パソコンを捨てる際の注意点! 捨てる前にやるべきことは?
2021/03/31
2021/11/30
パソコンを捨てる際、いくつか注意点があります。特に、注意しておきたいのはデータの完全消去です。パソコンに内蔵されているHDD(ハードディスクドライブ)にデータが記録されているため、パソコン本体を初期化しただけではデータが流出し悪用される恐れがあります。では、一体どのようにすればデータが完全消去できるのでしょうか。
本記事では、パソコンを捨てる前にやるべきことなどを解説します。
この記事を読むことで、パソコンを捨てる際の注意点や捨てる方法などが分かります。悩んでいる方はぜひチェックしてください。
1.パソコンを捨てる際の注意点
最初に、パソコンを捨てる際の注意点をいくつかチェックしておきましょう。
1-1.パソコンは自治体回収で処分できない
パソコンを処分する際の注意点として、まずチェックしておきたいのは自治体回収で処分できないことです。家庭ゴミとして処分できると思われがちですが、パソコンの処分方法はPCリサイクル法によって定められています。パソコンの内部には貴重な資源が含まれているため、そのまま廃棄するのはとてももったいないことです。貴重な資源をリサイクルするためにも、メーカーによる回収とリサイクルが義務づけられています。
1-2.パソコンには重要なデータが蓄積されている
パソコンをそのまま処分しようとしてはいませんか? パソコンには貴重な資源が含まれているだけでなく、個人情報・仕事上の機密データや顧客情報といった重要なデータがたくさん蓄積されています。実際に、それらのデータを消去せずに処分してしまった結果、機密情報が流出し大問題になった事例は数多くあるのです。特に、会社で使用しているパソコンは重要なデータが含まれているため、それらのデータが流出してしまうと重大な事態につながってしまうでしょう。そのようなことを防ぐためには、処分前にデータを完全消去することが必要です。
1-3.処分前に製造年月とメーカーを確認する
パソコンを処分する前に、製造年月とメーカーを確認してください。使わないパソコンはゴミとして処分することになりますが、製造年月から3年以内なら買い取ってもらえる可能性があるからです。買い取ってもらえるのにゴミとして処分するのはもったいないので、まずは確認してください。
2.パソコンを捨てる前にやるべきこと
ここでは、パソコンを捨てる前にやるべきことを紹介します。
2-1.データを移行する
パソコンを捨てる前に、内部に蓄積されているデータを移行させる必要があります。データの移行方法としては、主に下記のとおりです。
- 手動でデータを移す
- 転送ツールまたは移行アシスタントを利用する
- データ移行用ソフトを使う
手動でデータを移す場合、外付けHDDまたはCD-R・DVD-R・USBメモリーなどの記録媒体を使います。古いパソコンのデータを記録媒体に移し、新しいパソコンに接続するだけでOKです。また、WindowsやMacのパソコンには、それぞれにデータを移行するための転送ツールまたは転送アシスタントが用意されているので、それらを活用するのもいいでしょう。そのほか、データ移行用ソフトを活用するのも方法の1つです。
2-2.データを完全消去する
データが移行できたら、次は処分するパソコンのデータを完全消去しなければなりません。データの消去方法としては、消去専用ソフトを使用する論理的消去法と物理的破壊の2つがあります。パソコンが正常に起動する状態なら、消去専用ソフトを取り入れてHDDに記録されているデータが消去できるでしょう。しかし、壊れていたり画面が映らなかったりする場合は、物理的破壊でデータを消去する必要があります。カッターやカナヅチなどを使ってHDDを破壊することになりますが、破片が飛び散ってケガをする恐れもあるので注意してください。
2-3.初期化だけでは不十分
「パソコンを初期化すればデータが消えるから大丈夫」と思って処分するのはNGです。初期化はあくまで工場出荷前の状態に戻すだけなので、HDDに記録されているデータが消去できるわけではありません。画面上からはデータが消えていたとしても、HDDにはしっかりと残っています。そのため、復元ソフトを使えばすぐにデータが復旧してしまうのです。きちんと正しい方法でデータを消去してから初期化して処分してください。
3.パソコンを捨てる方法
ここでは、パソコンを捨てる方法について解説します。
3-1.メーカーに回収依頼をする
前述したように、パソコンはPCリサイクル法によってリサイクルが義務づけられています。そのため、自治体回収で処分できないのでメーカーに回収依頼をする方法が一般的です。メーカーに問い合わせて、回収方法を確認してください。なお、PCリサイクルマークがついているパソコンなら無償で回収してくれます。逆に、PCリサイクルマークがついていないパソコンは、回収が有料になるので注意が必要です。また、複数台のパソコンを処分したいときは手続きに時間がかかってしまうため、早めに問い合わせて確認したほうがいいでしょう。
3-2.買取業者やリサイクルショップに売る
まだ正常に稼働するパソコンは、買取業者またはリサイクルショップに査定を依頼するのも選択肢の1つです。製造年月から3年以内で不具合が起きていないパソコンは、多くの買取業者で買い取ってもらえる可能性があります。自分で売りたいときは、フリマアプリやネットオークションを利用するのもいいでしょう。ただし、買取に出す場合は、自分できちんとデータを消去しておく必要があります。
3-3.家電量販店の下取りサービス
パソコンの買い換えを検討している方は、パソコン販売店や家電量販店のサービスを利用する方法があります。下取りサービスを実施している店舗では、正常に稼働できるパソコンなら買い取ってもらえる可能性が高めです。下取りサービスを利用すれば、新しいパソコンを安く購入できるでしょう。ただし、下取りサービスを行っていない販売店もあれば、必ずしもパソコン
1.パソコンを捨てる際の注意点
最初に、パソコンを捨てる際の注意点をいくつかチェックしておきましょう。
1-1.パソコンは自治体回収で処分できない
パソコンを処分する際の注意点として、まずチェックしておきたいのは自治体回収で処分できないことです。家庭ゴミとして処分できると思われがちですが、パソコンの処分方法はPCリサイクル法によって定められています。パソコンの内部には貴重な資源が含まれているため、そのまま廃棄するのはとてももったいないことです。貴重な資源をリサイクルするためにも、メーカーによる回収とリサイクルが義務づけられています。
1-2.パソコンには重要なデータが蓄積されている
パソコンをそのまま処分しようとしてはいませんか? パソコンには貴重な資源が含まれているだけでなく、個人情報・仕事上の機密データや顧客情報といった重要なデータがたくさん蓄積されています。実際に、それらのデータを消去せずに処分してしまった結果、機密情報が流出し大問題になった事例は数多くあるのです。特に、会社で使用しているパソコンは重要なデータが含まれているため、それらのデータが流出してしまうと重大な事態につながってしまうでしょう。そのようなことを防ぐためには、処分前にデータを完全消去することが必要です。
1-3.処分前に製造年月とメーカーを確認する
パソコンを処分する前に、製造年月とメーカーを確認してください。使わないパソコンはゴミとして処分することになりますが、製造年月から3年以内なら買い取ってもらえる可能性があるからです。買い取ってもらえるのにゴミとして処分するのはもったいないので、まずは確認してください。
2.パソコンを捨てる前にやるべきこと
ここでは、パソコンを捨てる前にやるべきことを紹介します。
2-1.データを移行する
パソコンを捨てる前に、内部に蓄積されているデータを移行させる必要があります。データの移行方法としては、主に下記のとおりです。
- 手動でデータを移す
- 転送ツールまたは移行アシスタントを利用する
- データ移行用ソフトを使う
手動でデータを移す場合、外付けHDDまたはCD-R・DVD-R・USBメモリーなどの記録媒体を使います。古いパソコンのデータを記録媒体に移し、新しいパソコンに接続するだけでOKです。また、WindowsやMacのパソコンには、それぞれにデータを移行するための転送ツールまたは転送アシスタントが用意されているので、それらを活用するのもいいでしょう。そのほか、データ移行用ソフトを活用するのも方法の1つです。
2-2.データを完全消去する
データが移行できたら、次は処分するパソコンのデータを完全消去しなければなりません。データの消去方法としては、消去専用ソフトを使用する論理的消去法と物理的破壊の2つがあります。パソコンが正常に起動する状態なら、消去専用ソフトを取り入れてHDDに記録されているデータが消去できるでしょう。しかし、壊れていたり画面が映らなかったりする場合は、物理的破壊でデータを消去する必要があります。カッターやカナヅチなどを使ってHDDを破壊することになりますが、破片が飛び散ってケガをする恐れもあるので注意してください。
2-3.初期化だけでは不十分
「パソコンを初期化すればデータが消えるから大丈夫」と思って処分するのはNGです。初期化はあくまで工場出荷前の状態に戻すだけなので、HDDに記録されているデータが消去できるわけではありません。画面上からはデータが消えていたとしても、HDDにはしっかりと残っています。そのため、復元ソフトを使えばすぐにデータが復旧してしまうのです。きちんと正しい方法でデータを消去してから初期化して処分してください。
3.パソコンを捨てる方法
ここでは、パソコンを捨てる方法について解説します。
3-1.メーカーに回収依頼をする
前述したように、パソコンはPCリサイクル法によってリサイクルが義務づけられています。そのため、自治体回収で処分できないのでメーカーに回収依頼をする方法が一般的です。メーカーに問い合わせて、回収方法を確認してください。なお、PCリサイクルマークがついているパソコンなら無償で回収してくれます。逆に、PCリサイクルマークがついていないパソコンは、回収が有料になるので注意が必要です。また、複数台のパソコンを処分したいときは手続きに時間がかかってしまうため、早めに問い合わせて確認したほうがいいでしょう。
3-2.買取業者やリサイクルショップに売る
まだ正常に稼働するパソコンは、買取業者またはリサイクルショップに査定を依頼するのも選択肢の1つです。製造年月から3年以内で不具合が起きていないパソコンは、多くの買取業者で買い取ってもらえる可能性があります。自分で売りたいときは、フリマアプリやネットオークションを利用するのもいいでしょう。ただし、買取に出す場合は、自分できちんとデータを消去しておく必要があります。
3-3.家電量販店の下取りサービス
パソコンの買い換えを検討している方は、パソコン販売店や家電量販店のサービスを利用する方法があります。下取りサービスを実施している店舗では、正常に稼働できるパソコンなら買い取ってもらえる可能性が高めです。下取りサービスを利用すれば、新しいパソコンを安く購入できるでしょう。ただし、下取りサービスを行っていない販売店もあれば、必ずしもパソコンが下取りサービスの対象に入るというわけではありません。事前に、下取りサービスを行っているか、どのようなパソコンが下取りサービスの対象になるのかチェックしておきましょう。
3-4.不用品回収業者へ依頼する
パソコンが壊れている・複数のパソコンをまとめて処分したいという方は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。不用品回収業者の多くは、さまざまなジャンルを扱っているのでパソコン以外の不用品も一気に処分できるでしょう。また、不用品回収業者の中には、無料回収を行っているところもあります。できるだけ、処分費用をかけたくない方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
4.パソコンの処分ならパソコン処分本舗へ
ここでは、パソコンの回収を行っているパソコン処分本舗について紹介します。
4-1.無料回収の理由
「無料回収業者に依頼するとトラブルになるのでは……」と不安を感じている方がいると思いますが、無料回収の理由がきちんと記載されている業者なら安心して任せることができます。たとえば、パソコン処分本舗の場合、回収したパソコンを自社でメンテナンス・シュリを行い、リユース品として再活用しているのです。リユースできないパソコンも修理用としてリサイクルしているからこそ、回収コストをかけず廃棄物の削減に努めています。このように、無料回収ができ理由が明確になっている回収業者は安心して依頼できるでしょう。
4-2.壊れたパソコンも無料回収が可能!
回収業者の中には、壊れたパソコンは回収不可というところがあります。けれども、パソコン処分本舗は壊れたパソコンも無料回収が可能です。回収方法は、宅配回収・持ち込み回収・出張回収の3つからお選びいただけます。持ち込み回収は事前の予約は必要ありません。宅配回収は全国対応が可能で、出張回収はパソコン15台から利用できます。壊れたパソコンの処分で悩んでいる方は、ぜひご相談ください。
4-3.データ消去サービスも実施
パソコン処分本舗では、データ消去サービスも行っています。アメリカの国家機関で推奨・準拠されている論理的消去機を使ってデータを抹消するほか、日東造機株式会社製の物理的破壊機も使うのがパソコン処分本舗の特徴です。物理的破壊機は、約3トンの油圧で4本のピンが加圧し、約10秒でHDDに穴を空けます。壊れているパソコンでもデータを読み取り不可にできるため、データの消去で悩んでいる方はぜひご依頼ください。
4-4.不正を働く悪徳業者に要注意!
無料回収業者の中には、不正を働く悪徳業者が存在しています。特に、街中をトラックで回っている無料回収業者は悪徳業者の可能性が高いので要注意です。「無料で回収します」とアピールしながらも、トラックへ積んだ後で追加費用を請求してくる恐れがあります。実際に、「無料といっていたのに回収費用を請求された」というトラブルが続出しているので注意してください。無料回収の理由がきちんと明確になっているか、必ずチェックしておきましょう。
5.パソコンを捨てる方法に関してよくある質問
パソコンを捨てる方法に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.PCリサイクルマークがないパソコンの処分費用はいくらぐらいか?
A.処分費用はパソコンの種類によって異なります。
- デスクトップパソコン・ノートパソコン:3,000円
- 液晶ディスプレイ・液晶ディスプレイ一体型パソコン:3,000円
- CRTディスプレイ・CRTディスプレイ一体型パソコン:4,000円
- デスクトップパソコン本体+CRTディスプレイ:7,000円
- デスクトップパソコン本体+液晶ディスプレイ:6,000円
上記の費用には、運送費用とリサイクル費用が含まれています。ただし、こん包など撤去にかかる費用は含まれていないので注意してください。
Q.会社で使用したパソコンの処分方法は?
A.会社など事業目的で使用したパソコンは、産業廃棄物扱いとなります。一般社団法人パソコン3R推進協会で回収を行っているので、インターネットから見積もりを依頼しましょう。家庭用パソコンと同じく、自治体回収で処分はできません。「面倒だから」といってゴミ捨て場に放置したり、不法投棄したりしないように気をつけてください。
Q.パソコンを高く売るポイントは?
A.早めに売ることです。パソコンは製造年月から経過するほど型落ち品となってしまい、中古市場における価値が下がってしまいます。手放すことを決めたら、早めに売却するのがおすすめです。また、元箱・キーボード・マウスなどといった付属品をそろえることも大切なポイントとなります。パソコン本体にホコリや汚れがついている場合は、乾いた布でキレイにしてから売りに出しましょう。
Q.パソコンが起動しない場合、データ消去はどうすべきか?
A.消去専用ソフトを使用した論理的消去法が使えないので、HDDをパソコンから取り出して破壊しなければなりません。デスクトップパソコンなら素人でも取り出すことはできますが、ノートパソコンの場合はHDDが内蔵されているので困難です。分解するのが大変で故障につながる可能性もあるため、無理をせずにデータ消去サービスを行っている業者へ依頼してください。
Q.データ消去サービスを利用する際の注意点は?
A.データ消去証明書の発行を依頼しましょう。データ消去証明書には、データを消去した作業日・消去方法・HDDの型番・シリアルナンバーが記載されています。このデータ消去証明書があれば、「データを消去した・していなかった」といったトラブルが回避できるのです。
まとめ
パソコンを捨てる際の注意点は、HDDに記録されているデータを完全消去することです。きちんとデータを消去しなければ、外部にデータが流出し悪用される恐れがあります。たとえば、ネット上でお買い物をした際、使用したクレジットカード情報などが流出してしまうのです。安心して処分するためにも、パソコンのデータを完全消去する必要があります。パソコンの回収を行っている業者の中には、データ消去サービスを受け付けているところもあるのでぜひチェックしてみてください。
が下取りサービスの対象に入るというわけではありません。事前に、下取りサービスを行っているか、どのようなパソコンが下取りサービスの対象になるのかチェックしておきましょう。
3-4.不用品回収業者へ依頼する
パソコンが壊れている・複数のパソコンをまとめて処分したいという方は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。不用品回収業者の多くは、さまざまなジャンルを扱っているのでパソコン以外の不用品も一気に処分できるでしょう。また、不用品回収業者の中には、無料回収を行っているところもあります。できるだけ、処分費用をかけたくない方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
4.パソコンの処分ならパソコン処分本舗へ
ここでは、パソコンの回収を行っているパソコン処分本舗について紹介します。
4-1.無料回収の理由
「無料回収業者に依頼するとトラブルになるのでは……」と不安を感じている方がいると思いますが、無料回収の理由がきちんと記載されている業者なら安心して任せることができます。たとえば、パソコン処分本舗の場合、回収したパソコンを自社でメンテナンス・シュリを行い、リユース品として再活用しているのです。リユースできないパソコンも修理用としてリサイクルしているからこそ、回収コストをかけず廃棄物の削減に努めています。このように、無料回収ができ理由が明確になっている回収業者は安心して依頼できるでしょう。
4-2.壊れたパソコンも無料回収が可能!
回収業者の中には、壊れたパソコンは回収不可というところがあります。けれども、パソコン処分本舗は壊れたパソコンも無料回収が可能です。回収方法は、宅配回収・持ち込み回収・出張回収の3つからお選びいただけます。持ち込み回収は事前の予約は必要ありません。宅配回収は全国対応が可能で、出張回収はパソコン15台から利用できます。壊れたパソコンの処分で悩んでいる方は、ぜひご相談ください。
4-3.データ消去サービスも実施
パソコン処分本舗では、データ消去サービスも行っています。アメリカの国家機関で推奨・準拠されている論理的消去機を使ってデータを抹消するほか、日東造機株式会社製の物理的破壊機も使うのがパソコン処分本舗の特徴です。物理的破壊機は、約3トンの油圧で4本のピンが加圧し、約10秒でHDDに穴を空けます。壊れているパソコンでもデータを読み取り不可にできるため、データの消去で悩んでいる方はぜひご依頼ください。
4-4.不正を働く悪徳業者に要注意!
無料回収業者の中には、不正を働く悪徳業者が存在しています。特に、街中をトラックで回っている無料回収業者は悪徳業者の可能性が高いので要注意です。「無料で回収します」とアピールしながらも、トラックへ積んだ後で追加費用を請求してくる恐れがあります。実際に、「無料といっていたのに回収費用を請求された」というトラブルが続出しているので注意してください。無料回収の理由がきちんと明確になっているか、必ずチェックしておきましょう。
5.パソコンを捨てる方法に関してよくある質問
パソコンを捨てる方法に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.PCリサイクルマークがないパソコンの処分費用はいくらぐらいか?
A.処分費用はパソコンの種類によって異なります。
- デスクトップパソコン・ノートパソコン:3,000円
- 液晶ディスプレイ・液晶ディスプレイ一体型パソコン:3,000円
- CRTディスプレイ・CRTディスプレイ一体型パソコン:4,000円
- デスクトップパソコン本体+CRTディスプレイ:7,000円
- デスクトップパソコン本体+液晶ディスプレイ:6,000円
上記の費用には、運送費用とリサイクル費用が含まれています。ただし、こん包など撤去にかかる費用は含まれていないので注意してください。
Q.会社で使用したパソコンの処分方法は?
A.会社など事業目的で使用したパソコンは、産業廃棄物扱いとなります。一般社団法人パソコン3R推進協会で回収を行っているので、インターネットから見積もりを依頼しましょう。家庭用パソコンと同じく、自治体回収で処分はできません。「面倒だから」といってゴミ捨て場に放置したり、不法投棄したりしないように気をつけてください。
Q.パソコンを高く売るポイントは?
A.早めに売ることです。パソコンは製造年月から経過するほど型落ち品となってしまい、中古市場における価値が下がってしまいます。手放すことを決めたら、早めに売却するのがおすすめです。また、元箱・キーボード・マウスなどといった付属品をそろえることも大切なポイントとなります。パソコン本体にホコリや汚れがついている場合は、乾いた布でキレイにしてから売りに出しましょう。
Q.パソコンが起動しない場合、データ消去はどうすべきか?
A.消去専用ソフトを使用した論理的消去法が使えないので、HDDをパソコンから取り出して破壊しなければなりません。デスクトップパソコンなら素人でも取り出すことはできますが、ノートパソコンの場合はHDDが内蔵されているので困難です。分解するのが大変で故障につながる可能性もあるため、無理をせずにデータ消去サービスを行っている業者へ依頼してください。
Q.データ消去サービスを利用する際の注意点は?
A.データ消去証明書の発行を依頼しましょう。データ消去証明書には、データを消去した作業日・消去方法・HDDの型番・シリアルナンバーが記載されています。このデータ消去証明書があれば、「データを消去した・していなかった」といったトラブルが回避できるのです。
まとめ
パソコンを捨てる際の注意点は、HDDに記録されているデータを完全消去することです。きちんとデータを消去しなければ、外部にデータが流出し悪用される恐れがあります。たとえば、ネット上でお買い物をした際、使用したクレジットカード情報などが流出してしまうのです。安心して処分するためにも、パソコンのデータを完全消去する必要があります。パソコンの回収を行っている業者の中には、データ消去サービスを受け付けているところもあるのでぜひチェックしてみてください。