扇風機の処分や捨て方はお任せ! リサイクルできてお得な方法とは?
2017/09/26
2017/09/29
扇風機は、夏場の暑さをしのぐために欠かすことができない電化製品です。クーラーが苦手という人でも、扇風機なら問題なく使うことができる人もいます。夏場はフル活用している家庭も多いことでしょう。さて、故障や買い替えなどで古い扇風機を処分するときに困っている人もいるはずです。ゴミの分類や処分方法など、よくわからないことも多いことでしょう。そこで、今回は、扇風機の処分や捨て方について詳しく解説します。
- 扇風機の処分の基礎知識
- 扇風機の処分:自治体に依頼する
- 扇風機の処分:販売業者の引き取りを利用する
- 扇風機の処分:不用品回収業者に依頼する
- 扇風機の処分:リサイクルする
- 扇風機の処分を依頼するための業者選び
- 扇風機の処分に関するよくある質問
この記事を読むことで、扇風機の処分に関する基本がわかり、適切かつお得な処分方法を選ぶことができます。まずは、記事をじっくり読んで参考にしてください。
1.扇風機の処分の基礎知識
最初に、扇風機の処分の基礎知識として、ゴミの分類や大型・業務用の扇風機の処分方法などを解説します。
1-1.扇風機は不燃ゴミか粗大ゴミか
扇風機は、主な素材がプラスチックおよび金属であるため、不燃ゴミもしくは粗大ゴミに分類できます。しかし、ゴミの分類は各自治体のルールによって異なるので注意してください。不燃ゴミの場合は、事前連絡なし・無料で処分できます。粗大ゴミの場合は、多くの自治体で1台当たり数百円程度の回収費用がかかるので覚えておきましょう。
1-2.業務用の扇風機の処分方法は?
小型・大型にかかわらず、事業所で使用していたものは、事業ゴミとなります。そのため、業務用の扇風機は、一般ゴミとして自治体に回収してもらうことができません。事業ゴミとして、専門業者に処分を依頼しましょう。なお、事業ゴミの扱い(分別の仕方など)は各自治体によっても細かく異なるので確認してください。
2.扇風機の処分:自治体に依頼する
扇風機の処分を自治体に依頼する場合について解説します。メリットやデメリット・回収方法・準備や費用など、詳しく学びましょう。
2-1.扇風機の処分を自治体に依頼するメリット・デメリット
2-1-1.メリット
- 不燃ゴミ扱いなら回収費用が無料
- 故障していても出すことができる
- 依頼先が自治体なので信頼度が高い(確実にリサイクルしてもらえる)
2-1-2.デメリット
- 粗大ゴミ扱いになると回収費用がかかる(1台数百円程度)
- 自治体の指示どおりの集荷場所・日時に出す必要がある
- 集荷場所まで運ぶ手間がかかる
2-2.自治体が扇風機を回収する方法
自治体は、指定の日時に集荷場所に出してある扇風機を収集車により回収します。不燃ゴミの場合は、連絡不要で指定曜日・日時に集荷場所に出すだけで回収してもらうことが可能です。ただし、粗大ゴミの場合は、自治体の粗大ゴミ受付窓口に事前連絡し、指示のあった日時・場所に出すことが条件となります。いずれの場合も、集荷場所までは自分で運んでください。
2-3.自治体に依頼する場合の準備や費用
自治体に依頼する場合は、自治体ごとの回収ルールに従ってください。破損しているものは、集荷作業を行う人がケガをする可能性があります。段ボールや新聞紙などで、破損部分を保護し、「破損あり注意」などと書いた紙を貼り付けておくと親切です。なお、粗大ゴミ扱いとなる自治体でも、自分で分解することで不燃ゴミとして出すことができる場合もあります。ただし、分解作業が面倒・分解中にケガの危険があるなどのリスクもあるので無理をしないでください。
2-4.自治体に扇風機の処分を依頼するときの注意点
扇風機の処分は、自治体ごとのルールを守ることが大切です。ルール違反をした場合、回収してもらえません。扇風機がそのまま残り、集荷場所付近の住民にも迷惑をかけることになるため、必ず指示を受けたとおりに出してください。基本的なゴミ出しのルールについては、自治体のホームページなどで確認できます。
3.扇風機の処分:販売業者の引き取りを利用する
買い替えで古い扇風機を処分する場合は、販売業者の引き取りや下取りを利用できる場合があります。通販業者の場合や注意点など、詳しく解説しましょう。
3-1.販売業者の引き取りや下取りのメリット・デメリット
3-1-1.メリット
- 回収費用が無料のことが多い
- 業者に持ち込むだけで処分してもらえる
- 買い替えと同時に処分できる
3-1-2.デメリット
- 買い替えが条件となる(処分だけを単独依頼することは不可)
- 指定機種だけが対象の場合がある
- 自分で店頭に持ち込む手間がかかる
3-2.通販業者の場合について
通販業者は、余分なコストを極力カットすることで低価格販売を実現しています。従って、引き取りや下取りは行っていない業者がほとんどです。ただし、高価格商品に限って販促キャンペーンなどにより、引き取りや下取りをサービスで行う場合があります。通販業者からの購入を考えている人は、よくチェックしてみましょう。
3-3.販売業者に扇風機の引き取りや下取りの方法・手数料
販売業者の場合は、店頭に直接持ち込んで処分を依頼する方法が主流です。引き取りや下取りの手数料については、無料となるケースが多いでしょう。販売業者は、不要になった扇風機の引き取りや下取りをサービスで行うことで、新しい扇風機を購入してほしいからです。買い替えの場合は、お得で楽に処分ができるので検討してみましょう。
3-4.販売業者に扇風機の処分を依頼するときの注意点
販売業者では、あくまでも新規購入者向けのサービスのひとつとして回収しているため、扇風機をきちんとリサイクルしているか確認しづらいのも事実です。また、購入台数と同等数の扇風機を処分することが原則となる点にも注意しましょう。たとえば、1台購入時には不要な扇風機を1台だけ処分依頼できます。購入数以上の扇風機を処分することはできないので気をつけましょう。
4.扇風機の処分:不用品回収業者に依頼する
扇風機の処分は、不用品回収業者に依頼することも可能です。メリット・デメリットをはじめ、詳しく解説します。それぞれの内容を理解し、実際に利用するときに役立ててください。
4-1.不用品回収業者に依頼するメリットとデメリット
4-1-1.メリット
- 故障したものでも回収可能
- 自分で集荷場所に運ばなくていい
- 日時指定ができる
- 扇風機以外のものも依頼できる
4-1-2.デメリット
- 回収費用がかかる
- 悪質業者に注意する必要がある
4-2.不用品回収業者の回収方法
不用品回収業者では、扇風機を以下のような方法で回収しています。
- 店頭持込:依頼者が業者の店頭に直接持ち込む
- 宅配回収:宅配便にて依頼者が業者に送付する
- 出張回収:業者が依頼者の指示により軽トラックなどで回収する
店頭持ち込みは業者の手数料が安く済むことが多いものの、車両手配の手間やガソリン代がかかる点を忘れてはいけません。宅配回収や出張回収は、自分が好きなタイミングで依頼できます。どちらの方法が適しているかについては、物量などを考えて決めましょう。
4-3.不用品回収業者におけるリサイクルについて
不用品回収業者では、中古品としての市場価値があるものは再販し、故障などで再販できないものは資源リサイクルに回しています。いずれにしても、きちんとした業者なら適切にリサイクルするので安心してください。業者では、回収した扇風機をリサイクルすることで、利益を得ることができるからこそ積極的に回収しているのです。
4-4.不用品回収業者の処分費用
不用品回収業者に扇風機の処分を依頼した場合、1台数千円程度の処分費用が必要です。ただし、条件によっては無料で処分できる業者もあります。たとえば、当パソコン処分本舗でも、スマホやタブレットなど、送料無料対象品と同梱(どうこん)することで宅配便送料・処分費用がすべて無料になりお得です。なお、扇風機単体でも宅配便送料の負担だけで格安で処分できるのでぜひご検討ください。
4-5.不用品回収業者に依頼するときの注意点
不用品回収業者に扇風機の処分を依頼するときは、業者のホームページなどを確認し、信頼できるところかどうかチェックしましょう。電話勧誘や訪問営業などしなくても、顧客から信頼の厚い業者なら経営が安定しているものです。見積もりを依頼した段階で無理やり契約をすすめてくるようなところは、疑問が残ります。気持ちよく処分するためにも、信頼できる業者に依頼しましょう。
5.扇風機の処分:リサイクルする
不要になった扇風機でも、まだ使えるものは中古品としてリサイクルできます。リサイクルできるものの特徴や方法など、詳しく学びましょう。
5-1.扇風機をリサイクルするメリットを知ろう
扇風機をリサイクルすることには、以下のようなメリットがあります。さまざまなメリットを考えれば、リサイクルする価値があると言えるでしょう。
- 扇風機の寿命が延びる
- 資源を大切にできる
- ゴミの量を減らすことができる
- 手に入れた人に喜んで使ってもらえる
5-2.リサイクルできる扇風機とは
リサイクル可能なものについては、以下のポイントを参考にしてください。
- 使用感が少なく外観がキレイ
- 扇風機としての機能に問題がない
- 有名メーカーや人気ブランドのもの
- 必要な付属品がそろっている
なお、高額査定を受けるためには、自分でクリーニングをする・必要な部品や箱をそろえるなどが有利になります。また、扇風機の高額買い取りを実施している業者に依頼することも忘れないようにしましょう。
5-3.扇風機をリサイクルできるところについて
扇風機をリサイクルできるところには、主に以下のようなところがあります。それぞれメリットとデメリットを併せて参考にしてください。
5-3-1.リサイクルショップ
リサイクルショップでは、不要になった扇風機でまだ使用できるものを買い取りしています。まずは、業者の店頭に持ち込んで査定を受けてください。査定結果で可能となった場合は、買い取ってもらうことができます。なお、買い取り代金は、数百円から数千円(高額品で状態のいいもの)までが相場です。
- メリット:中古品として再活用できる・買い取り代金を手にできる
- デメリット:必ずしも買い取りできるとは限らない・処分だけを単体で依頼できない・業者の店頭に持ち込む手間がかかる
5-3-2.ネットなどのリセール
不要になった扇風機は、インターネットオークションなどでリセールすることもできます。特に人気の機種は、中古品でも状態によって高額での取り引きが期待できるでしょう。専用サイトに登録後、出品手続きをして落札を待ち、取り引きが成立したら落札者と支払い手続きや商品発送などのやり取りをしてください。
- メリット:思わぬ高額で取り引きできることがある・本当にほしがっている人の手に渡る
- デメリット:個人トラブルのリスクがある(入金がない・商品クレーム・個人情報の流出など)
5-3-3.そのほかの場所
公園や寺社の境内などでは、フリーマーケットが盛んに行われています。不要になった扇風機を、フリーマーケットで売ることも検討しましょう。扇風機以外にも、家庭内の不用品を集めて処分することもできます。開催スケジュールを調べ、参加申し込みをしてください。
- メリット:客との交渉を楽しみながら売ることができる・扇風機以外の不用品も同時に処分できる
- デメリット:予想より安値になることが多い(値切る客が多い)・必ずしも売れるとは限らない・接客や交渉が苦手な人には向かない
5-4.扇風機をリサイクルするときの注意点
扇風機をリサイクルするときは、個人情報をすべて消しておくことも大切です。たとえば、メーカーにユーザー登録をしている場合は、リサイクル前に登録情報を消去しておきましょう。また、氏名など個人情報がわかるものを貼り付けていないかチェックしてください。リサイクル後は、知らない人の手に渡るのです。思わぬところで情報流出しないように注意しましょう。
6.扇風機の処分を依頼するための業者選び
扇風機の処分は、信頼できる業者をしっかり選んで依頼することが大切です。業者選びのポイントや注意点など、詳しく解説します。
6-1.信頼できる業者選びのポイント
扇風機の処分を依頼するにふさわしい業者は、以下のポイントを満たしているものです。
- 扇風機の回収で豊富な実績がある
- 状態のいいものは買い取りもしている
- 故障したものなどは積極的に資源リサイクルしている
- 処分費用がリーズナブル
- 都合のいい回収方法を選ぶことができる
- 担当者の感じがよく質問への回答が的確
- 顧客からの評判がいい
- 古物商許可などを取得している
なお、当パソコン処分本舗でも、扇風機の処分を多数ご依頼いただいています。また、スマホやタブレットなど無料回収対象品との宅配便同梱(どうこん)で送料も無料となり大変お得です。ぜひ、ご利用ください。
6-2.扇風機の処分の申し込み・相談窓口について
扇風機の処分の申し込みや相談窓口は、各業者のお問い合わせフォーム・電話・FAXなどを利用しましょう。信頼できる業者なら、できるだけ早く回答してくれます。相談するときは、質問の内容を簡単にまとめておきましょう。なお、当パソコン処分本舗でも、インターネットから24時間ご相談を受け付けています。通常、2営業日以内に回答いたしますのでぜひご利用ください。
6-3.無料回収業者には注意しよう
扇風機を無料回収している業者の中には、悪質業者も含まれます。不用品回収のために必要な許可(古物商許可など)を得ていない業者もいるのです。回収した扇風機を適切にリサイクルせず、山林などに不法廃棄することもあるので注意してください。また、最近では依頼していないものまで不当に低い価格で回収する「押し買い」を行う例もあります。さまざまなトラブルに巻き込まれないためにも、自分で選んで信頼できると判断した業者に処分を依頼しましょう。単に無料回収しているというだけで業者を選ぶと失敗します。
7.扇風機の処分に関するよくある質問
最後に、扇風機の処分に関するよくある質問に回答します。不安や疑問をなくすためにも、それぞれ確認しておきましょう。
Q.安値で購入した扇風機ですがキレイな状態なら買い取ってもらえるのですか?
A.安値で購入したことよりも、中古品としての需要の有無で買い取り可能かどうかが決まります。人気メーカー・ブランドのものでキレイな状態であれば買い取ってもらうことも可能でしょう。なお、海外製の粗悪品や無名メーカーのものは、キレイな状態であっても価格がつかないこともあるので覚えておきましょう。
Q.20年以上使用した扇風機でもリサイクルできるのですか?
A.扇風機にも寿命があります。20年以上使用し、現在でも動作しているものであっても内部部品は劣化が進んでいるものです。古い扇風機はすでに役割を終えたと判断し、分解後に資源リサイクルに回すことになります。資源リサイクルに回す場合は、素材ごとに再利用可能です。
Q.業者でも回収してもらえない扇風機の例は?
A.たとえば、盗品の疑いがあるものは回収してもらえません。たとえば、同じ型番の扇風機が新品の状態で複数台の買い取り依頼があることは、通常ありえないことです。不用品回収業者は古物商許可を得ています。不用品として盗品の疑いが持ち込まれた場合は、警察などに通報することもあることを覚えておきましょう。
Q.処分費用をできるだけ安く済ませたい場合のアイデアは?
A.扇風機を無料で処分する業者に依頼することです。しかし、無条件に無料で回収処分してくれるところは少ないでしょう。また、無料回収ばかりに注目すると悪徳業者に当たる可能性もあるので注意してください。たとえば、当パソコン処分本舗では、スマホやタブレットなど無料回収対象品と宅配便同梱(どうこん)した場合は、完全無料で処分できます。条件に合えば大変お得ですのでぜひご利用ください。なお、家電・ブランド品・貴金属など、買い取り対象となるものを一緒に処分すると回収費用と相殺できて安く済みます。
Q.扇風機を分解した状態でも回収可能ですか?
A.業者での買い取りは不可能であっても回収処分できます。まずは、業者に状態を伝え、見積もりをもらいましょう。分解した状態の扇風機は、資源リサイクルに回すことになります。回収時には、作業員がケガをすることがないように注意してください。
まとめ
今回は、扇風機の処分について詳しく解説しました。扇風機は使用頻度が高いため、故障しやすく買い替えサイクルが早いものです。処分するときは、できるだけリサイクル可能な方法を選びましょう。扇風機にも、金属やプラスチックなど再利用可能な資源が使われています。ゴミとして出すよりも、リセールや資源リサイクルに回すほうが有益です。なお、信頼できる回収業者なら、処分を依頼した扇風機を適切にリサイクルしてくれます。貴重な資源を大切にするためにも、業者選びをきちんと行ってください。