パソコンの動作が遅い原因は? 対策法と買い替えのポイント
2024/10/25
使っているパソコンの動作が遅いとイライラしてしまう人は多いでしょう。買った当時はサクサク動いていたパソコンが、使っているうちに遅くなってしまう…。このような悩み、パソコンを愛用している人なら誰でも抱えるものでしょう。そこで、この記事ではパソコンの動作が遅いときの対処法や原因、買い替えのポイントなど、パソコンについての豆知識をご紹介します。動作が遅くなったパソコンのことでお悩みの人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
1.パソコンの動作が遅くなる原因
パソコンの動作が遅くなってしまう原因には、どのようなものが挙げられるのでしょうか。ここでいくつかパソコンを遅くさせる原因をご紹介します。
1-1.メモリの空き容量が少ない
パソコンによって、持っているメモリの容量はさまざまです。最近のパソコンは容量が大きなものも多いですが、古いものだったり、スペックが高くないものは容量が小さかったりする場合も少なくありません。そのような、容量の少ないパソコンで色々なアプリをダウンロードしたり、データを保存したりしていると、すぐに空き容量が少なくなってしまうので、要注意です。メモリの空き容量が少なくなると、パソコンの動作も遅くなってしまいます。
1-2.アプリケーションやソフトなどが同時にいくつも立ち上がっている
アプリケーションなどが複数同時に立ち上がっていると、パソコンの動作も遅くなります。パソコンのメーカーによっては、最初から入ってるアプリケーションもさまざまで、中にはパソコンを起動したときに勝手に立ち上がるものもあるようです。タスクマネージャーを開いて使っていないものは終了させたり、そのものをアンインストールしたりすると良いでしょう。
1-3.ウィルスに感染している
パソコンが遅くなるというのは、ウィルスに感染したときの症状の1つです。メモリの空き容量も十分あって、複数のアプリケーションも立ち上がっていないのに遅い…という場合は、ウィルス感染を疑ってみましょう。愛用しているウィルスチェッカーを使って、ウィルスに感染しているか確認してみてください。
2.パソコンが遅いときの対処法
2-1.使っていないプログラムはアンインストール
ダウンロードしたはいいけど使わなくなってしまったアプリケーション、ありませんか? あるいは、パソコンを購入した当初から入っているけど、全く使っていないプログラムもあるでしょう。そのようなものはなるべく、アンインストールするのがおすすめです。アンインストールはコントロールパネルを開き、プログラムの追加と機能から行えます。自分がよく使うアプリケーションを間違って削除してしまわないように気を付けて、使っていないものだけアンインストールしてしまいましょう。
2-2.無駄に起動しているプログラムを終了させる
全く使っていないのに、パソコンが起動すると同時に起動してしまうプログラムはありませんか? そのようなプログラムも、パソコンの動作を鈍くさせる原因の1つです。altキー+ctrlキー+deleteキーでタスクマネージャーを開き、不要なアプリケーションは終了させましょう。
2-3.一時ファイルを削除する
インターネット上で画像を見たりしていると、その画像が一時ファイルとしてどんどんたまっていきます。また、履歴なども少しずつたまっていくため、これらをため込みすぎることもパソコンの動作を遅くする原因です。一時ファイルはこまめに削除するようにしましょう。一時ファイルの削除方法はマイコンピューターを開き、デバイスとドライブにある「Windows(C:)」の上で右クリックをします。そこからプロパティを開き、ディスクのクリーンアップをすればOKです。
2-4.ウィルスチェックを行う
ウィルスに感染していると、パソコンの動作が遅くなってしまうこともあるので、こまめにウィルスチェックを行いましょう。また、ウィルスチェックソフトのアップデートをきちんと行っていないと、新しいウィルスに対応できない場合があります。ウィルスチェックのアップデートもこまめに行うようにしてください。
3.パソコンを買い替えるタイミングは?
パソコンが遅くなったとき、原因によっては適切な対処を行うことで問題なく使用できますね。しかし、どうしても症状が回復せず、買い替えた方が賢明な場合もあるようです。どのような場合に、買い替えがおすすめなのでしょうか。
3-1.勝手に再起動をすることが多い
パソコンを使っていたら何の前触れもなく突然再起動した、ということが繰り返し起こっていませんか? このような突然の再起動が何度も起こるのは、パソコンの寿命が近い証拠です。放置しておくと突然電源すら付かなくなってしまう可能性もあるので、早めに買い替えを検討することをおすすめします。
3-2.対処法を行ってもフリーズすることが多い
メモリの空き容量を増やしたり、不要なアプリケーションを削除したりしているのに、頻繁にフリーズが起こっている…。このような場合も、パソコンの寿命が近い可能性が高くなります。フリーズが起こって何度も電源ボタンを長押ししての強制終了を行っていると、ハードディスクに大きな負担がかかるため、パソコンが壊れやすくなるので注意が必要です。
4.パソコンの処分方法について
不要になったパソコンはどうやって処分すればいいのでしょうか? ここでは、パソコンの処分方法について、いくつかご紹介したいと思います。
4-1.メーカーに頼んで回収してもらう
メーカーによりますが、壊れたパソコンでも回収してくれる場合もあります。処分に困った場合は、まずメーカーに問い合わせてみると良いでしょう。
4-2.リサイクルショップにもっていく
買い替えた後の古いパソコンも、まだ壊れていないのであればリサイクルショップに出すことができます。せっかくまだ使えるのに捨ててしまうのはもったいない…という人は、リサイクルショップに引き取ってもらいましょう。
4-3.不用品回収業者を利用する
この機会にいらないものを一掃したいという人におすすめなのが、不用品回収業者です。パソコンだけでなく、色々なものを回収してくれるので、一気に部屋の中をスッキリさせられます。特に引っ越しなどで手っ取り早く部屋のものを片付けたいと思っている人は、不用品回収業者を利用すると良いでしょう。
まとめ
パソコンが遅いときの原因や対処法、処分方法などの豆知識についてご紹介してきましたが、いかがでしたか? それでは、今回ご紹介してきたことをおさらいしてみましょう。
- パソコンの動作が遅くなる原因
- パソコンの動作が遅いときの対処法
- パソコンを買い替えるタイミングは?
- パソコンの処分方法について
使っているパソコンの動作が遅くなってきたら、以上のことを意識しておくと、万が一壊れてしまった場合でも問題なく対処することができます。完全に壊れてしまってから途方に暮れてしまうということがないように、動作が遅いと感じてきたら、買い替えも考えて適切な対処をしていきましょう。