家電の買い替え時期は? ベストなタイミングで購入する方法を伝授!
2019/10/24
そろそろ家電の買い替えをお考えではありませんか? 家電も長く使っているうちに徐々に不具合が出たり外観が古くなってきたりなど、何かと不満が出てきますよね。魅力的な新製品が発売されて、すぐにでも買い替えるべきか迷うこともあるでしょう。しかし、せっかくなら、できるだけお得なタイミングや条件で買い替えたいですよね。
そこで今回は、家電を買い替える時期について詳しく解説します。
この記事を読むことで、家電をお得に買い替えるタイミングやコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.家電の買い替えを検討するポイント
最初に、家電の買い替えを検討するポイントを主な家電ごとに見ていきましょう。
1-1.テレビは画面の異常がサイン
テレビは、画面に異常が出たら買い替えのサインと考えましょう。テレビは、平均5~6年程度で寿命を迎えます。テレビが寿命を迎えた場合、最も影響が出るのが画面です。画面に線が入る、ちらつきやにじみがある、色合いがおかしいなどの症状があるときは、早めに買い替えましょう。テレビが故障すると、最終的に何も映らなくなるなど非常に不便です。
1-2.冷蔵庫は食品が冷えづらくなったタイミング
冷蔵庫の寿命は、約8~10年です。寿命が近づき、冷却機能が衰えて食品が冷えづらくなったタイミングが買い替えどきとなります。そのほかにも、容量が少な過ぎてライフスタイルに合わなくなった、自動製氷などの付加機能が欲しくなったなどのタイミングで買い替えるとよいでしょう。
1-3.エアコンは温度調節が不具合で買い替える
エアコンを買い替えるタイミングは、温度調整に不具合が出たときなどがおすすめです。購入後8~10年程度経過して寿命を迎えたエアコンは、冷暖房機能が衰えるほかにも、使用中に大きな異音がしたり突然停止してしまったりすることがあります。猛暑や厳冬を乗りきるためにも、エアコンは生活に必要なものです。家族の健康を守り、快適な室温で過ごすためにも早めに買い替えましょう。
1-4.洗濯機は汚れ落ちの悪さや水もれなどがサイン
洗濯機の寿命は、購入後6~8年です。寿命を迎えると、汚れ落ちの悪さが気になるようになります。さらに、何らかの原因で水もれが見られると、設置場所の周辺が水びたしになり、場合によっては漏電することがあるので危険です。洗濯機が故障すると汚れた衣類がたまり、衛生面で大きなデメリットになります。
1-5.掃除機は吸じん能力が衰えたタイミング
掃除機の買い替えは、吸じん能力が衰えたタイミングで考えるといいでしょう。掃除機の寿命は、8~10年程度です。長く使っているうちに、内部部品が劣化するなどの理由で、使い始めと比べると満足な吸引能力を期待できなくなります。また、家族構成やライフスタイルが変わるタイミングでの買い替えもおすすめです。
2.家電をお得に買い替えるコツは?
家電をお得に買い替えるコツを、主な種類ごとに詳しくご紹介します。
2-1.テレビは夏の買い替えがおすすめ
テレビは夏に買い替えるのがおすすです。に新製品が一斉に出るので、販売店でセールを行うことが多くなります。新製品が出ると、ほぼ同等お機能であるにもかかわらず、一つ前の型番(型落ち品)が大幅に割り引きされてお得です。DVDレコーダーなどとセットで買い開けると、さらに安くなることもあるのでチェックしておきましょう。
2-2.冷蔵庫の買い替えは夏の終わりから秋がお得
冷蔵庫は、8~11月の時期が安く買えるタイミングになります。冷蔵庫が活躍するのは、気温が高くなる夏であり、メーカー・販売店共に在庫を一掃して、新製品の販売に備えようとするからです。大型冷蔵庫への買い替えを予定しているのなら、販売店のセール情報を見逃さないようにしてください。大型で元値が高い冷蔵庫ほど、お得に購入できるチャンスです。
2-3.エアコンは秋に購入するのがお得
エアコンの買い替えは、秋がおすすめです。新製品の発売が秋に集中することや、夏場の需要が落ち着く時期となるため、安く購入することができます。また、秋なら希望日時に設置工事してもらいやすいのもメリットです。冬になるとエアコンの需要が再度高まり価格が上昇したり設置工事が立て込んでしまってすぐに使えなかったりするため、決断は秋のうち決断するのがよいでしょう。
2-4.洗濯機は夏~秋に安くなる傾向がある
洗濯機を買い替えるなら、夏~秋がおすすめです。縦型洗濯機は6~8月、ドラム式洗濯機は8~10月に新製品が発売されることが多く、同時にセールを行う販売店が多く見られます。また、引っ越しを機会に洗濯機を新しく購入したり買い替えたりする人が多いため、引っ越しシーズンとなる3~4月もチェックしておきましょう。
2-5.掃除機は夏の買い替えが狙い目
掃除機の買い替えは、夏が狙い目です。各メーカーが夏場に新製品を発売することが多いため、チェックしてみてください。最近の掃除機は、吸引力がパワフルながら静音設計を採用しているなど、魅力的な機能が多く見られます。また、最新機種にこだわらなければ、型落ち品を狙うのもよいでしょう。
3.不要になった家電を処分する方法
不要になった家電を処分する主な方法を詳しく見ていきましょう。
3-1.自治体回収に出す
不要になった家電で、家電リサイクル法対象品目以外のものは、自治体回収に出すことができます。主な分類は、以下のとおりです。
- 不燃ゴミ・可燃ゴミ:炊飯器・アイロンなど比較的小型の家電
- 粗大ゴミ:食洗器など一定以上の大きさや重さのある家電
- 小型家電:自治体が小型家電リサイクル法に基づき、独自に指定した品目
メリット
- 無料もしくは安価に処分できる
- 小型家電は回収後資源リサイクルされる
デメリット
- 不燃ゴミや粗大ゴミはリサイクルされず廃棄処分になる
- 集荷日時や場所が決まっている
- 集荷場所まで運ぶ必要がある
- 粗大ゴミは事前予約が必要なことが多い
- 自治体ごとに分類や回収ルールが異なる
- 家電リサイクル法対象品目は回収してもらえない
3-2.家電リサイクル法に基づいて処分する
家電リサイクル法の指定4品目は自治体で回収してもらえないため、以下のような方法で処分してください。指定4品目は、テレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機です。
- 料金販売店回収方式:販売店に回収を依頼する
- 料金郵便局振込方式:自分で自治体の指定引取場所に持ち込む
より詳しい内容は、一般財団法人家電製品業界家電リサイクルセンターのホームページを参考にしてください。
メリット
- 回収後は適切な方法で資源リサイクルされる
デメリット
- 1個数千円程度の家電リサイクル費用がかかる
- 販売店に回収を依頼した場合は運送費用がかかる
- 手続きが面倒
- 依頼から回収まで数日以上かかる
3-3.不用品回収業者に処分してもらう
不要になった家電は、不用品回収業者に処分てもらうのもいい方法です。不用品回収業者の回収方法には、以下の3つがあります。
- 店頭持ち込み:業者の店頭に直接持ち込む
- 宅配回収:宅配便で業者に送付する
- 出張回収:場所・日時を指定して業者に回収してもらう
メリット
- 家電リサイクル費用やPCリサイクル費用がかからない
- 業者によっては買取もしてもらえる
- 都合のいい回収方法を選ぶことができる
- 宅配回収や出張回収は集荷場所まで運ぶ手間がかからない
- 回収後は中古品として再販もしくは再資源化により有効活用できる
- 物量が多くても1回で対応可能
デメリット
- 出張回収は回収費用が高く付くことがある
なお、当パソコン処分本舗でも、不要になった家電の処分をお受けしています。状態のよいものは買取もしていますのでお問い合わせください。
3-4.リサイクルショップに買取してもらう
不要になった家電でも、比較的新しくて十分に使えるものはリサイクルショップに買取してもらうことができます。買取を希望するときは、業者の査定を受けてみてください。
メリット
- 買取後は中古品として再販してもらえる
- 家電以外の不用品を同時に買取してもらえる
デメリット
- 買取価格が安い
- 大型家電は店頭に持ち込むのが大変
- 個人店では店頭持ち込みだけに対応可能な場合が多い
- 買取不可のものは引き取り処分も依頼できない
3-5.ネットオークションやフリマアプリで売る
不要になった家電は、ネットオークションやフリマアプリに出品して売ることも可能です。実際に、毎日多くの家電が取り引きされているので、普段から取り引きに慣れている人は検討してみるのもよいでしょう。
メリット
- 自分が売りたい価格を設定できる
- リサイクルショップなどで買取不可のものも出品できる
- ネットオークションでは思わぬ高額落札もあり得る
- 中古の家電を探している人が多く参加しているので、取り引きが成立しやすい
デメリット
- こん包や配送の手間がかかる
- 商品クレームは支払い遅延など何かとトラブルが多い
- タイミングや条件によってはなかなか落札されないことがある
- 点数が多い場合、出品手続きや管理が大変
- 出品後はこまめなやり取りと対応が必要
4.家電を買い替える時期に関するよくある質問
最後に、家電を買い替える時期に関する質問に回答します。それぞれ確認してください。
Q.家電を故障する前に買い替えるメリットは?
A.以下のようなメリットがあります。
- 不具合や故障による不便を感じることがない
- 計画的に買い替えることができる
- 不要になった家電を買取してもらえる可能性が高い
Q.古くてもまだ使える家電を処分するのは気が引けるのですが?
A.家電にも寿命があります。しかし、寿命を迎える前に家電を手放せば、次の持ち主に使ってもらえるので必要以上に気を使うことはありません。
Q.家電をまとめて買い替えるメリットとデメリットは?
A.以下を参考にしてください。
メリット
- まとめ買いにより安く購入できることがある
- 買い替えの手間が1回で済む
- 最新の機能を満喫できる
デメリット
- まとまったお金が必要
- 不要になった家電の処分に手間がかかる
- 欲しい家電の発売タイミングとズレることがある
- それぞれの使い方に慣れるのが大変
Q.不用品回収業者には悪質なところが多いと聞いたのですが?
A.悪質な業者が急増しているのは事実です。たとえば、突然訪問してきて無理やり契約を取ったり、依頼していないものまで回収してしまったりなど、多くのトラブルが報告されています。思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、信頼できる業者を選ぶことが必要です。
Q.信頼できる不用品回収業者の選び方は?
A.以下を参考にしてください。
- 不用品回収の実績が豊富にある
- 見積もりは無料
- リーズナブルで分かりやすい料金システム
- 都合のいい回収方法を選べる
- 状態のいいものは買取もしている
- スタッフの感じがよく顧客からの評判もよい
- 古物商許可など必要な認可を取得済み
なお、当パソコン処分本舗でも、不用品回収で多くの方にご好評をいただいています。店頭持ち込み・宅配回収・出張回収から都合のいい方法を選ぶことができ、お得な料金で処分可能です。ぜひ、ご検討ください。
まとめ
今回は、家電を買い替える時期について詳しく解説しました。家電の買い替えは、不具合が頻発するようになった、機能に不満がある、魅力的な新製品が発売されたなど、さまざまなタイミングで行うとよいでしょう。必ずしも、特定の時期に買い替える義務はありません。ただし、不具合のある家電をそのまま使い続けると、突然故障して不便を感じたり異常発熱による火災など思わぬ事故をもたらしたりすることもあります。家電の買い替えは、なるべく計画的に考えておくと、いざというときに慌てなくて済むのでおすすめです。なお、買い替えにより不要になった家電の処分は、不用品回収業者に依頼することもできます。信頼できる業者に相談して、お得なプランを提案してもらうのもいいでしょう。