杉並区でパソコンを処分するポイントは? 簡単・無料で捨てる方法!
2023/02/03
「不要になったパソコンを処分したいけど、杉並区ではどんな方法で捨てられるのだろう」とお考えではないでしょうか?
故障や買い替えなどで不要になったパソコンを処分したくても、杉並区の自治体回収にゴミとして出してよいのか、そのほかの方法で処分すべきかなど、よく分からないですよね。それに、なるべく簡単に安く処分できるのに越したことはないでしょう。
そこで今回は、杉並区でのパソコン処分について詳しく解説します。
- 杉並区ではパソコンをゴミに出せる?
- 不要になったパソコンを処分する前の注意点
- 不要になったパソコンを処分する方法
- 杉並区の自治体回収でパソコンを処分する方法
- パソコンの処分を不用品回収業者に依頼する方法
- 杉並区でのパソコン処分に関するよくある質問
この記事を読むことで、杉並区でパソコンを処分するポイントがよく分かります。杉並区でパソコンの処分をお考えの方は、最後まで記事を読んでみてください。
1.杉並区ではパソコンをゴミに出せる?
最初に、杉並区ではパソコンをゴミに出せるかどうか見ていきましょう。
1-1.杉並区ではパソコンをゴミとして出すことができない
杉並区では、自治体回収にパソコンをゴミとして出すことができません。パソコンは、パソコンリサイクル法の対象品目になるからです。パソコンリサイクル法とは、パソコンに含まれている資源を有効活用することなどを目的とした法律になります。パソコンリサイクル法では、メーカーが回収・リサイクルすることになっているため、杉並区の自治体回収にゴミとして出すことができないのです。
1-2.パソコンの周辺機器や付属品だけならゴミに出せる
パソコンの周辺機器や付属品だけを処分したい場合は、素材の種類によって杉並区の自治体回収にゴミとして出すことができます。具体的には、以下のとおりです。
- 可燃ゴミ:付属DVD・紙の使用説明書など、無料処分
- 不燃ゴミ:付属ケーブル類・ACアダプターなど、無料処分
- 粗大ゴミ:プリンター・スキャナーなど、有料処分
なお、それぞれのゴミの出し方については、杉並区のホームページで確認してください。
1-3.業務用パソコンは産業廃棄物として処分する
業務用パソコンはパソコンリサイクル法の対象品目外ですが、産業廃棄物として処分する必要があります。そのため、業務用パソコンも、杉並区の自治体回収にゴミとして出すことができません。不要になった業務用パソコンは、産業廃棄物収集運搬許可を取得済みの業者に依頼して処分しましょう。万が一、産業廃棄物収集運搬許可を未取得の業者に依頼すると廃棄物処理法違反と見なされ、依頼者と業者の両方に罰金刑などが科されることがあるので気を付けてください。
2.不要になったパソコンを処分する前の注意点
不要になったパソコンを処分する前には、いくつかの注意点があります。
2-1.内部データの移行と削除を行う
パソコンを処分する前に、内部データの移行と削除を忘れずに行っておきましょう。パソコンの内部データには、個人情報が多く記録されているものです。まずは、外付けHDDやクラウドサービスなどに必要な内部データを移行しましょう。無事に移行できたことを確認したら、パソコンの内部データを消去してください。パソコンの内部データを消去する方法には、以下のようなものがあります。
HDDを再利用できる
- HDDに専用ソフトで意味のない文字列を上書きする
HDDを差利用できない
- HDDに強力な磁気を当てる
- HDDを折り曲げるなどの方法で破壊する
なお、知人などに譲る、買取に出すなどの場合は、HDDを再利用できる方法で内部データを消去してください。
2-2.記録メディアをすべて取り除いておく
パソコンを処分する前に、メディアスロットをチェックし、記録メディアをすべて取り除いておきましょう。記録メディアにも、個人情報が記録されていることが多く、貴重なデータを失う可能性があります。また、第三者に悪用される可能性も否定できません。普段使っていないメディアスロットも、念のためきちんとチェックしておくことが大切です。
2-3.写真シールや名前シールを剝がしておく
写真シールや名前シールを剝がしておくことも、忘れないでください。小さなものですが、個人情報が流出することがあります。デスクトップパソコンではモニターやキーボードの裏側、ノートパソコンでは本体の裏側などが死角になりやすく、剝がし忘れが発生しやすいので気を付けてください。特に、小さな子どもがいる場合、いつの間にか思わぬところに貼られていることがあります。
2-4.メーカーのユーザー登録を解除しておく
メーカーにユーザー登録をしている場合は、忘れずに解除しておきましょう。メーカーのユーザー登録は、パソコンの正式な所有者として、必要なサポートやオプションサービスなどを受けるためのものです。しかし、パソコンを処分した後は不要になるため、解除しておくとよいでしょう。特に、知人になどに譲る、買取に出すといった場合は、次の所有者のためにも解除しておくことがおすすめです。
3.不要になったパソコンを処分する方法
不要になったパソコンを処分する方法について、詳しく見ていきましょう。
3-1.パソコンリサイクル法に沿って手続きする
不要になったパソコンは、パソコンリサイクル法に沿って手続きし、処分することが可能です。主な流れは、以下をご覧ください。
- メーカーのリサイクル受付窓口に連絡してパソコンの回収を依頼する
- メーカーから専用の配送伝票が送付される
- メーカーの指示に沿ってこん包し、配送伝票を貼り付けて発送する
なお、上記は、PCリサイクルマークが付いている機種を処分する流れです。古い機種などでPCリサイクルマークが付いていない、紛失したといった場合は、パソコンリサイクル料金と配送費用の合計で1台数千円程度を支払うことになります。より詳しい内容は、一般社団法人パソコン3R推進協会のホームページを参考にしてください。
3-2.知人などに譲る
不要になったパソコンでも、まだ十分に使えるものは知人などに譲る方法もあります。たとえば、予備用や子ども用に中古パソコンを欲しがっている人もいることでしょう。まずは、心当たりがある知人に連絡してみてください。譲り先が決まったら、先方の希望を考慮して配送方法や配送日程について決めましょう。遠方に住んでいる、お互いに多忙などの場合などは、宅配便で送付するのもよい方法です。
3-3.販売店の下取りに出す
買い替えを伴う場合は、販売店の下取りに出して不要になったパソコンを処分できることがあります。まずは、新規購入を予定している販売店へ、パソコンの下取りが可能か確認してみるとよいでしょう。下取りしてもらうことができれば、不要になったパソコンを買い替えと同時に処分できます。また、新規購入費用から数千円程度の値引きになることもあるでしょう。販売店によっては、下取り可能なメーカーや機種を指定していることがあるので、確認が必要です。な、下取りは新規購入者向けのサービスとなるため、下取りだけでの依頼はほぼできません。
3-4.不用品回収業者に依頼する
不要になったパソコンは、不用品回収業者に依頼して処分してもらうことも可能です。不用品回収業者に依頼すると、以下のようなメリットがあります。
- 都合のよい日時と場所で回収してもらえる
- 処分にかかる手間や時間を大幅に節約できる
- 業者によっては内部データ消去も依頼できる
- 業者によっては状態のよいパソコンを買取してもらえることがある
- パソコン以外の不用品も同時に処分してもらえる
特に、多忙な人は、多くのメリットを実感できるはずです。
3-5.買取に出す
不要になったパソコンでもまだキレイで十分に使えるものは、買取に出すことも考えてみるとよいでしょう。
3-5-1.買取してもらえるパソコンの条件は?
以下のような条件を満たすパソコンは、買取してもらえる可能性が高いでしょう。
- 人気メーカー品(Apple・富士通・NECなど)
- 不具合や故障がない
- 年式が新しい
- 外観に目立つ傷・破損・汚れがない
- ペットやタバコなどのひどい臭いがない
- 購入時の付属品が揃っている
- 限定生産モデル
- 高機能・高性能モデル
なお、業者によっても査定基準が異なるため、詳しくは業者に査定を依頼して確認してみてください。
3-5-2.パソコンを買取に出す方法
不要になったパソコンは、以下のような方法で買取に出すことができます。
- 中古OA機器買取専門業者に売る
- リサイクルショップに売る
- 不用品回収業者に買取してもらう
- ネットオークションやフリマアプリに出品する
上記のうち、不用品回収業者に買取してもらう方法では、万が一買取不可になっても、そのまま引き取り処分を依頼できておすすめです。また、都合のよい日時と場所で回収してもらうこともできます。
4.杉並区の自治体回収でパソコンを処分する方法
杉並区の自治体回収でパソコンを処分する方法について、具体的に見ていきましょう。
4-1.杉並区ではノートパソコンも小型家電リサイクル法の対象品目外
杉並区では、ノートパソコンであっても、小型家電リサイクル法の対象品目として回収してもらうことができません。小型家電リサイクル法とは、小型家電に含まれる資源の有効活用などを目的とした法律です。杉並区では、携帯電話などの使用済み小型家電15品目を小型家電リサイクル法に沿って回収し、リサイクルしています。しかし、ノートパソコンは対象品目外なので、そのほかの方法で処分することが必要です。
4-2.杉並区の提携先業者に回収を依頼することはできる
杉並区では、リネットジャパンと業務提携しており、不要になったパソコンの処分を依頼することができます。詳しい内容は、杉並区のホームページなどで確認してみてください。なお、リネットジャパンでは、パソコンの処分と同時に内部データの消去も依頼できます。ただし、内部データの消去も依頼する場合は、1台に付き3,300円(税込み)の手数料がかかるので注意してください。
5.パソコンの処分を不用品回収業者に依頼する方法
パソコンの処分を不用品回収業者に依頼する方法を、詳しく見ていきましょう。
5-1.信頼できる業者を選ぶ
不要になったパソコンは、以下のポイントをチェックして信頼できると判断した業者に処分を依頼すると安心です。
- 杉並区でのパソコン処分で豊富な実績がある
- 見積もりは無料
- 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
- 都合のよい日時と場所で回収してもらえる
- 回収後は適切な方法でリサイクルしている
- 内部データ消去も依頼できる
- スタッフが親切で顧客からの評判もよい
- 業務に必要な各種許可を取得済み
なお、当パソコン処分本舗も、杉並区でのパソコン処分で豊富な実績があります。当社指定の宅配便にて着払い送付していただくと、パソコンの処分費用と宅配便の送料共に無料となり大変お得です。ぜひ、ご検討ください。
5-2.都合のよい日時と場所で回収してもらう
信頼できる業者を選んだら、都合のよい日時と場所でパソコンを回収してもらいましょう。不用品回収業者では、以下のような方法でパソコンを回収しています。
- 店頭持ち込み:業者の店頭などに直接持ち込む
- 宅配回収:宅配便で業者へ発送する
- 主張回収:日時と場所を指定して業者に回収してもらう
なお、パソコンの回収方法は、宅配回収がおすすめです。都合のよい日時と場所で回収してもらえる、処分費用が安く済むなど、多くのメリットがあります。
5-3.悪質業者の手口に注意すること
悪質業者の手口には、十分に注意してください。パソコンには、個人情報が記録されているため、万が一悪質業者の手に渡ってしまうと、個人情報を悪用されることがあります。たとえば、いきなり訪問してきて「今だけパソコンを無料で回収している」などと甘い言葉を多用する業者は、気を付けましょう。中には、パソコン以外に、貴金属類などの金銭価値が高いものを無理やり回収しようとするケースもあります。思わぬ被害に遭わないためにも、パソコンの処分は、この記事の「5-1.信頼できる業者を選ぶ」を参考にして信頼できると判断した業者に依頼しましょう。
6.杉並区でのパソコン処分に関するよくある質問
最後に、杉並区でのパソコン処分に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.タブレットもパソコンリサイクル法に沿って処分する必要がある?
A.いいえ。タブレットはパソコンリサイクル法の対象品目外なので、杉並区の自治体回収に不燃ゴミとして出すことが可能です。
Q.パソコン用モニターだけなら杉並区の自治体回収にゴミとして出せる?
A.いいえ。パソコンのモニターはパソコンリサイクル法の対象品目になるため、杉並区の自治体回数にゴミとして出すことはできません。
Q.1998年に購入したパソコンでもパソコンリサイクル法の対象品目になる?
A.はい。製造年の古さに関係なく、パソコンリサイクル法の対象品目になります。
Q.パソコンと同時にプリンターも処分したほうがよい?
A.プリンターも不要であれば、同時に処分することをおすすめします。なお、当パソコン処分本舗では、パソコンと同梱(どうこん)し、当社指定の宅配便にて着払い送付していただくと、パソコンもプリンターも無料で処分でき、大変お得です。
Q.パソコンの内部データ消去を業者に依頼するのが不安なのですが?
A.信頼できる業者であれば、特に不安になることはありません。安心して依頼するためにも、業者のホームページなどをチェックし、どんな方法で内部データを消去しているか確認しておくとよいでしょう。また、業者に問い合わせ、直接説明してもらうのもよい方法です。有料になりますが、データ消去証明書の取得を依頼するのもよいでしょう。
まとめ
今回は、杉並区でのパソコン処分について詳しく解説しました。パソコンはパソコンリサイクル法の対象品目になるため、杉並区の自治体回収にゴミとして出すことはできません。不要になったパソコンは、パソコンリサイクル法に沿って手続きする、販売店の下取りに出す、不用品回収業者に依頼するなどの方法で処分してください。なお、当パソコン処分本舗も、杉並区でのパソコン処分を多数お受けした実績があります。当社指定の宅配便で着払い送付していただくと、宅配便の送料とパソコンの処分費用の両方共無料になり大変お得ですので、ぜひご活用ください。