衣類の処分方法を知りたい! 簡単&一番お得に処分するコツを伝授!
2016/02/20
2019/09/06
「衣類が増えすぎて収納を圧迫しているので、何かいい処分方法はないか」といったお悩みをお持ちではありませんか? 衣類は定期的に処分しないと、いつの間にか増えてしまいますよね。中には、今後着る予定がないものもたくさんあるものです。しかし、どこにどんな方法で処分を依頼できるのか、よく分からないことでしょう。
そこで今回は、衣類の処分について詳しく解説します。
この記事を読むことで、衣類を効率よく処分するコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.不要な衣類を処分するメリット
最初に、衣類を処分する主なメリットについて見ていきましょう。
1-1.収納スペースに余裕ができる
不要な衣類を処分すると、収納スペースに余裕ができます。すると、衣類を収納しやすくなるのが大きなメリットです。収納しきれなかった衣類をきちんと収納できれば、部屋がスッキリ片付きます。今後は、部屋のあちこちに衣類が置いたままになることもありません。
1-2.衣類が傷みにくい
不要な衣類の処分により収納に余裕ができれば、詰め込まずに済むため、衣類が傷みにくくなるのもメリットと言えるでしょう。また、通気性がよくなるので、カビやシミ・害虫の繁殖を防ぐこともできます。
1-3.着たい衣類がすぐに見つかる
不要な衣類を処分すれば、着たいものがすぐに見つかりやすくなります。クローゼットやタンスの中に、どんな衣類がどこにあるか分かりやすくなるからです。忙しい朝でも、着たいものがすぐに見つかれば、時短になります。衣類を探す無駄とストレスがなくなるのは、大きなメリットでしょう。
1-4.次に購入すべき衣類が分かりやすい
不要な衣類を処分すると、次に購入するべきものが分かりやすくなるのもメリットです。手持ちの衣類とコーディネートしやすいものや、不足している衣類が分かるので、無駄な買いものをしなくて済みます。必要最低限の衣類でも、手持ちのものに合わせて着回ししやすいものを追加すれば、コーディネート上手と言われるようになるでしょう。
2.衣類を処分するタイミングは?
衣類を処分する主なタイミングについて見ていきましょう。
2-1.衣替えの時期
衣替えの時期は、不要になった衣類を処分する絶好のタイミングです。次のシーズンに着る可能性がないものや、流行遅れのデザインで今後着づらくなるものは、処分することをおすすめします。衣替えの時期に不要な衣類を処分すれば、今本当に買うべきものが分かりやすくなるでしょう。
2-2.汚れや傷みが目立つようになった
衣類の汚れや傷みが目立つようになったら、処分しましょう。衣類は、洗濯を繰り返すうちにしつこい汚れが定着したり、繊維がすり切れたりして傷んでしまいます。汚れや傷みが目立つ衣類は、清潔感を損ね、ほかの人への印象を悪くするのでおすすめしません。洗濯やクリーニングをしても汚れが落ちない、繊維がすり切れて修復できない衣類は、寿命を迎えたと考えて処分してください。
2-3.サイズアウトした
子どもが成長して体に合わなくなった、太ったりやせたりしたなど、サイズアウトした衣類は処分しましょう。汚れや傷みがなくても、着ることができないのでは意味がありません。将来着る可能性があるとか、もったいないなどと考えず、潔く処分しましょう。保管しておいても、多くの場合で着る機会がなく、素材が劣化したり流行遅れのデザインになったりするだけです。
2-4.デザインや色の好みが変わった
デザインや色の好みが変わったら、衣類を処分することをおすすめします。暖色系の衣類ばかり好んで着ていても、好みが変わって寒色系のものを着るようになることもあるものです。もう着ない衣類を保管し続けるよりは、処分したほうが合理的でしょう。再び好みが変わる可能性があるから、という理由で持ち続けるのはやめてください。
3.不要な衣類の仕分け方
処分すべき衣類の仕分け方や判断基準をご紹介します。
3-1.収納してある衣類を全部出す
最初に、クローゼットやタンスに収納してある衣類を床に全部出しましょう。すると、今どんな衣類がどれだけあるかを確認できます。すべてを出してみると、想像以上に多くの衣類があることに驚くことでしょう。衣類が複数の場所に分けて収納してあるときは、場所ごとに分けて出しても構いません。ただし、クローゼットやタンスを空の状態にしてください。
3-2.不要な衣類を仕分ける
残す衣類と不要な衣類に仕分けましょう。コツは、なるべく時間をかけずに直感で作業することです。パッと見て判断し、どんどん仕分けていきましょう。途中で手が止まったり判断に悩んだりするときは、いったん休憩を入れて気持ちを入れ替えることをおすすめします。なお、個人的な思い入れが強い衣類については無理に処分せず、思い出の品として保管しても構いません。
3-3.必要な衣類だけを収納する
最後に、必要な衣類だけを収納していきましょう。種類ごとに分け、何がどこにあるか分かりやすいように入れていくのがコツです。たたみ方を統一して縦に入れるようにすると出し入れしやすくなります。なお、収納スペースが余っても、余分な衣類を入れないようにしましょう。
4.衣類を自治体回収に出す方法
衣類を自治体回収に出す方法を詳しく見ていきましょう。
4-1.可燃ゴミで出す
不要になった衣類は、可燃ゴミとして出すことができます。自治体の指定曜日・時間・回収場所を守って出してください。多くの自治体では、指定ゴミ袋に衣類を入れて出すことになるでしょう。ファスナーや金具などは、なるべく除去し、不燃ゴミや金属ゴミなどで別途処分することをおすすめします。
4-2.資源ゴミや布ゴミなどで出す
自治体によっては、不要になった衣類を資源リサイクル目的で、資源ゴミや布ゴミなどで出すことができます。回収後は、資源リサイクルに回して有効活用することが可能です。可燃ゴミと同様、指定曜日・時間・回収場所を守って出してください。無料で処分してもらえます。
4-3.子ども会や婦人会で回収するケースもある
不要になった衣類は、自治体の子ども会や婦人会で回収するケースもあります。1か月に1回程度、学校や近隣の神社などで回収し、資源リサイクルに回すのです。回収後は、リサイクル業者に売却して収益を得て、それぞれの活動資金に使われます。不要になった衣類の処分方法として、検討してみてください。
5.自治体回収以外で衣類を処分する方法
自治体回収以外で衣類を処分する方法を詳しく解説します。
5-1.衣類買取専門店に買取してもらう
不要になった衣類でも、中古需要の高いものを中心に衣類買取専門店で買取してもらえることがあります。買取を希望するときは、業者の店頭に持ち込むか、宅配便で送付して査定を受けてください。
メリット
- 人気ブランド品などは思わぬ高額買取もあり得る
- 回収後は中古品として再販・再資源化される
- 店頭持ち込みは査定から代金受領までその場で完了する
デメリット
- ノーブランド品などは1kg100円など買取価格がほとんど付かない
- 店頭持ち込みだけに対応している店舗も多い
- 店頭持ち込みは店舗に持ち込むのが面倒
5-2.ネットオークションやフリマアプリで売る
ネットオークションやフリマアプリを利用して、衣類を売ることも可能です。人気の高いブランド品を中心に、毎日盛んにやり取りされているので、ものによっては比較的早く落札される可能性もあるでしょう。
メリット
- 業者で買取不可となった衣類も出品できる
- 自分が売りたい価格を設定できる
- 1点ずつでもまとめてでも出品できる
- 衣類を欲しがっている人と直接やり取りできる
デメリット
- なかなか落札されないことがある
- 商品クレームや支払い遅延などが起きやすい
- 出品から発送まで日にちがかかる
- こん包や発送の手間がかかる
- 出品中はこまめなチェックとやり取りが必要
5-3.メーカーや販売店の回収サービスを利用する
一部の衣類メーカーや販売店では、自社の環境活動の一環として不要になった衣類を回収・リサイクルしています。回収対象が自社製品に限られるところと、メーカー・販売店問わず回収しているところがあるので、事前に確認してください。
メリット
- 回収後は資源リサイクルしてもらえる
- 処分費用がかからない
- キャンペーンなどで新規購入時に割り引きを受けられることがある
デメリット
- 基本的には自分で店頭に持ち込む必要がある
- 1回の回収点数が限られることがある
5-4.NPO法人などに寄付する
NPO法人などに、不要になった衣類を寄付することも可能です。回収後は発展途上国などの支援物資に回したり、売却してワクチン接種費用にしてもらえたりします。
メリット
- 困っている人の役に立つ
- 資源を有効活用できる
- 宅配便で送付できる
デメリット
- 1箱に付き宅配便の送料を含め2,000円前後の費用負担がかかる
5-5.不用品回収業者に処分してもらう
不要になった衣類は、不用品回収業者に処分してもらうことも可能です。不用品回収業者では、以下のような方法で不用品の回収をしています。
- 店頭持ち込み:業者の店頭に直接持ち込む
- 宅配回収:宅配便で業者に送付する
- 出張回収:場所と日時を指定して業者に回収してもらう
メリット
- 衣類以外の不用品も同時に処分してもらえる
- 出張回収は都合のいい日時と場所を指定できる
- 宅配回収や出張回収は集荷場所まで運ぶ手間が省ける
デメリット
- 出張回収や宅配回収は回収費用がかかる
なお、当パソコン処分本舗でも不要になった衣類の引き取り処分をお受けしています。宅配回収なら、宅配便の送料を負担いただくだけで回収できるのでお得です。さらに、スマホなど当社指定の送料無料対象品との同梱(どうこん)で、宅配便の送料も回収手数料もすべて無料になります。大変お得ですから、ぜひご利用ください。
6.衣類の処分に関するよくある質問
最後に、衣類の処分に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.衣類を不燃ゴミで捨てる際の注意点は?
A.下着類などはゴミ袋の外側から見えないよう、不透明な内袋に入れて処分しましょう。切り刻んでおくとさらに安心です。また、衣類に名札やゼッケンなど、個人情報が分かるものが付いている場合は、外してから処分してください。
Q.使用済みの衣類を寄付に出すと喜ばれない?
A.明らかに汚れや傷みがあるものは、確かに喜ばれません。特に、被災地などの救援物質として使用済みの衣類を出すのはやめましょう。ただし、支援活動を行うNPO法人などでは使用済みの衣類でも受け付けています。詳しくは、各NPO法人に確認してください。
Q.衣類を捨てずにリメイクするアイデアは?
A.たとえば、汚れや傷みがない部分をカットして手芸材料にすることができます。また、汚れが傷みがあっても柔らかい素材のものは、拭き掃除に活用するといいでしょう。
Q.衣類を高価買取してもらうコツは?
A.以下を参考にしてください。
- 洗濯やクリーニングをしてキレイにしておく
- ブランド品は購入時の袋やタグなどがあれば添付する
- 複数の衣類をまとめて買取に出す
- なるべく早く買取に出す
- 衣類を高額買取している業者に依頼する
Q.未使用の子ども服を処分するのに最適な方法は?
A.子ども服は中古需要が高いので、衣類買取専門店などへ買取に出すことをおすすめします。特に、以下のブランドで未使用品は高値買取を期待できるでしょう。
- ミキハウス
- バーバリー
- プチバトー
- メゾピアノ
- ベベ
未使用品の場合、購入時のタグを切らず、そのままの状態で買取に出すことがポイントです。
まとめ
今回は、衣類の処分について詳しく解説しました。不要になった衣類は、自治体に可燃ゴミや資源ゴミなどで出す以外にも、さまざまな方法で処分できます。まずは、どんな方法があるか、それぞれのメリット・デメリットにはどんなものがあるかを確認してみましょう。不要になった衣類でも、状態によっては買取してもらえるものもあります。また、支援活動を行う団体などに寄付したり資源リサイクルに回したりすることも可能です。なるべく、自分にとってメリットの大きい方法を選びましょう。