家電の買い替えに最適な時期はいつ? 古い家電の引き取り方法も解説!

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家電は、私たちの日常生活を便利で豊かなものにしてくれます。身の回りを見渡せば。とてもたくさんの家電に囲まれていることに気づくはずです。しかし、家電はいずれ寿命を迎えます。買い替えに最適な時期を知っていればお得に購入できるものです。また、買い替えに伴い、古い家電の処分に困ることもあるでしょう。そこで、今回は、家電の買い替えに最適な時期はいつかを含め、古い家電の処分方法についても詳しく解説します。

  1. 家電の買い替えについて
  2. 家電の買い替え時期について
  3. 家電の買い替えに伴う処分について
  4. 家電の買い替えでよくある質問

この記事を読むことで、家電の買い替えに最適な時期がわかり、古い家電に関しても適切な方法で処分できます。まずは、記事をじっくり読んで参考にしてください。


1.家電の買い替えについて

家電の買い替えについて、主な家電の寿命やメリットを解説します。

1-1.家電の買い替えとは

家電は、毎日の暮らしを便利で豊かにしてくれるものです。しかし、さまざまな理由により買い替えを繰り返して使うことになります。主な理由は、故障した・節約のため・高性能なものへの買い替えなどです。特に不満なく使い続けていても、機械としての寿命を迎えるものもあり、買い替えが必要になることもあります。

1-2.主な家電の寿命

主な家電の寿命に関しては、以下を参考にしてください。寿命が近づいたら早めの買い替えをおすすめします。

  • 冷蔵庫:10~12年程度
  • 洗濯機:8~10年程度
  • エアコン:8~10年程度
  • テレビ:6~7年程度
  • 電子レンジ:8~10年程度
  • 炊飯器:4~5年程度
  • 掃除機:7~8年程度

1-3.家電を買い替えるメリット

家電を買い替えるメリットは、たくさんあります。主なものについて、詳しく解説しましょう。

1-3-1.家事を効率よく行うことができる

最新の家電は、機能も操作性も優れているため、家事がより楽で効率よく行うことができます。家事の時短にもつながるため、共働きなどで時間がない家庭にとってもメリットが大きいといえるでしょう。また、家事を効率よく行うことができれば、気持ちにも余裕ができ、空(あ)いた時間を趣味に使うなど有効活用できます。

1-3-2.節電・節約につながる

家電は、新しいものほど省エネ技術が進んでおり、節電や節約につながります。早めに新しい家電に買い替えれば節電でき、電気代も安くなるのでお得です。古い家電は、消費電力が大きいものが多いため、電気代が多くかかります。壊れていないからといって使い続けることで、エネルギーの無駄づかいになっていることもあるのです。

1-3-3.高品質な暮らしが手に入る

家電は新しいものほど、高性能であり便利な機能がついているものです。うまく使いこなせば今までよりも高品質な暮らしが手に入ります。たとえば、DVDデッキでも、裏番組の同時録画機能・同時視聴機能を使えば、より多くの番組を楽しむことが可能です。家電は新製品になればなるほど操作性もよくなるため、快適度も高まることでしょう。

2.家電の買い替え時期について

家電の買い替えで最適な時期はいつかをはじめ、主な家電の買い替えサインなど詳しく解説します。

2-1.家電の買い替えに最適な時期は?

家電の買い替えには、以下の時期がおすすめです。

2-1-1.モデルチェンジ

家電は、一定期間ごとに各メーカーでモデルチェンジを繰り返しています。主に、春と秋にモデルチェンジを行うことが多くなるでしょう。最新モデルにこだわらなければ、「型落ち品」と呼ばれる、ひとつ前の型番を狙うのがおすすめです。型落ち品であっても、十分に高機能であり満足できるレベルのものが多くあります。モデルチェンジ後であれば、型落ち品をお得な価格で入手できるでしょう。

2-1-2.季節の変わり目

季節の変わり目も、家電の買い替え時期に適しています。たとえば、夏の暑さが本格的になる前にエアコンを買い替えるなどです。確かに、季節ものの家電が安くなるのは、シーズン終わりに近くなったころが多くなります。しかし、古い家電で不便な思いをしたまま過ごすよりも、早めに買い替えて快適な暮らしを手に入れることがおすすめです。

2-2.主な家電の買い替えサイン

主な家電の買い替えサインは、以下を参考にしてください。頻繁に起こるようになったときが買い替えのタイミングです。

  • 冷蔵庫:冷却機能が不十分・動作音がうるさい・氷を作ることができない
  • 洗濯機:途中で止まってしまう・水漏(も)れがする・汚れ落ちが悪い
  • エアコン:冷暖房の利きが悪い・動作音がうるさい・水が垂れてくる
  • テレビ:色ムラがある・画像がぼやける・ノイズが入る
  • 電子レンジ:食品がうまく温められない・加熱ムラがひどい
  • 炊飯器:芯のあるごはんになる・タイマーが設定できない
  • 掃除機:吸い込み能力が低下した・異臭や異音がする

2-3.家電の買い替え時期に関する注意点

家電の買い替えは、お得な時期を見逃さないためにも、壊れる前に計画的に行うことが大切です。すでに家電が故障して困っているのなら、すぐに買い替えましょう。特に、毎日の生活に必要なもの(冷蔵庫・洗濯機など)は、故障すると不便です。また、まだ安くなると思っているうちに買い替えのタイミングを逃してしまうこともあります。気になる家電が安くなっていたら、思いきりも大切です。

3.家電の買い替えに伴う処分について

家電の買い替えには、古い家電の処分がつきものです。家電リサイクル法の内容やリサイクルの必要性と共に、主な処分方法について詳しく解説します。

3-1.買い替えに伴う古い家電はどうする?

家電の買い替えには、古い家電をどうするのかという問題が伴います。古い家電は、状況に応じて処分もしくはリサイクルしましょう。家電には貴重な資源がたくさん使われているため、できるだけリサイクルする方向で考えてみてください。不燃ゴミや粗大ゴミとして処分すると、リサイクルできません。

3-2.家電リサイクル法について

家電リサイクル法は、家電に含まれるレアメタルなどの希少資源を有効活用するための法律です。そのほかにも、ゴミの総量を減らす・フロンなどの有害物質を正しく処分する、などの目的もあります。家電リサイクル法の指定品目は、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目です。メーカーが責任を持って回収・リサイクルする義務があるため、指定4品目に関しては自治体にゴミとして処分依頼することはできません。

3-3.家電をリサイクルする必要性

家電には、リサイクルできる資源が多く含まれています。適切に分解し、素材ごとに分ければ、再活用することが可能です。しかし、ゴミとして処分してしまえば何も役立つことはありません。また、ゴミの処分に関して膨大な費用がかかるだけでなく、埋め立て地の確保などの問題も出てきます。資源を大切にし、ゴミ問題を解決するためにも、家電はリサイクルすべきです。

3-4.家電の処分方法について

家電の処分方法について、主なものをメリット・デメリットと併せて解説します。

3-4-1.自治体に依頼する

不要になった家電は、自治体に不燃ゴミもしくは粗大ゴミとして処分を依頼できます。ゴミの種類は自治体ごとに規定が異なるため、調べてから正しく出しましょう。なお、家電リサイクル法の指定4品目(エアコン・洗濯機・テレビ・冷蔵庫)は自治体で回収できないため、ほかの方法で処分してください。

  • メリット:回収費用が無料(不燃ゴミ)もしくは格安(粗大ゴミ)・依頼先が自治体なので安心
  • デメリット:家電リサイクル法の指定品目は除外・回収日時や場所を選べない

3-4-2.販売店の引き取り・下取りを利用する

家電の買い替えでは、販売店の引き取りや下取りを利用できる場合もあります。販売店では、新製品への買い替えを促進するためのサービスとして古い家電の引き取りや下取りを行っているからです。まずは、買い替えを予定している販売店に問い合わせてみましょう。

  • メリット:無料もしくは格安で処分できる・買い替えと同時に処分できる
  • デメリット:家電の種類や業者によってサービスを受けられない・購入時だけのサービスである

3-4-3.リサイクルショップに売る

買い替えで不要になった家電でも、十分に使うことができるものは、リサイクルショップで買い取りしてもらえることがあります。店頭に直接持ち込んで買い取り査定を受けましょう。買い取り可能との判断が出て、かつ、提示金額に納得できる場合は、そのまま引き渡してください。

  • メリット:持ち込みと同時に買い取りしてもらえる
  • デメリット:買い取り不可の場合は持ち帰る必要がある・買い取り金額は安め

3-4-4.不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者でも、不要になった家電の処分を依頼できます。まずは、処分したい家電の内容を伝え、見積もりをもらうといいでしょう。店頭持ち込み・宅配回収・出張回収など、複数の回収方法を用意している業者なら便利です。家電の処分で実績が多く、信頼できる業者に依頼してください。

  • メリット:状態のいいものは買い取りもある・日時と場所を指定して回収依頼できる
  • デメリット:基本的に回収費用がかかる(数千円程度~)

4.家電の買い替えでよくある質問

最後に、家電の買い替えでよくある質問に回答します。いずれも参考になるのでしっかり確認しておきましょう。

Q.20年以上問題なく使用している家電も買い替えするべきでしょうか?
A.特に必要性がなければすぐに買い替えなくても大丈夫です。しかし、20年以上使い続けている家電は、いつ壊れてしまうかわかりません。突然壊れて困らないように、買い替えの準備だけでも進めておくといいでしょう。新製品の情報を集めて検討しておく・買い替えのための資金を用意しておくなどをしておけば、いざというときに役立ちます。

Q.業者で回収した家電は本当にリサイクルしているのですか?
A.信頼できる業者に依頼した場合は、きちんとリサイクルしているので安心してください。業者のホームページなどをチェックし、資源リサイクルについて解説していることがひとつの目安となります。また、古物商許可・産業廃棄物収集運搬許可などを受けている業者なら問題ありません。なお、業者の中でも許可を得ずに営業しているところは、私有地の山林などに不法廃棄しているところもあるので気をつけてください。

Q.家電の買い取りで高額査定を出すためのコツは?
A.高額査定を出すためには、以下のポイントを心がけてください。

  • キレイにクリーニングしておく
  • 保証書・説明書・付属品をそろえておく
  • オプション部品などがあれば同時に買い取り依頼する

Q.古い家電の処分費用をできるだけ抑えるには?
A.単品で処分するより、まとめて処分したほうが回収費用を安く抑えることができます。まずは、処分する家電の物量や内容を業者に伝え、最もお得なプランを提案してもらうといいでしょう。また、不用品業者で買い取り対象になりそうなもの(パソコン・スマホ・ゲーム機など)があるときは、買い取り依頼をしてみましょう。家電の処分費用と相殺できて、お得です。

Q.信頼できる不用品回収業者を選ぶときのポイントは?
A.以下のポイントを満たす業者を選ぶと安心です。

  • 家電の買い取りや処分で豊富な実績がある
  • 高額査定を出しているとして評判がよい
  • 見積もりは無料
  • 回収費用がリーズナブル
  • 宅配回収や出張回収など複数の回収方法から選べる
  • スタッフの受け答えが親切
  • 古物商許可などの正式な許可を得ている

なお、当パソコン処分本舗でも、買い替えで不用になった家電を買い取りおよび再資源化を行っています。まずは、お気軽にご相談ください。

まとめ

今回は、家電の買い替えについて詳しく解説しました。どんなに性能のいい家電にも、寿命があります。また、問題なく使える場合でも新製品に買い替えるケースもあるでしょう。買い替えでは、古い家電の処分をどうするかという問題が発生します。家電には、貴重な資源が多く使われているため、リサイクルを考えた処分方法を選びましょう。たとえば、不用品回収業者では、中古品として価値の高いものは買い取りしてくれるところもあります。また、買い取りができなくても、リーズナブルな料金で回収してもらえ、資源リサイクルしてくれることでしょう。不用品回収業者に依頼する場合は、処分の手間や時間を節約できるなど、多くのメリットがあります。ぜひ、積極的に検討してください。