小田原市でパソコンを処分する方法は? お得に処分するコツを紹介!
2023/01/30
「小田原市でパソコンを処分するにはどうすればいいのか」「処分費用がかかるのでは……」など、パソコンの処分で悩んでいる方は多いでしょう。
そもそも、パソコンはPCリサイクル法によって、処分方法が決まっています。自治体回収として捨てることはできないので注意が必要です。では、どのような方法で処分すればいいのでしょうか。
本記事では、小田原市でパソコンを処分する方法について詳しく説明します。
この記事を読むことで、パソコンを処分する前の注意点と回収サービスを利用する方法も分かります。悩んでいる方はぜひチェックしてください。
1.小田原市でパソコンは何ゴミになるのか?
まずは、小田原市でパソコンは何ゴミになるのか、基本情報をチェックしておきましょう。
1-1.PCリサイクル法の対象品目
パソコンは、PCリサイクル法の対象品目となっています。そのため、自治体回収のゴミとして捨てることはできません。パソコンには鋼・銅・レアメタルなどの貴重な素材が含まれているので、それらの資源を再利用するために処分方法が定められています。PCリサイクル法に基づき、メーカーに回収依頼をすることになるでしょう。小田原市の家庭ゴミとして、パソコンを処分すると不法投棄になる可能性があるので注意が必要です。
1-2.対象となる機器
PCリサイクル法の対象になっている機器は、以下のとおりです。
- デスクトップパソコン本体
- ノートブックパソコン
- CRTディスプレイ
- CRTディスプレイ一体型パソコン
- 液晶ディスプレイ
- 液晶ディスプレイ一体型パソコン
キーボードやマウスなど、購入時に付いてきた付属品は対象品目となります。けれども、プリンター・スキャナー・PDA・ゲーム機・CD-ROMなどの記録メディアは、対象外です。PCリサイクル法の対象外になるものは、小田原市のルールに従って処分してください。
1-3.PCリサイクルマークの有無で回収再資源化料金がかかる
パソコンを正しくリサイクルするためには、回収再資源化料金が必要です。2003年10月以降に発売されたパソコンには、販売額に回収再資源化料金が含まれているのでPCリサイクルマークが付いています。PCリサイクルマークが付いているパソコンは、回収再資源化料金がかかりません。けれども、PCリサイクルマークが付いていないパソコンは、回収再資源化料金の支払いが必要になるので注意してください。なお、回収再資源化料金はメーカーによって異なりますが、だいたい3,000~4,000円です。
2.パソコンを処分する前の注意点
ここでは、パソコンを処分する前の注意点について詳しく説明します。
2-1.データの流出に要注意!
パソコンを処分する際は、データが流出しないように注意しておく必要があります。よく、ニュースでも会社のパソコンからデータが流出し、悪用されたという話を耳にするでしょう。パソコン内にはたくさんの貴重なデータが含まれているため、それらのデータを完全消去してから処分することが大切です。データを完全消去せずにパソコンを処分すると、データが流出してしまいます。
2-2.論理的消去法と物理的破壊
それでは、パソコンのデータはどのような方法で消去できるのでしょうか。主な消去方法としては、論理的消去法と物理的破壊の2種類があります。論理的消去法は、専用の消去ソフトを使う方法です。専用消去ソフトをパソコンにダウンロードするだけで、簡単にデータが消去できます。一方、物理的破壊は、データが記録されているHDDをカッターやカナヅチなどで物理的に破壊する方法です。パソコンが壊れていたり、ソフトが読み取れなかったりする際は、物理的破壊でデータを消去するといいでしょう。
2-3.消去前にデータの移行を
データを消去する前に、ほかのパソコンやHDDなどにデータを移行しておく必要があります。移行方法はたくさんありますが、おすすめなのはメーカー純正の移行ツールです。Microsoftなら「Windows 転送ツール」、Appleなら「移行アシスタント」が利用できます。移行ツールを使うことで、ユーザーアカウントやメール・自分で作成した書類のドキュメントなどが簡単に転送できるでしょう。そのほか、HDDやSSDなど外付け記憶デバイスを活用して、新しいパソコンへデータを移行する方法もあります。
3.パソコンを処分する方法
ここでは、パソコンを処分する方法について詳しく説明します。
3-1.メーカーに回収を依頼する
パソコンのメーカーでは、それぞれ自社のパソコンを回収しています。処分したいパソコンのメーカーが分かる場合は、カスタマーサポートセンターなどに連絡して、回収してもらうといいでしょう。その際は、パソコンの型番や製造年月、PCリサイクルマークの有無などを確認してから連絡するとスピーディーです。また、メーカーに回収依頼をする流れは下記を参考にしてください。
- カスタマーサポートセンターなどに問い合わせる
- PCリサイクルマークがない場合は、回収再資源化料金を支払う
- 郵送されるエコゆうパック伝票を受け取る
- 自分でパソコンをこん包し、エコゆうパック伝票を貼り付ける
- 最寄りの郵便局に持ち込むか、戸口集荷を依頼する
3-2.買い換えで下取りに出す
新しいパソコンへの買い換えを検討している方は、下取りに出すのも方法の1つです。メーカーによって内容は異なりますが、下取りキャンペーンを行っているところがあります。処分したいパソコンが下取り対象になれば、新しいパソコンを安く購入できるでしょう。費用をかけずに処分でき、新しいパソコンも安く購入できるという一石二鳥の方法です。ただし、下取り対象のパソコンが限定されていたり、条件が決まっていたりするので事前に確認しておきましょう。
3-3.宅配便回収サービスを利用する
小田原市では、小型家電リサイクル法の認定事業者「リネットジャパン」との連携サービスとして、宅配便回収サービスを行っています。不用なパソコンのリサイクルを推奨することが目的のサービスで、処分したいパソコンをダンボール等に詰めるだけで回収を待つだけです。回収対象は、ノート・タブレットパソコン、デスクトップパソコンとなっており、パソコン本体と一緒ならモニター・キーボード・マウス・携帯電話も回収してもらえます。申し込みは、リネットジャパンのホームページから可能です。
3-4.不用品回収業者に依頼する
すぐにパソコンを処分したい、パソコンをまとめて廃棄したい方は、不用品回収業者に依頼するのも方法の1つです。不用品回収業者の中には、即日対応が可能なところもあるので、急を要する場面でもすぐに処分できるでしょう。また、パソコン以外にも処分したい不用品をまとめて回収してもらえるのも、不用品回収業者の大きなメリットです。ただし、不用品回収業者に依頼する際は注意しておきたいところもあるので、詳しくは次の項目で見ていきましょう。
4.回収サービスを利用する方法
ここでは、回収サービスを利用する方法について詳しく説明します。
4-1.回収費用は必ず確認する
前述したように、不用品回収業者のサービスを利用するメリットはたくさんありますが、回収してもらうものが多くなるほど費用がかかるので注意が必要です。品目数で費用を決めるところもあれば、重量で金額が変わるなど、料金システムも回収業者によって異なります。まずは、無料見積もりを依頼し、パソコンの処分にいくらかかるのか確認しましょう。できれば、複数の回収業者に無料見積もりを依頼し、比較してみてください。複数の回収業者を比較することで、だいたいの処分費用も把握しやすくなります。
4-2.悪徳業者に要注意!
不用品回収を行っている業者の中には、不正を働く悪徳業者が存在しています。よくあるのが、「見積もりとは違う金額を請求された」「回収してもらったものが不法投棄されていた」というトラブルです。悪徳業者とのトラブルを未然に防ぐためには、慎重に回収サービスの業者を選ぶ必要があります。なお、どの不用品回収業者に依頼すればいいのか分からずに悩んでいる方は、下記のポイントを参考にしてください。
- 不用品回収の実績があるか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
- サービス内容が充実しているか
- 回収方法が選択できるか
- 口コミや評判がいいか
4-3.無料回収業者に依頼する方法も
回収サービスを行っている業者の中には、無料回収をしているところもあります。「無料回収に依頼しても、後からお金を取られるのでは」と不安になりがちですが、無料回収ができる理由に注目するといいでしょう。ホームページ等に無料回収の理由をハッキリと掲載している業者なら、安心して依頼できます。けれども、無料回収の理由が明確になっていない業者は、悪徳業者の可能性が高いので注意が必要です。
4-4.無料回収ならパソコン処分本舗へ
パソコンの無料回収なら、ぜひパソコン処分本舗へご依頼ください。パソコン処分本舗では、故障・動作不良など状態を問わずに無料回収を行っています。回収方法は、宅配回収・持ち込み回収・出張回収の3つがあり、宅配回収は対象商品が1点でも含まれていれば着払いOKです。パソコン以外にも、液晶テレビ・スマートフォン・楽器・生活家電・デジタル機器など、多数の品目を扱っています。回収したものは自社でメンテナンス後に再販したり、再販できないものはリサイクルしたりしているので、回収費用がかかりません。
5.パソコンの処分に関してよくある質問
パソコンの処分に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.メーカーが分からないときはどうすべきか?
A.一般社団法人パソコン3R推進協会が、代わりにパソコンの回収を行っています。メーカーがすでに倒産していたり、どこのメーカーか分からなかったりする場合は、パソコン3R推進協会に申し込みをしてください。なお、パソコン3R推進協会のホームページでは、メーカー窓口一覧もチェックできます。
Q.自作パソコンの処分方法は?
A.自分で作ったパソコンは、メーカーへ回収依頼はできません。ただし、パソコン3R推進協会では自作パソコンの回収も受け付けています。回収再資源化料金はかかる可能性が高めですが、自作パソコンを処分したい方は問い合わせて確認してみてください。また、パソコンを販売している専門店や不用品回収業者に依頼し、処分してもらう方法もあります。
Q.データを消去する際の注意点は?
A.初期化をしてパソコンを処分する方がいますが、初期化だけではデータを完全消去できません。初期化はパソコンを工場出荷前の状態に戻すだけで、HDDなどに記録されているデータはそのまま残ります。つまり、復元ソフトを使えば、データがすぐに復旧するというわけです。安心してパソコンを処分するためにも、データを完全消去してから初期化しましょう。
Q.宅配便回収サービスを利用する際に注意すべきことは?
A.サイズが決まっていることです。3辺合計140cmで重量20kg以下までのサイズと決まっているため、そのサイズを超えてしまうと回収不可になる可能性があります。また、パソコンが含まれていれば無料回収が可能ですが、パソコンが含まれていない場合は1箱につき1,500円かかるので注意が必要です。なお、CRT(ブラウン管)モニターの回収は、別途費用として3,000円かかります。
Q.パソコンは買い取ってもらえるのか?
A.動作状況に問題がなければ、買取専門業者やリサイクルショップなどで買い取ってもらえるでしょう。ただし、発売年月から5年以上が経過している古いパソコンや、壊れていて動かないものは買取不可になる可能性が高めです。査定を依頼する前に、パソコンの動作状況をチェックしておきましょう。
まとめ
パソコンには貴重な資源が含まれているので、リサイクル回収が推奨されています。小田原市においても、パソコンを家庭ゴミとして捨てることはできないので注意が必要です。一般的に、メーカーへ回収依頼をするか、宅配便回収サービスを利用することになるでしょう。また、無料回収業者に依頼する方法もあります。パソコン処分本舗では、パソコンの無料回収を行っているのでぜひチェックしてください。