調理器具の処分方法には何がある? お得で楽に処分するコツを伝授!
2018/12/21
古い調理器具の処分でお困りではありませんか。調理器具にはさまざまな種類があり、それぞれ形状・大きさ・材質が異なるため、どんな方法で処分していいのか分かりにくいでことでしょう。実は、調理器具を無料で処分できる方法もあるのです。そこで、今回は、調理器具の処分方法について詳しく解説します。
この記事を読むことで、調理器具を楽に処分するコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.調理器具の処分を自治体に依頼する方法
最初に、調理器具を自治体に処分してもらう方法を見ていきましょう。
1-1.調理器具の多くは不燃性の素材でできている
調理器具の主な種類と素材例は、以下をご覧ください。自治体によって素材ごとのゴミの区分が異なるため、必ず回収ルールに従って処分しましょう。
- ガラス:ボウル・鍋・キャセロール・ミキサーなど
- 金属:鍋・フライパン・包丁・ボウル・こし器・トング・玉じゃくしなど
- プラスチック:ボウル・計量カップ・しゃもじなど
- 自然素材…せいろ・水切りザル・まな板など
- 陶器:鍋・すり鉢など
- 家電製品(金属・プラスチックなどの混合):ホットプレート・トースター・ミキサー、フードプロセッサーなど
また、30cmの大きさを超える調理器具は、粗大ゴミとなるケースもあります。自治体にゴミとして出すときは、自治体ごとの回収ルールに従って出してください。
1-2.小型家電リサイクル法対象か確認しよう
自治体によっては、一部の調理器具が小型家電リサイクル法の対象品目となることがあります。たとえば、以下のようなものです。
- 電気炊飯器
- トースター
- フードプロセッサー
- ジューサ―
- ミキサー
- コーヒーメーカー
- ホットプレート
小型家電リサイクル法の対象品目の場合は、役所や商業施設に設置してある「専用回収ボックス」に投入することで無料処分できます。後日、自治体が責任を持って資源リサイクルしてくるので安心です。
1-3.主な調理器具の捨て方
主な調理器具の捨て方は、以下を参考にしてください。
- 包丁:刃先をダンボールなどで包んでからガムテープで固定して出す
- フライパン・鍋:大きさを測定し、自治体のルールに沿って不燃ゴミや粗大ゴミで出す
- ミキサーなどの家電製品:小型家電リサイクル法の対象品目以外の場合は、自治体のルールに従って不燃ゴミもしくは粗大ゴミで出す
2.調理器具を処分するそのほかの方法
自治体に依頼する以外で、調理器具を処分する方法を詳しく解説します。
2-1.寄付やバザーに回す
不要になった調理器具は、新品のものなら寄付やバザーに回すこともできます。福祉施設や学校のPTA役員などに確認してみるといいでしょう。ただし、新品(開封だけして使っていないものを含む)・故障や不具合がないもの(家電製品)が条件となります。箱入りの贈答仕様のものは、特にバザー向けとして喜ばれるでしょう。
メリット
- 喜んで使ってもらえる
- 必要な人の元で役に立つ
デメリット
- 必ずしも譲り先が見つかるとは限らない
- 配送費用が自己負担
- 配送手配や運搬の必要がある
2-2.不具合や故障・大量にある場合は不用品回収業者
大量にあったり不具合や汚れがあったりする調理器具は、不用品回収業者に依頼すると楽に処分できるでしょう。不用品回収業者は、回収後の調理器具を資源リサイクルに回してもらえます。また、不具合や故障があるものでも、問題なく処分できるので安心です。ただし、1回数千円程度~の回収費用がかかります。
メリット
- 大量の調理器具も1回で処分できる
- 運ぶ手間や時間を節約できる
- 回収日時・場所指定ができる
- 調理器具以外の不用品も処分してもらえる
デメリット
- 少量では回収費用が高くつくことがある
2-3.調理器具を無料で回収・処分してもらう方法
不要になった調理器具は、無料で回収・処分してもらうことも可能です。たとえば、当パソコン処分本舗では、電子レンジや炊飯器を宅配便の送料負担だけで無料回収しています。さらに、スマホやパソコンなど送料無料回収品との同梱(どうこん)で宅配便の送料も無料です。同梱(どうこん)できれば、ほかの調理器具や不用品も無料処分できるので大変お得ですから、ぜひご利用ください。
3.調理器具は買取してもらうこともできる
まだ十分に使える調理器具は、買取してもらうことも考えましょう。
3-1.ほぼ新品で有名ブランドのものが買取対象
不要になった調理器具でも、以下のようなものは買取してもらえることがあります。
- 有名メーカー・人気ブランド
- ほぼ新品で使用感がない
- 贈答用化粧箱入り
- 故障・不具合・汚れなどがない
- 購入時の付属品がそろっている
3-2.店舗が近くにあればリサイクルショップに売却する
店舗が近くにあり、運ぶ手段が確保できればリサイクルショップに売却してもいいでしょう。リサイクルショップでは、中古品として再販可能な調理器具を買取してもらえます。買取を希望するときは、業者の店頭に持ち込んで査定を受けてください。
メリット
- 買取後は中古品として再販してもらえる
- 持ち込み~代金受け取りまでその場で完了する
- 調理器具以外の不用品も同時に買取に出せる
デメリット
- 買取価格が安い
- 個人店では宅配回収や出張回収を依頼できないことが多い
- 買取不可になったものは引き取り処分も依頼できない
3-3.大量にある・時間がないときは不用品回収業者に依頼する
不要になった調理器具は、不用品回収業者に買取してもらうこともできます。特に、海外ブランドで人気の高いル・クルーゼやデロンギ、国内メーカーではパナソニック・象印・タイガー・シャープなどの調理家電の買取が盛んです。場所・日時指定での回収(出張回収)を依頼できるので、大量にある・忙しくて自分で店頭に持ち込むことができないなどの場合に特におすすめします。
メリット
- 宅配送付・出張回収など便利な回収手段を選べる
- 買取不可でもそのまま処分を依頼できる
- ほかの不用品も同時処分が可能
デメリット
- 買取不可となった場合は回収費用かかることがある
3-4.売りたい価格があるときはネットオークションなどで売却する
ネットオークションやフリマサイトでは、毎日多数の調理器具が売買されています。主婦をはじめ、調理器具を安く買いたい人が多く参加していることから、売れる可能性が高いのが特徴です。特に人気が高い調理器具ブランドと落札相場は、以下をご覧ください。
- ル・クルーゼ:ホーロー製の鍋・皿などが人気(1個数千円程度~)
- ティファール:フライパン・電気ケトル鍋・圧力鍋などが人気(1個数千円~1万円前後)
- デロンギ:コーヒーメーカー・フードプロセッサーなどの調理家電で人気(1個数千円程度~)
メリット
- 調理器具を欲しがっている人と直接やり取りできる
- 自分が納得する価格をつけることができる
- 1種類ずつでもまとめでも出品できる
- 業者で買取不可となったものも出品できる
デメリット
- 必ずしも売れるとは限らない
- 入金確認・梱包(こんぽう)・発送など手間と時間がかかる
- 個人間取り引きのため、商品クレームなどが来ることがある
4.調理器具の処分に関するよくある質問
最後に、調理器具の処分に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.持ち手が木製の金属製フライパンは分解して処分する?
A.分解できるのなら素材ごとに分けてからゴミに出してください。ただし、難しいのならそのまま出しても構いません。
Q.不燃ゴミや粗大ゴミに出すと資源リサイクルされない?
A.基本的にはそのまま廃棄処分となります。調理器具には、金属やプラスチックなどの資源が使われており、リサイクル価値があるため、できるだけゴミに出す以外の方法で処分しましょう。
Q.業者に処分を依頼する場合で、なるべく費用を抑えるコツは?
A.以下を参考にしてください。
- まとめて処分する
- 処分費用が安い業者に依頼する
- 買取になるものと同時に処分する
Q.業務用の調理器具も自治体に処分してもらえる?
A.業務用の調理器具は、自治体に処分してもらえません。産業廃棄物扱いとなるため、産業廃棄物収集運搬許可を取得した専門業者に依頼してください。
Q.古い調理器具は買取してもらえない?
A.難しいでしょう。調理に使うものであるため、使用済みは買取が難しいことが多いのです。ただし、自己判断せず業者に確認してみることをおすすめします。
まとめ
今回は、調理器具の処分について詳しく解説しました。調理器具でも大きさなどで粗大ゴミ扱いになると、処分費用がかかります。調理器具の処分は、不用品回収業者の無料回収サービスを利用するとお得です。回収費用が無料なだけでなく、条件によっては調理器具以外の不用品もまとめて処分でき、スッキリします。当、パソコン処分本舗では、調理器具の無料回収をお受けしていており、大変お得なのでぜひご利用ください。