西宮市でパソコンを処分する方法は？ お得に処分する方法や注意点も紹介
2023/09/02
2023/11/02
「西宮市でパソコンはどのように処分すればいいのか」「処分前に気をつけるべきことはあるのか？」と、パソコンの処分で頭を抱えている方は多いでしょう。
パソコンの処分はPCリサイクル法で定められているため、自治体で捨てることはできません。
また、個人情報など重要データが含まれているので、処分前にデータを完全消去する必要があります。
本記事では、西宮市でパソコンを処分する方法や注意点などを詳しく説明しましょう。
この記事を読むことで、不用品回収業者を利用する方法と注意点なども分かります。西宮市でパソコンの処分を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1．西宮市でパソコンは何ゴミになるのか？
まずは、西宮市でパソコンは何ゴミになるのか、チェックしましょう。
1-1．パソコンは自治体で回収してもらえない
前述したように、パソコンはPCリサイクル法の対象品目になっているため、自治体で回収してもらえません。PCリサイクル法とは、使用済みの家庭用パソコンから貴重な資源を回収しリサイクルする仕組みのことです。パソコンメーカーが責任を持って自社のパソコンを回収し、消費者は処理に必要な費用を支払う義務があります。パソコンには鋼・銅・レアメタルなどの貴重な資源が含まれているため、それらの資源を再利用するためにもリサイクル回収が必要です。
1-2．PCリサイクル法の対象機器
すべてのパソコンがPCリサイクル法の対象になっているわけではありません。PCリサイクル法の対象機器は、以下のとおりです。
- デスクトップパソコン本体
- ノートブックパソコン
- CRTディスプレー
- 液晶ディスプレー
- CRTディスプレー一体型パソコン
- 液晶ディスプレー一体型パソコン
なお、キーボード・マウス・テンキー・コード類など、購入時に付属されていたものは対象機器に含まれます。しかし、取扱説明書やCD-ROMなどの媒体は対象外となるので注意が必要です。
1-3．PCリサイクルマークの有無を確認する
パソコンを処分する際は、必ずPCリサイクルマークの有無を確認してください。PCリサイクルマークとは、2003年10月以降に販売された家庭向けパソコンについているマークのことです。PCリサイクル法に基づき、PCリサイクルマークがついているパソコンは無償で処分できます。一方、PCリサイクルマークがついていないパソコンは、回収再資源化料金がかかるので事前の確認が必要です。なお、回収再資源化料金はメーカーによって異なりますが、だいたい3,000〜4,000円となっています。
2．パソコンを処分する前の注意点
ここでは、パソコンを処分する前の注意点について詳しく説明します。
2-1．データを完全消去する
パソコンを処分する前に、必ずやるべきなのがデータを完全消去することです。パソコンには電話番号や住所などの個人情報、クレジットカード情報など大切なデータが記録されています。これらのデータを消去せずに処分すると、外部へ流出し悪用される恐れがあるので注意が必要です。実際に、処分したパソコンからデータが抜き取られ、悪用されたというトラブルが起きています。一度流出したデータはどうにもならないので、データが流出しないようにしっかりと消去することが大切です。
2-2．論理的消去法と物理的破壊
パソコンのデータを消去する方法として、論理的消去法と物理的破壊の2種類があります。それぞれの消去方法について詳しく説明しましょう。
2-2-1．論理的消去法
消去専用ソフトを使用して、パソコンのデータを完全消去する方法です。消去専用ソフトをパソコンにダウンロードするだけでデータが消えるので、比較的簡単に消去できます。ただし、完全に壊れていて動かないパソコンには使えない方法です。なお、消去専用ソフトは、家電量販店やパソコン販売店などで購入できます。
2-2-2．物理的破壊
壊れたパソコンは論理的消去法が使えないので、データが記録されているHDDなどを物理的に破壊することになります。カッターやカナヅチなどで記録媒体装置を破壊することになるため、破片でケガをしないように注意しましょう。また、HDDを破壊しても情報が読み取れる可能性もあるので、自分で読み取れない状態か確認できないという点がデメリットです。
2-3．データを移行しておく
パソコンを処分する前に、データを別の場所へ移行しておくことも大切なポイントです。一度、データを完全消去すると元には戻せなくなるので注意しましょう。なお、データを移行する方法としては、パソコンメーカーの純正移行ツールを使用するか、HDDやSSDなど外付け記憶デバイスを活用する方法の2つがあります。
3．パソコンを処分する方法は？
ここでは、パソコンを処分する方法について詳しく説明します。
3-1．パソコンメーカーに回収を依頼する
一般的に、パソコンを処分する際は、パソコンメーカーへ回収依頼をすることになります。前述したように、PCリサイクル法によってパソコンメーカーは自社製品の回収が義務付けられているからです。まずは、処分したいパソコンのメーカーを確認し、お客様センターまたはサポートセンターへ問い合わせてください。メーカーの中には、ホームページから回収の申し込み受付を行っているところがあります。なお、パソコンメーカーへ回収してもらう際の流れは、以下のとおりです。
- PCリサイクルマークの有無を確認する
- 対象機器のメーカーへ回収の申し込みをする
- PCリサイクルマークがついていない場合は、回収再資源化料金を支払う
- メーカーからエコゆうパック伝票を受け取る
- 自分でパソコンをこん包し、エコゆうパック伝票を貼り付ける
- 郵便局に戸口集荷を依頼するか、最寄りの郵便局に持ち込む
なお、メーカーの窓口はこちら（一般社団法人パソコン3R推進協会）から確認できます。
3-2．宅配回収サービスを利用する
西宮市では、認定事業者による宅配回収サービスを行っています。小型家電リサイクル法の認定事業者である「リネットジャパン」と協定を結んでいるので、安心して利用できるでしょう。パソコン本体が含まれている場合は回収費用は無料ですが、使用済み小型家電だけの場合は回収費用が1箱あたり1,500円（税抜）かかります。宅配回収サービスを利用する流れは、下記を参考にしてください。
- リネットジャパンへインターネットで申し込む
- 自分で段ボールに回収物を詰める
- 宅配業者に回収を依頼する
なお、段ボールのサイズは3辺合計140cm以内、重量20kg以下という決まりがあります。詳細は、リネットジャパンのホームページをご覧ください。
3-3．家電量販店に回収してもらう
新しいパソコンへの買い換えを検討している方は、購入先の家電量販店に回収してもらうのも方法の1つです。家電リサイクル法に基づき、パソコンを販売している小売店は対象機器の回収が義務付けられています。買い換えの予定がない方でも、近くの家電量販店に回収してもらえる可能性があるので、事前に電話で確認しておくといいでしょう。
4．不用品回収業者を利用する際のポイント
ここでは、不用品回収業者を利用する際のポイントについて詳しく説明します。
4-1．自治体で処分できないものも回収してもらえる
不用品回収業者に依頼するメリットは、自治体で処分できないものも回収してもらえるという点です。不用品回収業者の多くが、さまざまな種類の品を回収しています。自治体で回収してもらえないパソコンや家電リサイクル法の対象品目など、自治体での処分が困難なものがまとめて処分可能です。パソコン以外にも処分したいものがあれば、まとめて回収してもらいましょう。
4-2．見積書をしっかりと確認する
不用品回収業者を利用する場合は、見積書の内容や料金体系をしっかりと確認してください。回収してもらいたい不用品の量が多くなるほど、回収費用が高額になります。また、1点あたりの回収費用以外にも、搬出・運搬費用や基本料金など諸費用が追加されることになるため、見積書の内容を細部まで確認しましょう。見積書で分からないことや不明点があれば、不用品回収業者に確認することが大切です。
4-3．不用品回収業者選びのポイント
不用品回収業者の中には、不正を働く悪徳業者が存在しているので注意が必要です。悪徳業者とのトラブルを避けるためにも、慎重に不用品回収業者を選びましょう。なお、不用品回収業者の選び方で押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- 不用品回収の実績があるか
- 回収方法が選択できるか
- サービス内容が充実しているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- 無料見積もりや無料相談を受け付けているか
- 口コミや評判がいいか
上記のポイントを踏まえた上で、複数の不用品回収業者を比較してみてください。複数の不用品回収業者を比較することで、悪徳業者と優良業者が見極めやすくなります。
4-4．無料回収ならパソコン処分本舗へ
できるだけ回収費用を抑えたい方は、無料回収のパソコン処分本舗へご依頼ください。パソコン処分本舗ではパソコンだけでなく、液晶モニターや周辺機器、スマートフォン、タブレットなども回収しています。回収したものはリユース品として再活用したり、リユースできないパソコンも修理用パーツとしてリサイクルしたりしているので無料回収が可能です。回収方法も宅配回収・持込回収・出張回収を用意しているため、パソコンの処分でお悩みの方はぜひご依頼ください。
5．パソコンの処分に関してよくある質問
パソコンの処分に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q．自作パソコンを処分する方法は？
A．自作パソコンは、各メーカーで回収不可となります。そのため、自作パソコンを処分する場合は、パーツごとに分解して燃えないゴミまたは粗大ゴミとして捨てることになるでしょう。パソコンの販売店によっては、パーツを買い取っているところもあります。また、不用品回収業者に依頼するのも方法の1つです。
Q．事業系パソコンを処分する際の注意点は？
A．会社や工場などで使用した事業系パソコンは、産業廃棄物扱いになります。産業廃棄物に分類されるものは、自治体で回収を行っていません。一般的に、産業廃棄物収集運搬許可を取得している不用品回収業者へ依頼することになるでしょう。なお、一般社団法人パソコン3R推進協会でも、事業系パソコンの回収を受け付けています。
Q．自分でデータを消去できないときはどうすべきか？
A．自分でデータを消去するのが不安な方は、データ消去サービスを行っている不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品回収業者が行っているデータ消去サービスでは、専用の機器を用いてパソコン内のデータを消去しています。自分で行うよりもデータが完全消去できるので、安心してパソコンを捨てることができるでしょう。
Q．買取対象になるパソコンの特徴は？
A．正常に稼働できる状態のパソコンは、買取対象になるケースがほとんどです。ただし、パソコンの寿命は約5～7年となっているため、使い始めてから5年以上が経過しているパソコンは正常に稼働していても買取不可になる可能性があります。逆に、発売されたばかりのパソコンや人気メーカーの製品は、高価買取が期待できるでしょう。
Q．下取りサービスは利用できるのか？
A．正常に稼働できる状態なのはもちろん、発売年から5年以内のパソコンは下取り対象になる可能性があります。家電量販店の下取りサービスが利用できれば、処分費用をかけずにパソコンが処分できるでしょう。また、新しいパソコンも安く購入できます。
まとめ
いかがでしたか？ パソコンはPCリサイクル法の対象機器ですので、西宮市で回収してもらうことはできません。一般的に、パソコンメーカーへ回収を依頼することになります。また、西宮市では認定事業者のリネットジャパンと連携した宅配便回収サービスも利用可能です。そのほか、不用品回収業者に依頼する方法もあります。パソコン処分本舗では無料回収を行っているので、できるだけ費用をかけたくない方はぜひご利用ください。
