スマホの電池がすぐになくなる!?バッテリーの寿命はどのくらい?

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携帯電話の進化形であるスマートフォン(以下、スマホ)。
今や日常生活に欠かせない人も多いでしょう。
しかし、携帯電話よりも機能が増えた分バッテリーの持ちが悪くなったと感じている方は少なくありません。
では、バッテリーの寿命はどのくらいなのでしょうか?
そこで、今回はスマホのバッテリーの寿命についてご説明します。
ちょっとしたことで、バッテリーの寿命が身近くなることもあるのです。
スマホを長く使いたいという方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

目次

  1. スマホのバッテリーは何年間くらい持つの?
  2. バッテリーは使い方によって寿命が短くなるかも
  3. スマホのバッテリー消耗を少なくする方法とは
  4. おわりに

1.スマホのバッテリーは何年間くらい持つの?

スマホは、バッテリーで動きます。
これは一昔前の携帯電話も同じですね。
しかし、スマホに変えたとたんバッテリーの持ちが悪くなった、と感じる人は多いでしょう。
その理由はふたつあります。
ひとつは、スマホは電話であると同時にパソコンでもあるのです。
ですから、何も使っていないときでもバックアップやデータ送信でバッテリーを消耗しています。
もうひとつは動画やネット、アプリなど私たちがスマホを使う時間が長くなっているためです。
携帯電話を何時間も連続して使う人はほとんどいませんでしたが、スマホなら珍しくありません。
使う時間が長くなればバッテリーも消耗しやすいです。
ちなみに、スマホの本体は4~5年の寿命なのに対してバッテリーの寿命は1~2年といわれています。
スマホは2年間の分割払いで購入している方が多いでしょう。
ですから、無理な使い方をしてなければ、スマホを交換するまでバッテリーは十分に使えるのです。

2.バッテリーは使い方によって寿命が短くなるかも

しかし、スマホの使い方によってはスマホのバッテリーの寿命が短くなることがあります。
この項では、バッテリーの劣化を招くスマホの使い方をご紹介しましょう。
心当たりのある方は気をつけてください。

2-1.バッテリーを充電しながら使う

スマホの電池が少なくなったとき、バッテリーの充電を行いながらスマホを使い続ける方がいます。
しかし、これを行うとバッテリーの劣化が早まるのです。
充電はバッテリーに負担をかける行為。これを行いながら電池を消耗することを行うということは、二重にバッテリーに負担をかけることになります。
ですから、充電中はスマホを使わないようにしましょう。
早ければ1時間程度で充電は終わるはずです。

2-2.充電器にスマホをつなぎっぱなしにしておく

少し前まで、充電器にずっとスマホをつなぎっぱなしにしておくと「過充電」といって、バッテリーに負荷がかかっていました。
しかし、今ではスマホに内蔵されているコンピューターが、過充電を防いでくれるので問題ありません。
でも、フル充電されたスマホを充電器につなげっぱなしにしたままで使用すると、バッテリーが減った分だけ自動的に充電されてしまうのです。
ですから、フル充電されたスマホも充電器から取り外して使いましょう。

2-3.バッテリーを空っぽのまま保存する

バッテリー残量がゼロのままで長期間保存するのも、バッテリーが劣化する原因になります。
たとえ長期間使わない場合でも、バッテリーは30%ほど充電しておきましょう。
海外旅行をする場合などは、家族などに充電をお願いしておくとよいですね。

2-4.暑い場所で充電する

スマホのバッテリーは45度を超える場所で使うと、劣化しやすくなります。
ですから、夏の車内などでは充電をしない方がよいでしょう。
また、西日が差しこむ冷房のない部屋での充電もしない方がよいですね。
さらに、冬場が暖房から出てくる温風に注意しましょう。
直接風があたる場所にスマホを置くと、バッテリーが劣化しやすくなります。
ストーブの前でも同様です。
そして、春先~秋まではたとえ短時間でも車内にスマホを置きっぱなしにしないようにしてください。
車内の気温が上がってバッテリーが劣化しやすくなります。

3.スマホのバッテリー消耗を少なくする方法とは

スマホは設定によって、バッテリーの消耗を少なくすることもできます。
この項では、その方法の一例をご紹介しましょう。

3-1.液晶の明るさを抑える

スマホの液晶画面は、明るさを調節できます。この明るさを抑えると電池の消耗を防げるでしょう。
買ったときの設定のままという方は、暗めに設定しなおしてください。
それだけでもバッテリーの消耗を抑えてくれます。

3-2.位置情報をオフにする

スマホには位置情報を知らせる機能がついています。
GPSアプリなどは、この機能を使って道案内をしてくれるのです。
しかし、この位置情報を常にオンにしているとスマホは電波を発信し続けてバッテリーの消耗が早くなります。
地図アプリを使うなど、必要なとき以外は位置情報をオフにしておきましょう。

3-3.使わないアプリは完全に終了させる

iPhoneの場合は、アプリのページを閉じてもアプリは終了しません。
ただ閉じられただけで、モバイルデータ通信などは行っているのです。
ですから、いくつものアプリを作動させていると、どうしてもバッテリーの減りは早くなるでしょう。
ホームボタンを二度タップして出てきたアプリ画面を上にはじくようにタップすると、完全に終了できます。

3-4.アプリの通知機能をオフにする

アプリによっては、何か変化があると音楽などで通知してくるものもあります。
しかし、これを行うとバッテリーも消耗していくのです。
メールなど、通知が必要なもの以外は、通知機能をオフにしておきましょう。

3-5.バッテリーの寿命が来るとどうなるの?

バッテリーの寿命が来ると、充電が不十分になります。
また、フル充電をしても空っぽになるまでの時間が短くなるでしょう。
2年以上毎日使ったスマホがこのような状態になった場合は、バッテリーの寿命です。
スマホごと交換するか、バッテリーを変えましょう。
今は、正規の販売店以外でもバッテリーを交換してくれるところがたくさんあります。
しかし、このような場所を利用すると、正規のサービスが受けられなくなる場合があるのです。
気をつけてください。
なお、劣化したバッテリーを使い続けるとバッテリーが膨張してスマホを壊してしまうこともあります。
こうなる前に、バッテリーを交換してください。
iPhone以外のスマホは、携帯電話ショップへ。
iPhoneは、郵送でapple社が修理を受け付けてくれています。

4.おわりに

いかがでしたか?
今回はスマホに使われているバッテリーの寿命についてご紹介しました。
まとめると

  • スマホのバッテリーの寿命は1~2年である。
  • スマホのバッテリーは使い方しだいでは劣化しやすくなる。
  • スマホの余計な機能をオフにすることで、バッテリーの消耗を遅くすることはできる。
  • 劣化したバッテリーは早めに変えよう。

ということです。スマホでは、ネットやゲーム、コミュニケーションといろいろなことができるでしょう。
ですから、つい長時間見続けてしまいます。
しかし、使えば使うほどバッテリーは劣化していくのです。
家にパソコンがあるという方は、動画などはそちらで視聴しましょう。
スマホは便利ですが、ダラダラとした使い方は禁物です。
急にバッテリーの充電ができなくなったら、困るでしょう。
ですから、電話やメールといった「スマホでなければできないこと」以外は、時間を決めて行うかパソコンから行うようにしましょう。
これも、バッテリーの消耗を防ぐコツです。