横浜市で自転車を処分する方法は? 粗大ゴミ回収や不用品回収業者も

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横浜市で自転車を処分する場合、一体何ゴミになるのか分からずにそのまま放置している方が多いのではないでしょうか。完全に壊れている場合は粗大ゴミとして処分することになりますが、まだ使える状態なら買い取ってもらえるかもしれません。また、自治体で処分するほかに、不用品回収業者へ依頼する選択肢もあります。

そこで、本記事では、横浜市で自転車を処分する方法などについて解説しましょう。

  1. 横浜市で自転車は何ゴミになるのか?
  2. 自治体の粗大ゴミ回収で処分する方法
  3. 不用品回収業者に依頼する方法
  4. まだ使える自転車は買取に出せるのか?
  5. 自転車の処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、自転車を横浜市で処分するコツや買取に出す方法などが分かります。悩んでいる方はぜひチェックしてください。

1.横浜市で自転車は何ゴミになるのか?

最初に、横浜市で自転車は何ゴミになるのか、基本情報をチェックしておきましょう。

1-1.粗大ゴミに該当する

横浜市で自転車を処分する場合、粗大ゴミに該当します。自治体によって粗大ゴミの定義は異なりますが、一辺30cm以上のものを粗大ゴミとする自治体が多いでしょう。なお、横浜市の場合は、家庭から出されるもののうち、金属製品で1番長い辺が30cm以上のもの・それ以外で50cm以上のものが粗大ゴミとみなされます。折りたたみ式の自転車であっても、30cm以上のものがほとんどなので粗大ゴミに当てはまるでしょう。

1-2.粗大ゴミは普通の捨て方と違う

粗大ゴミも燃えるゴミも捨て方は同じと思っている方が多いのですが、粗大ゴミは普通のゴミと捨て方が大きく異なります。燃えるゴミや燃えないゴミは、回収日までにゴミ捨て場へ持っていくだけで良いのですが、粗大ゴミは事前の申し込みが必要だったり、粗大ゴミ処理券を購入したりするなどの手続きが必要です。だからこそ、しっかりと粗大ゴミの処分方法やルールを確認しておく必要があります。間違った方法で処分してしまうと、不法投棄とみなされる恐れがあるので注意してください。

2.自治体の粗大ゴミ回収で処分する方法

それでは、自治体の粗大ゴミ回収で処分する方法を解説します。

2-1.収集を依頼する

自治体回収の粗大ゴミとして処分する場合、いくつか方法があります。その中で最も選ばれる方法が、収集を依頼する方法です。収集を依頼する大まかな流れは以下のとおりとなります。

  • 粗大ゴミインターネット受付から事前に申し込む
  • 申し込みの際に確認した手数料分の粗大ゴミ処理券(シール)をコンビニやスーパーなどで購入する
  • 購入した粗大ゴミ処理券に氏名などを記入し、分かりやすい部分に貼る
  • 指定された収集日の朝8時までに指定の排出場所に出して完了

粗大ゴミの事前受付は電話からでも可能ですが、インターネットは24時間365日受付ですので便利です。また、インターネットの受付締切日は収集日の7日前となっていますので、余裕を持っての申し込みをおすすめします。

2-2.自分で直接施設に持ち込む

収集を依頼するほか、自分で直接施設に持ち込む方法もあります。横浜市の場合は、市内に4箇所の施設があり、事前に申し込みをした後に粗大ゴミ処理券を購入してください。そして、あらかじめ粗大ゴミにシールを貼ってから、施設へ持ち込みましょう。持ち込み場所の施設では粗大ゴミ処理券を販売していないので注意してください。なお、横浜市の粗大ゴミ処理施設は以下のとおりです。

  • 鶴見再資源化センター(鶴見区末広町1-15-1):受付時間 9~12時・13~16時
  • 港南ストックヤード(港南区日野南3-1-2):受付時間 9~12時・13~16時
  • 長板谷ストックヤード(緑区寺山町745-45):受付時間 9~12時・13~16時
  • 神明谷ストックヤード(泉区池の谷3949-1):受付時間 9~12時・13~16時

2-3.新しく買い換えるなら販売店に依頼するのも可

自転車を新しく買い換えようと考えている方は、販売店に回収を依頼するのも可能です。販売店の中には、購入者限定で古い自転車の回収を行っているところもあります。購入者限定ではなく、回収や買取を行っているところもあるので事前にチェックしてみるといいでしょう。ただし、回収の際に処分費用がかかる可能性もあります。自転車の処分にいくらかかるのか、見積書の内容を確認することも大切です。

3.不用品回収業者に依頼する方法

ここでは、不用品回収業者に依頼する方法を解説します。

3-1.処分が困難なものでも回収してもらえる

自治体以外で処分する方法としては、不用品回収業者を利用する方法があります。ほとんどの不用品回収業者では、さまざまなジャンルの不用品を回収しているでしょう。自治体で処分できないものから、処分に悩むものまで多種多様ですので、自転車もすぐに処分してもらうことができます。また、自転車以外にも処分したい不用品があれば、まとめて依頼できるのも大きな魅力です。出張回収を行っている業者であれば、スタッフが家にやってきて回収してくれるので、ゴミを分別する必要もありません。手早く処分できる方法といえるでしょう。

3-2.まとめて処分してもらえる

不用品回収業者に依頼する大きなメリットは、まとめて処分してもらえるところにもあります。自治体で処分することになるとゴミを分別したり、わざわざ事前申し込みをしたりしなければなりませんが、不用品回収業者にすべて任せられるので手間と時間がかかりません。また、不用品回収業者の中には、即日対応が可能なところもあります。自治体回収を利用すると時間がかかりますが、即日対応な業者ならすぐに処分できるのも大きな魅力です。さらに、不用品をまとめて処分したほうが費用がお得になるケースもあります。

3-3.見積書の内訳をチェックしよう

不用品回収業者への依頼はたくさんのメリットがありますが、注意点もいくつかあります。その1つとしてぜひ心がけておきたいのが、見積書の内容を細かくチェックすることです。当たり前ですが、不用品の数が多くなればなるほど処分費用が高額になります。いつの間にか費用が高額になっていた……ということもあるので、正式に依頼する前に見積書の内訳をしっかりと確認しておきましょう。そして、不明点や疑問点があればすぐに聞き、解決してから依頼することをおすすめします。

3-4.不用品回収業者選びのポイント

不用品回収業者の中には、回収費用を高く請求したり、回収したものを不法投棄したりする悪徳業者が存在しています。実際に、悪徳業者による被害が増えているため、不用品回収業者を選ぶ際は十分に注意しなければなりません。どの回収業者に依頼すればいいか分からなくなったときは、以下のポイントを参考にしてください。

  • 不用品の回収実績があるか
  • 買取サービスを行っているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 無料見積もりや無料相談を受け付けているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 口コミや評判がいいか
  • 産業廃棄物収集運搬許可や古物商許可を取得しているか

複数の業者を比較することで、悪徳業者が見極めやすくなります。時間がないから、と最初から1社だけにしぼらず、時間に余裕を持って複数の業者を比較してください。

4.まだ使える自転車は買取に出せるのか?

ここでは、自転車を買取に出す方法を解説します。

4-1.問題なく使える自転車は買取対象

自転車は買い取ってもらえないかもしれない……と思っている方が多いと思いますが、問題なく乗ることができる自転車は買取対象となります。自転車の買取において重要なのは、正常に使えるかどうかです。ペダルを漕いでも前へ進まなかったり、ブレーキが壊れていたり、サドルがついていなかったりする自転車は買取対象になりません。スムーズに買取してもらうためにも、査定を依頼する前に自転車の状態をチェックしておきましょう。

4-2.マウンテンバイク・ロードバイクが高く売れる

一体どんな自転車が高く売れるのか気になっている方は多いでしょう。中古市場の状況をチェックしてみると分かるように、マウンテンバイクやロードバイクが高値で取り引きされているようです。マウンテンバイクやロードバイクは元値が高く、性別問わずに人気があります。人気メーカーかつ発売されたばかりのものほど高価買取が期待できるでしょう。また、電動アシスト自転車も高値で買い取られる傾向があります。逆に、数千円で販売されている自転車は中古市場でも需要がないため、買取不可になるか数百円の買取額になるでしょう。

4-3.自転車を中心に買い取っている専門店に依頼する

主な買取先としては、自転車を中心に買取を行っている専門店があります。買取専門店は中古市場の需要を把握しているため、適正価格で買い取ってくれるでしょう。価値がある自転車ほど高価買取が期待できますが、壊れていたり大量生産されていたりする自転車は買取不可になる可能性もあります。査定が厳しめなので、自転車のすべてを買い取ってもらえるわけではありません。

4-4.リサイクルショップに依頼することも

買取専門店で売れなかった自転車は、リサイクルショップを利用する方法も検討するといいでしょう。リサイクルショップはたくさんのジャンルを扱っていることもあり、中古市場の動向に詳しいわけではないため、買取専門店で売れなかった自転車でも買い取ってもらえる可能性があります。査定額は低くても買い取ってもらえるのならうれしいですよね。一度、リサイクルショップにも査定を依頼してみるといいかもしれません。

5.自転車の処分に関してよくある質問

自転車の処分に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.分解すれば燃えないゴミとして処分できるのではないか?
A.確かに、自転車を分解すれば燃えないゴミとして処分はできますが、自転車を分解するのはなかなか大変な作業です。特に、素人が分解するとなると時間や手間がかかりますし、ケガをする恐れもあるでしょう。処分費用を抑えたいからと無理に分解するのではなく、安全に処分できる方法を選択することが大切です。

Q.自転車を処分する前にやっておくべきことは?
A.防犯登録の抹消手続きを済ませておきましょう。特に、譲渡する場合やリサイクルされてほかの人の手へ渡る可能性がある場合は、抹消手続きを必ず行っておかなければなりません。粗大ゴミとして処分する際も、収集前に盗まれる可能性があります。そこで、防犯登録の抹消手続きを済ませておかなければ、犯罪などで使われてしまった際にトラブルに巻き込まれる可能性があるからです。

Q.自治体で処分するメリット・デメリットは?
A.自治体で処分する大きなメリットは、処分費用が抑えられることです。粗大ゴミとして処分することになるため、500円の粗大ゴミ処理券を購入することになります。けれども、収集日が決まっているのですぐに処分できない点がデメリットでしょう。

Q.ネットオークションやフリマアプリも利用できるのか?
A.インターネットを通してネットオークションやフリマアプリでも出品が可能です。自分で出品額を決めることができ、全国から買い手を見つけることもできるでしょう。リサイクルショップや買取専門店でも買い取ってもらえなかった自転車に買い手がつくかもしれません。けれども、落札されれば自分でこん包し配送手続きをしなければならないので手間と時間がかかります。

Q.無料回収業者に依頼しても大丈夫か?
A.無料回収の理由が明確に記載されているところなら依頼しても安心です。たとえば、パソコンや不用品の無料回収を行っているパソコン処分本舗では、回収したものをリユース品として再利用しています。リユースできないものでも部品に分解し、再販しているので回収にお金がかかりません。悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください。

まとめ

横浜市で自転車を処分する場合は、粗大ゴミとして捨てることになるでしょう。粗大ゴミは普通のゴミとは違う方法で処分することになるため、あらかじめ処分方法やルールをチェックしておかなければなりません。また、自治体回収以外の方法としては、不用品回収業者や無料回収業者に依頼する・買取専門店やリサイクルショップに買取に出す方法があります。自転車の状態や自分の状況を踏まえた上で、最適な方法で処分してください。