目黒区でパソコンを処分する方法は? パソコンを処分する前の注意点も
2022/12/22
目黒区でパソコンを処分する場合、家庭ゴミとして処分できるのか、処分前に何かしたほうがいいのかなど、処分で悩んでいる方は多いでしょう。
パソコンはPCリサイクル法によって処分方法が決まっているため、家庭ゴミとして捨てることはできません。では、どのような方法で処分すればいいのでしょうか。
本記事では、目黒区でパソコンを処分する方法について詳しく説明します。
この記事を読むことで、パソコンを処分する前の注意点や回収サービスを利用する方法なども分かります。目黒区でパソコンの処分を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1.目黒区でパソコンは何ゴミになるのか?
まずは、目黒区でパソコンは何ゴミになるのか、基本情報をチェックしておきましょう。
1-1.パソコンは家庭ゴミとして捨てられない
パソコンはPCリサイクル法によって処分方法が決まっているため、家庭ゴミとして捨てることはできません。後ほど詳しく説明しますが、パソコンメーカーに回収を依頼するか、宅配便を利用した回収方法で処分することになります。そのことを知らずにゴミ捨て場へ放置すると、不法投棄とみなされ罰則が科せられるので注意してください。PCリサイクル法に基づいて、適切な方法でパソコンを処分しましょう。
1-2.PCリサイクル法の対象品目
PCリサイクル法の対象になっているパソコンは、以下のとおりです。
- デスクトップパソコン本体
- ノートブックパソコン
- CRTディスプレイ
- 液晶ディスプレイ
- CRTディスプレイ一体型パソコン
- 液晶ディスプレイ一体型パソコン
なお、購入時に付属されていたキーボードやマウスなどは一緒に回収してもらえますが、プリンター・スキャナー・ワープロなどの周辺機器は回収対象外となります。
2.パソコンを処分する前の注意点
ここでは、パソコンを処分する前の注意点を解説します。
2-1.PCリサイクルマークの有無を確認する
パソコンを処分する前に、PCリサイクルマークがついているかチェックしてください。PCリサイクルマークがついているパソコンは無償で回収してもらえますが、PCリサイクルマークがついていないパソコンは処分時に回収再資源化料金がかかります。なお、平成15年(2003年)10月以降に販売された家庭向けパソコンには、PCリサイクルマークがついているでしょう。
2-2.データを完全消去する
パソコンには名前・住所・アドレス帳・写真・書類・クレジットカード情報など、大切なデータがたくさん含まれているので処分前にデータを完全消去する必要があります。データを完全消去せずにパソコンを処分すると、情報が外部へ流出し悪用される恐れがあるからです。実際に、データを完全消去しなかったせいで情報が流出したというトラブルが起きています。なお、パソコンのデータを消去する方法は、論理的消去法と物理的破壊の2つです。それぞれの方法について、詳しく説明します。
2-2-1.論理的消去法
データ消去専用ソフトを使ってデータを消去する方法です。専用ソフトをパソコンにダウンロードするだけで、パソコン内のデータを簡単に消去できます。データ消去専用ソフトは、パソコン販売店や家電量販店などで購入可能です。ただし、パソコンが壊れている場合は、論理的消去法でデータを消すことはできません。
2-2-2.物理的破壊
カナヅチやカッターなどを使い、データが記録されているHDDを破壊する方法です。パソコンが壊れていて論理的消去法が使えない場合は、物理的破壊でデータを完全消去することになります。けれども、本当にデータが消去できたのか確認できない点がデメリットです。
2-3.パソコンの状態も要チェック
パソコンを処分する前に、状態もチェックしておきたいポイントです。パソコンがまだ使える状態なら、処分ではなく買取に出すことができます。パソコンを買い取ってもらうことができれば、処分費用はかかりません。ただし、モデルが古く、不具合が生じているパソコンは買取不可になります。
3.パソコンを処分する方法
ここでは、パソコンを処分する方法について詳しく説明します。
3-1.パソコンメーカーに回収を依頼する
PCリサイクル法に基づき、パソコンはメーカーに回収を依頼するのが一般的です。ほとんどのパソコンメーカーは回収を受け付けているので、カスタマーサポートセンターに問い合わせるか、公式サイトをチェックしてみてください。回収方法はメーカーによって異なりますが、大まかな流れは下記のとおりです。
- PCリサイクルマークの有無を確認する
- パソコンメーカーに回収を依頼する
- パソコンメーカーから送られてくる「エコゆうパック伝票」を受け取る
- 自分でパソコンをこん包し、エコゆうパック伝票を貼り付ける
- 郵便局に戸口集荷を依頼するか、最寄りの郵便局に持ち込む
PCリサイクルマークがついていないパソコンの場合は、パソコンを郵送する前に回収再資源化料金を指定口座へ入金する必要があります。
3-2.下取りサービスを利用する
パソコンの買い換えを検討している方や、メーカーや家電量販店が実施している下取りサービスを利用する方法があります。下取り条件は決まっていますが、条件さえクリアすれば処分費用はかかりませんし、新しいパソコンを通常よりもお得な値段で購入できるでしょう。どのような下取りサービスや条件になっているか、メーカーや家電量販店のホームページをチェックしてみてください。
3-3.不用品回収業者を利用する
すぐにパソコンを処分したい・周辺機器もまとめて捨てたい方は、不用品回収業者に依頼するのも方法の1つです。不用品回収業者はさまざまな種類の不用品を回収しているため、要らないものをまとめて処分できます。出張回収を利用すれば、わざわざ自分で持ち運んだり、ゴミを仕分けたりする必要もありません。不用品回収業者の中には、パソコンの無料回収を行っているところもあります。後ほど【5.回収サービスを利用する方法】で詳しく説明するので、ぜひチェックしてください。
4.自治体回収で処分する方法
ここでは、自治体回収で処分する方法を解説します。
4-1.宅配便による回収サービス
目黒区では、国の認定事業者であるリネットジャパンリサイクル株式会社と協定を締結し、宅配便による回収サービスを行っています。パソコン本体だけでなく、周辺機器やスマホ・タブレット端末などの小型家電も回収可能です。なお、3辺合計140cm以内・重量20kg以内であれば何点でもダンボールに詰められます。また、パソコン本体がある場合は1箱無料ですが、ない場合は1箱につき1,500円かかるので注意が必要です。利用方法については、下記を参考にしてください。
- リネットジャパンリサイクル株式会社へ、インターネットまたはFAX(0562-45-2918)で申し込む
- 回収物を自分でダンボールに詰める
- 宅配業者に回収してもらい完了
4-2.コード類は小型家電として処分可能
パソコン本体は捨てられませんが、ACアダプター・延長コード・ケーブルなどのコード類は小型家電として処分できます。小型家電にはレアメタルなどが含まれているため、目黒区では宅配便と区内10箇所に設置したボックスで回収を行っているのです。ボックスに投かんするだけですので、処分費用はかかりません。詳細は、目黒区のホームページをチェックしてください。
5.回収サービスを利用する方法
ここでは、回収サービスを利用する方法について詳しく説明します。
5-1.不用品をまとめて処分できる
前述したように、不用品回収業者のサービスを利用してパソコンを処分する方法もあります。パソコン本体と併せて、周辺機器やほかの不用品もまとめて処分できるのが大きなメリットです。不用品回収業者の主な回収方法には、宅配回収・持ち込み回収・出張回収の3つがあります。パソコンが重く、自分で運べない場合は出張回収を利用するといいでしょう。
5-2.無料回収の理由が明確になっているか
「無料回収業者に依頼しても大丈夫か?」「トラブルにならないか不安」と思っている方は多いでしょう。無料回収業者に依頼する際は、無料回収の理由が明確になっているかチェックしてください。ホームページ等に無料回収の理由をきちんと掲載している業者なら、安心して依頼できます。けれども、無料回収の理由が明確になっていない・スタッフの対応が悪いなど、不安要素のある業者は悪徳業者の可能性があるので要注意です。
5-3.無料回収ならパソコン処分本舗へ
どの回収業者に依頼すべきか悩んでいる方は、パソコン・不用品の無料回収を行っているパソコン処分本舗へご依頼ください。パソコン処分本舗は全国どこからでも故障や動作不良など状態に関係なく、無料回収が可能です。無料回収品目は業界トップクラスで、他社では有料が当たり前の不用品も無料で回収しています。宅配回収の場合、デスクトップパソコン・ノートパソコンなど送料無料対象商品が1点でも含まれていれば着払いOKです。
6.パソコンの処分に関してよくある質問
パソコンの処分に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.なぜパソコンは処分方法が決まっているのか?
A.パソコンには、金・銀・鋼・レアメタルなどの貴重な資源が含まれているからです。これらの資源は有限ですので、廃棄するパソコンから取り出し、再利用する必要があります。回収されたパソコンは再資源化センターに配送され、資源として再利用される仕組みです。資源を無駄にしないためにも、PCリサイクル法に従って適切に処分しましょう。
Q.事業系パソコンの処分方法は?
A.会社などで使用する事業系パソコンは、一般社団法人パソコン3R推進協会が回収を行っています。家庭向けパソコンとは異なり、事業系パソコンを処分する際はPCリサイクルマークの有無に限らず、費用がかかるので注意が必要です。なお、申し込みは一般社団法人パソコン3R推進協会が回収するメーカー一覧にてチェックできます。回収方法や見積もりについても、申込時に確認してください。
Q.自作パソコンはどうやって処分すべきか?
A.自作パソコンは、PCリサイクル法の対象品目外です。自分で解体し、燃えないゴミまたは資源ゴミとして処分することになるでしょう。自作パソコン本体は買取対象になりませんが、分解して部品ごとに買い取ってもらえる可能性はあります。また、一般社団法人パソコン3R推進協会(03-5282-7685)に問い合わせることも可能です。なお、パソコンメーカーが倒産していたり、どこのメーカーか分からなかったりする場合も、一般社団法人パソコン3R推進協会に相談しましょう。
Q.自分でデータを消去できないときの対処法は?
A.データ消去サービスを行っている業者に依頼する方法があります。たとえば、パソコン処分本舗では、論理的消去機と物理的破壊機を使ったデータ消去が可能です。アメリカの国家機関で推奨されている論理的消去機と、約3トンの油圧で4本のピンが加圧し、HDDに穴を空ける物理的破壊機を使うので、データが完全消去できます。自分でデータを消去するよりも、安心してパソコンが捨てられるでしょう。
Q.気をつけたほうがいい回収業者の特徴は?
A.「今ならお得に処分できます」「処分したい不用品はありませんか?」など、さまざまな謳(うた)い文句でセールスを行う回収業者には注意が必要です。謳い文句で誘い込み、不安を煽りながら不用品の回収を促します。特に、街中をトラックでまわりながら無料回収をしている業者は、悪徳業者の可能性が高いので依頼しないほうがいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか? 目黒区でパソコンを処分する方法は、パソコンメーカーに回収を依頼するか、宅配便による回収サービスを利用する方法があります。ただし、PCリサイクルマークがついていないパソコンは、処分時に回収再資源化料金を支払う必要があるので注意が必要です。処分費用をかけたくない方は、無料回収業者に依頼するといいでしょう。パソコン処分本舗では回収したものをリサイクルしているので、回収コストはかかりません。データ消去サービスも行っているため、パソコンの処分でお悩みの方はぜひ一度チェックしてください。