカーのもの
- 正常に動く
4.電気ケトルを買取に出す方法
電気ケトルを買取に出す方法やメリット・デメリット、注意点などをまとめました。
4-1.リサイクルショップ
買取に出す方法の一つに、リサイクルショップがあります。
4-1-1.すぐ現金化できるが、買取対象外になることもある
リサイクルショップのメリットは、その場で査定してもらえるためすぐ現金化できるという点です。急いで電気ケトルを処分したい人は直接持ち込んでみるとよいでしょう。ただし、電気ケトルの状態によっては買取対象外となり、再び持ち帰らなければなりません。電気ケトルは比較的コンパクトなものが多いですが、「店が近くにない」「車がない」などの理由で持ち込むのが大変な場合もあるため、確実に買取してもらえないのは大きなデメリットでしょう。
4-1-2.出張買取をしているリサイクルショップも
電気ケトル一つであれば直接店舗に持ち込むべきですが、ほかにも買取に出したいものが大量にある場合などは、出張買取をしているリサイクルショップを利用するとよいでしょう。希望の日時を指定して自宅まで買取にきてもらえるため、自分で持ち運ぶ手間がかかりません。ただし、出張費用が別途発生するため、事前に金額を確認しておきましょう。
4-1-3.できるだけきれいにしてから売る
電気ケトルをリサイクルショップに持ち込む前に、できるだけきれいに掃除をしておきましょう。汚れが目立つ状態だと買取価格に影響し、場合によっては買取対象外になることもあります。ホコリや汚れを取り除き、説明書や外箱などの付属品があれば一緒に買取に出すのがおすすめです。
4-2.ネットオークションやフリマサイト
ネットオークションやフリマサイトを利用して自分で電気ケトルを売る方法もあります。
4-2-1.希望価格を設定できるが、手間はかかる
ネットオークションやフリマサイトに出品する場合、価格を自由に設定できるため、うまくいけば高額で電気ケトルを売ることが可能です。しかし、買い手が見つかるまで手元に置いておかなければならないため、すぐ売りたい人にはおすすめできません。また、買い手との取り引きや商品のこん包・発送などに手間がかかるという点もデメリットです。電気ケトルは家電製品なので、発送中の振動で故障しないよう、注意してこん包する必要もあるでしょう。
4-2-2.商品の詳細を載せることでトラブル防止を
電気ケトルを出品する際は、商品の写真や詳細を正確に載せる必要があります。「届いたら思っていたものと違った」「壊れていた」などのクレームが発生することもあるのです。そうしたトラブルを予防するためにも、不具合がある場合は必ずその旨を記載して出品してください。
5.電気ケトルの処分に関するよくある質問
「電気ケトルを処分したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.電気ケトルの寿命はどのくらいですか?
A.2年前後といわれています。使用頻度にもよりますが、2年程度で不具合が発生することが多くなるでしょう。
Q.電気ケトルの買い替えを検討するべきなのは、どのような症状が出たときですか?
A.洗っても汚れが落ちにくい・沸騰できない・保温できない、などの症状が現れるようになると、買い替えを検討するべきでしょう。
Q.中古市場で特に人気が高いのは、どのような電気ケトルですか?
A.使用感が少ないものやおしゃれなデザインのもの・有名メーカーのものなどは中古でも人気があります。
Q.電気ケトルを買い替えたいのですが、新製品が安くなるのはいつごろですか?
A.年末年始や決算時に、在庫整理のために家電製品のセールを行う販売店が多くなっています。この時期に買い替えるとよいでしょう。
Q.電気ケトルを不用品回収業者に回収してもらいたいのですが、悪質な業者を見分ける方法を教えてください。
A.一般廃棄物収集運搬業の許可を持たない業者や、事務所の所在地を明らかにしていない業者・訪問販売の業者などは、悪徳業者の可能性が高いでしょう。
まとめ
いかがでしたか? 不要になった電気ケトルを処分する方法や買取に出す方法について、詳しくご紹介しました。電気ケトルをどうやって処分したらよいのか分からず、悩んでいる人は多いと思います。正しい処分方法を理解し、状態のよいものは買取に出すことも検討しましょう。自分にとってベストな処分ができるよう、ぜひこの記事を参考にしてください。