【知らないと損!?】掃除機の吸引力が低下する原因は?復活する方法をご紹介!
2016/03/18
2022/01/12
掃除機の吸引力が落ちてしまえば、ゴミを吸い上げることはできません。部屋をキレイにしたくてもなかなかうまくいかないでしょう。
そこで、掃除機の吸引力が低下する原因や吸引力が復活する方法、掃除機の寿命と買い替え時期について詳しく説明していきます。弱い吸引力で悩んでいる人や買い替えを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
1.吸引力が低下する原因
掃除機の吸引力は長く使えば使うほど低下するものです。吸引力が落ちにくい掃除機はありますが、まったく低下しない掃除機はありません。そこで、低下した吸引力をもとに戻すためにも「原因」を把握しておきましょう。
1-1.ゴミやホコリなどによる”フィルターのつまり”
床にたまっているホコリやダニ・ノミを吸い上げる掃除機には、必ず“フィルター”がついています。フィルターがあるからこそ、部屋の中にある不純物を取りのぞけるのです。掃除機の中にはフィルターなしのタイプもありますが、少なくともフィルター1枚は必ずついています。掃除機を使えば使うほど、ゴミやホコリによってフィルターがつまりやすくなるでしょう。
結果、細かいダストを分離できず、掃除機の吸引力が下がってしまうのです。吸引力の低下が気になり始めたら、掃除機のフィルターをチェックしてみてください。フィルターを交換すれば吸引力がもとに戻る可能性もあります。
1‐2.“ホース”の途中に何かがつまっている
掃除機の吸引力が低下する原因には、“ホースのつまり”もあります。主な原因はフィルターにありますが、ホースの途中につまっているものが原因の可能性も高いです。フィルターに問題がないのであれば、ホースの中を確認してみてください。大きいゴミがひっかかっているのなら、取りのぞきましょう。
もし、取りのぞけない場合は無理にする必要はありません。専門の業者に依頼して取ってもらったほうが安心できます。特に、へびのように曲がっている部分がつまりやすいので要チェックです。ホースのつまりを防ぐためにも、大きいゴミは自分の手で拾わなければなりません。掃除前に落ちているゴミをしっかり確認しておきましょう。
1‐3.故障や寿命が原因
掃除機など家電製品には必ず“寿命”があります。掃除機の寿命については後ほど詳しく説明していきますので、ぜひチェックしてください。寿命が近づいてくると、掃除機の吸引力が低下します。フィルターやホースに問題がないのであれば「故障」または「寿命」が原因だと思ってください。
故障内容によっては修理か買い替えかで検討することになるでしょう。掃除機の寿命が近づいてくると吸引力低下のほかにさまざまな不具合が出てきます。たとえば、モーター関連でのトラブルです。モーターが動かない、火花が出る、異音・異臭がするなど異変が起きます。モーターの不具合が出てきたら買い替えたほうがお得です。完全に掃除機として使えなくなってしまいます。
2.吸引力が復活する方法
2‐1.新しい紙パック・フィルターに交換する
掃除機の吸引力が低下する原因について説明してきました。原因がわかれば、復活する方法も選択できるようになるでしょう。紙パック式の掃除機であればふたをはずして紙パックの状態をチェックしてください。紙パックがホコリやゴミでいっぱいになっているだけでも吸引力が低下します。よって、もしつまっているようであれば新しい紙パックに入れ替えてください。
また、フィルターのつまりが原因になっているのなら、キレイに掃除しましょう。掃除機の種類によって異なりますが、一般的にフィルターは水洗いができます。つまっているホコリをすべて洗い流し、キレイな状態にしましょう。完全に汚れが取りのぞけない場合は新しいフィルターに交換してください。
2‐2.掃除機の各部位を掃除する
掃除機の吸引力を復活するには、“掃除機のお手入れ”が大切です。お手入れは長く使い続けるためのコツにもなるので念入りにしてください。
特に、ヘッド部分の掃除が大切になります。実際、ヘッド部分に小物がつまっていたせいで吸引力が落ちたという人もいました。しっかり確認してつまっていないかどうか確認しましょう。
ヘッド部分のお手入れは1か月に1回が理想的です。ある程度大きいホコリを取りのぞいた後、重層水でぬらした布でふいてください。細かい部分は綿棒を使うと良いでしょう。
また、ヘッド部分と同じく、パワーヘッドやエアーヘッドもチェックしてください。サイクロン式の掃除機は集積部分を掃除すると良いですよ。掃除機の種類によって掃除方法が異なります。取り扱い説明書があれば掃除方法を確認してください。
3.掃除機の寿命と買い替え時期
3‐1.掃除機の寿命はおよそ「10年」
メーカーや種類によって細かい年数は違いますが、掃除機の平均寿命はおよそ「10年」です。10年以上経過した掃除機は、使いづらく吸引できなくなります。
また、紙パック式・サイクロン式掃除機によって寿命はバラバラです。紙パック式掃除機は単純な構造になっているため、10年~15年以上使い続けることができると言われています。
一方、サイクロン式掃除機は構造が複雑になっているため、数年で壊れるケースがあるようです。しかし、掃除機の使い方や使用年数によっては長く使えるケースもあります。定期的に掃除機を掃除して、正しい方法で使用していきましょう。
3‐2.修理用部品の保有期間は「6年」
掃除機の買い替え時期は使いづらくなった、不具合が起き始めたときがベストでしょう。基本的に、掃除機の部品保有期間は「6年」です。製造年数から6年経過した掃除機は部品がそろいません。修理したくてもできない状態になるでしょう。
よって、6年以上たっている掃除機は買い替えてください。掃除機を買い替えるときは、「方式」や「タイプ」によって選ぶと良いでしょう。さまざまな掃除機を比較することが大切です。自分の理想に合った掃除機を選んでくださいね。
そして、買い替えて使わなくなった古い掃除機は処分しなければなりません。コードレスは小さいサイズですが、一般的な掃除機は大きいです。処分するにも苦労すると思うでしょう。
そこで、おすすめしたいのが“不用品回収業者”です。不用品回収業者の中には無料で回収してくれるところがあります。自分のペースで処分ができ、自宅まで回収しにきてくれるので安心です。わざわざお店に運ぶ必要もなく、スピーディーに処分できます。複数の業者を比較して信頼できるところを選びましょう。
まとめ
吸引力が低下する原因や復活する方法、掃除機の寿命と買い替え時期について説明しました。いかがでしたでしょうか。掃除機の吸引力は低下するものです。買ったばかりなのに吸引力が落ちたなら、フィルターや紙パック、ホースの中をチェックしてみてください。ホコリや大きいゴミがつまっている可能性があります。
ただし、使用年数が6年~10年たっている掃除機は寿命が原因の可能性が高いです。吸引力低下のほかに、モーターが動かない、異音・異臭がするなど不具合が起きているのなら買い替えをおすすめします。修理か、それとも買い替えか悩んでいる人は“使用年数”を目安に考えると良いでしょう。自分で吸引力の復活法を試してみても戻らない場合は、思いきって買い替えをしてくださいね。